震えるぞハート!燃え尽きるほどヒート!
今日は仕事終わりに【ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド】のミュージカルを妻と二人で観てきた。
子供もジョジョの奇妙な冒険は大好きなので、できれば3人で行きたいところだったが、子供は既に大学で地元を離れてるし、平日のチケットしか取れなかったので、やむなく夫婦で。
18時開演だったのだけど、仕事でどうしても抜けられず、10分くらい遅刻して入場した。妻は先に入ってもらい、僕だけ後から。いやー、目の前を通った人、申し訳なかったです。
ネタバレはしないのですが、結論から言うと大満足。めっさ面白かった。先日、劇団四季の【オペラ座の怪人】を観に行った時は、一瞬寝てしまったタイミングがあったのだけど、こっちはその隙も全くなく。ずっと舞台を観ていられた。
あ、劇団四季の【オペラ座の怪人】もとっても面白いミュージカルですよ。僕がたまたま仕事で疲れてて、寝不足だったのと相まって、盛り上がらないタイミングで落ちてしまっただけで。【オペラ座の怪人】もオススメです。
本当にジョジョが好きな人が作ってるんだな、ということが感じられる、原作に対するリスペクト溢れる作品だった。原作に忠実になるところは忠実に、ファンなら誰もが「再現してほしい」と思うところはしっかりと再現し、その上でミュージカルならではの演出も入れる。素晴らしい出来。
ファントムブラッド全体を3時間にまとめるので、どうしても端折る部分が出てくる。その端折り方もみんなが納得するような端折り方だった。全体の流れを損なわず、重要なポイントはしっかりと再現し、独自の部分も盛り込み、と、まさに職人芸。原作が好きじゃないと出来ないと感じた。
そしてキャストが良かった。ジョナサン・ジョースターはダブルキャストなのだけど、僕が見たのは松下優也の回。実に良かった。若い頃の声の感じがとてもジョナサンぽかった。大人になってからは声のトーンが変わっていたのも素晴らしかった。
ディオ・ブランドー役の宮野真守もとても素晴らしかった。ディオをあそこまでディオとして演じているのが素晴らしい。ちょっと気になるところがないわけではなかったのだけど、総じて本当にディオだった。
個人的に今回のキャストで一番ツボだったのは、ワン・チェン。原作でもそれなりに重要な役割を持った脇役だけど、今回のは存在感がすごかった。そしてそれ以上にカッコよかった。信じられる?ワン・チェンがカッコいいんだぜ?何を言っているのかわからねーと思うがry。
加えて、出演者の声量がすごい。歌も上手いし、圧倒される。やっぱり舞台俳優、ミュージカル俳優ってすごいなぁ、と改めて感じた。僕もあんなふうに歌ってみたいわ。どこかの劇団に今から入ろうかな。
とにかく、だ。ジョジョ好きにはたまらないミュージカルに仕上がっているので、ジョジョファンはぜひ観ることをオススメする。まだもう少しチケットが余っているようなので、ぜひ。
グッズは色々と出てたんだけど、僕が買ったのはカフェスリーブキーホルダー。これはデザイン含めて気に入った。休憩中に買って、早速コーヒーカップにつけて使った。
荒木飛呂彦描き下ろしのイラストも飾ってあった。
このラスクも欲しかったんだけどねー。売り切れてた。残念。
うーん、また観に行きたい。再演とかしてくれないかな。