16Sep2019 Sumicaプロジェクト第1弾 「Rewards」 リリース 月曜日
本日、Sumica Rewardsというクラウドセンシング(Crowd Sensing)アプリをiOS/Android版同時リリースした。
Sumicaプロジェクトは2019年の初頭に「身近な生活をITで変えてみよう」という掛け声のもと発足したプロジェクト。Sumicaの名称は日本語の住処にちなんでいる。
私は今までIaaSとか仮想通貨とかおおよそ普通の人の実生活とはかけ離れたとばかりやってきたが、Sumicaでは一般の方に喜んでもらえるようなサービスを展開していく。
今回リリースしたのはSumicaプロジェクトのデータ収集を担うクラウドセンシングアプリ「Sumica Rewards」。現在は、ベトナムの中核都市ダナン市の賃貸物件を人海戦術で集めるためのアプリとなっている。
Sumicaプロジェクト第一弾として「賃貸不動産」を扱う。私の住んでいるベトナムではオンラインで検索できる賃貸物件は一部。多くの物件が、建物の前に”For Rent”の看板を掲げることでテナントを募集している。アパートを探すときには気にいる物件が見つかるまで街を彷徨って看板を見つけなくてはならない。もちろんお金を払ってブローカーに頼むこともできる。
Sumica Rewardsでは、街中に散らばるこの看板に賞金を掛けて情報を収拾。収拾したデータを次にリリースする別アプリ”Sumica (Living)”で提供する。オーナーもテナントも無料で利用することができる。成約時ににのみオーナーから手数料をもらう成果報酬型広告。多分これもベトナム初ではないかと。
Sumica(Living)の詳細は以下のページにちょっとだけ書いてある。
ここに書いてない仕込みもあるがそれらは今後の日記のネタとして取っておく。
ご覧の通り、もうすでにものすごい勢いで物件が集まっている。
これらは現在使われていない、すなわちオーナーにとって収益を生み出していない物件である。これだけ見ても現状の不動産流通が全く上手く回ってないことがわかる。この空き物件データ群からうまくテナントをマッチングさせることがSumicaの最初のミッションとなる。とはいえ、全く誰もやったことない新規事業なのでうまくいくかわからない。乞うご期待。