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プラモデルを人生のターニングポイントに

皆でプラモデル作ろう!(#みんプラ)ってお節介な事を始めてみました。

noteやSNSを見てると【プラモデルに初挑戦・お子さんと一緒に作ってみた】等の楽しい記事をよく見かけます。老婆心ながら「頑張れ~大丈夫だよ~」っと、ちょっとだけ口を出したくなる様子をよく見かけます。せっかく楽しくプラモデルを作っているのに、コメント等でアドバイスや指摘をするのは野暮だと思う今日この頃。ならば記事を書いておけば、誰かの役に立てるかもと思い付きで始めてみた企画です。最初の1回目の記事で企画倒れになるかもしれませんが、気持ちが続く限り頑張りたいと思います。


1.プラモデルってどんなもの?

簡単に説明すると、バラバラの部品を組み立てて完成させるキット(商品)って事です。そしてプラスチック素材が使われています。もっと詳しい事が知りたい場合はWikipediaをご覧ください。とても詳しく説明されています。

もう一つ、とても重要な事があります。
スナップフィット方式が採用されているキットかどうかの点です。スナップフィットキットは最近のガンダムプラモデルに多くみられる接着剤・塗装も不要なキットを指します。(※発売年数が古いガンプラは、残念ながら接着剤や塗装が必要なキットがほとんどです)
バンダイのプラモデルだと箱に工具不要マークが表示されているプラモデルもあります。初めて作る人にはベストなキットだと思います。

スナップキットではない場合、組立に接着剤を必要とし塗装は自分で行います。スケールプラモデル(自動車や飛行機など実物がある)に多くみられます。ですが、最近では【アオシマ 楽プラ 自動車シリーズ】などスケールキットもスナップフィット方式が採用され、初めての自動車プラモデルには最適なキットも販売され始めました。

始めてプラモデルを作る場合は、最近発売されたバンダイのスナップキットをお勧めします。そして、一番作ってみたいと思うキットである事が重要です。ぜひ、あなたの一番最初のプラモデルを選んでみて下さい。


2.プラモデルの中身はどんな感じ?

バンダイのガンプラ(=ガンダムのプラモデル)を例にしたいと思います。このプラモデルを例にしながら、まずは完成を目指したいと思います。

バンダイ SDEXスタンダード001 RX-78-2 ガンダム
定価660円:2016年7月23日発売:対象年齢:8才以上

【バンダイ ホビーサイト】より
パッケージアート、かっこいい
箱の表紙絵を切り抜いて飾るのも素敵です
中身はこんな感じです
※接着剤は入っていません(写真を撮る都合で写り込んでいます)
パーツを手でもぎ取れる【タッチゲート】が採用されています

4枚のランナー、シール1枚、組立説明書が入っています。説明書にはパーツリストが記載されていますので不足が無いか確認してくだい。もし不足していた場合はお客様センターの案内が書かれていますのでご相談ください。

3.組立開始!

まずは組立説明書の①から始めます。もちろん順番を守らなくても大丈夫ですが、まずは説明書通り進めましょう。

各ランナーにはアルファベットが表示されています。白色ランナーがAパーツ。赤色ランナーがBパーツ。青色ランナーがCパーツです。
説明書で【A1】と書かれた場合、白色ランナー【A】の中から①のパーツを探してください。

薄い黄色の枠がランナーと呼ばれる不要部分です
溶けたプラを流すために必要な通路ですが完成には不要な部分です
説明書の一番最初の工程、【パーツ番号 B2】を探します

ガンダムの目パーツが一番最初のパーツです。ランナー【B】の中にパーツの脇に【2】と表示されたパーツを探し出します。

バンダイのタッチゲートは工具不要で切り離せます
パーツの必要な部分を間違えて、切ってしまう事もないので安心です

外したいパーツを持って、ちょっと力を入れればランナーから取り取れます。ニッパーが不要なのでとても良いです。

シールにも番号が書いてあります

切り取った【B2】にシールを貼るように指示されています。中央の出っ張り部分を位置決めにして貼ると、左右バランス良く貼れると思います。

後頭部【A2】を探します
シールを貼る指示もあるので忘れずに
【B2】を【A2】と【A3】で挟み込みます

頭が出来上がったら、説明書右に進みアンテナ【A14】を切り取ります。
赤いシールを貼ります。複雑な形をしていますが切込みがあるので、そのまま貼れます。

あっという間に、頭が完成!

同じ要領で、説明書2を作り始めます。【C2】にシールを貼る指示がありますので忘れずに。

先にシールを貼りました

パーツを切り出してしまうとパーツが持ちにくい気がしたので、ランナーに着いた状態でシールを先に貼りました。初めての方は説明書に従うのが一番良いと思いますが、自分なりの工夫はプラモデル作りの楽しみ方の一つだと思います。いろいろ考えて、やってみて、反省する事を学べるのもプラモデルの醍醐味だと思います。

小学生の時のお話ですが、プラモデルの箱に接着剤を一緒に入れて管理していました。毎週末、楽しみでしたが事件が起きます。接着剤の瓶の蓋が、きっちり閉まっていなかった為に箱の中でこぼれていました。そして、プラモデルの半分が溶けてしまい悲惨な状態になっていました。一番古いプラモデルの記憶です。そもそも、ちゃんと蓋を閉めなかった事と、無理に箱に入れていた事が悪かった事、自分の愚かさ加減に悲しくなりました。必要な物を全て箱に入れて管理する事までは良かったのですが、接着剤の瓶を無理に箱に入れなければと後悔しかありません。使った後の後始末と縦の物は横にしない事を学びました。(もし蓋が空いていても、こぼれなかったかも)
結果、今でも心配性の性分で外出時の戸締りは自分でも過剰だと思う程、確認しないと気が済みません。ですが、この性格で良かった点も多く社会人になってからは、長所の一つでした。それくらい悲しい事件でもあり、人生のターニングポイントでした。

自分の記憶より
【PC C】パーツの向きが大事です
正しい向きを確認しましょう
これは、向きが誤っている写真
あとで修正可能でが、ひとつひとつ確認し進めたいです
正しい向きでセットできました
間違えると腕の動く範囲が悪くなります
この状態で【C1】と【C2】を合体させます
パチンっと完全にハメてしまわず、力を入れず仮に合わせてみます
もう一度、説明書を見て、他に一緒に入れるパーツを忘れていないか再確認!
シールを貼って、胴体が完成

ここまで、どうでしょうか?
ニッパーやヤスリなど工具は一切使わずに、ここまで完成出来てしまいます。先に全部パーツを切り出したりしないで、ひとつひとつ、説明書の順番に従い作ってみて下さい。気が付いたら完成してると思います!

4.完成

説明書の通りに作っています。工具は使用していません。塗装もしていません。プラモデルと自分の手だけで完成です!

シールの糊が強いので位置を決めるのが、ちょっとだけ大変でした
貼り直しができますが、千切れない様に気を付けたいです
今日の完成はここまで
見上げるアングルで
写真を撮るのも楽しいでチャレンジしてみてください

5.まとめ

思ったより簡単そうでしたか?
もし、わかりにくそうな点がありましたら、遠慮なくコメントに書き込んでください。可能な限り回答したいと思います。

自分も普段つくらないプラモデルに挑戦でき面白かったです。普段は工具を使い接着剤と塗料を使うプラモデルなので、タッチゲートにはとても驚きました。切り取り跡がほぼ気にならないレベルで、今までの苦労は何なのよって気持ちです。

最初はプラモデルに興味を持って頂ける紹介記事を書く企画でしたが、自分がプラモデル40年の進化を体験しちゃいました。工業技術やデザインの変化に加えて、つくる楽しみ方の変化をすごく感じました。

楽しそう・作ってみたいと思って頂けると幸いです。
次回は、ガンダムの完成品をバージョンパップさせたいと思います。

※note開始から61日目-P0015



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