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書泉グランデ「プリンセス・コミックス フェア」

神保町の書泉グランデで開催されていた「プリンセス・コミックス フェア」に行ってきました!

白泉社と集英社で育ってきた自分にとって秋田書店はレジェンド感(?)がとてもつよい。
だけど実はその全容を自分はまったく知らなくて、せいぜい萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」が秋田書店から出てて入手しづらいなーくらいの印象だったりしました。
今回Wikiをみてそもそも「少年チャンピオン」が秋田書店だったことを知らなかったし、「グラップラー刃牙」も「エコエコアザラク」も秋田書店だったとは知りませんでした。。やっぱりすごい!

「月刊プリンセス」も読んだことないんですけど、やっぱり「王家の紋章」のインパクトにはかないません。
↑写真は撮影OKだった「王家の紋章」リカちゃんです。かわいい。

「エロイカ」も「イブの息子たち」も全巻揃ってて感動した。クリアファイルがあったら買ってたかも。。


何よりこのフェアで驚いたのが菅野文先生は「プリンセス」で連載していたのか…!ということでした。ずっと「花とゆめ」で描いてるイメージだったので。。
「薔薇王の葬列」はなんとなくタイトルだけ知ってたんですけど「プリンセス」だったのかーー知らなかったーーしかも今年完結したんだ。

菅野文先生の作品リストも見返したんですけど「ソウルレスキュー」とか分かる…本誌で読んでた…「ココロに花を!」もわかる…。「オトメン」の頃にはもう雑誌読まなくなってたので読んでないですが菅野文先生は「オトメン」で大ヒットしたのでした。


菅野文先生は最初から絵が綺麗だったし、モノクロの本編も線画に沿ってこまめにトーンを貼る作家さんで、まるでpcで描いたような陰影をトーンでわざわざ付けてる感じの作画でした。たぶん器用で原稿がめちゃくちゃ綺麗なんだと思います。
その後カラーとか扉絵はさすがにpcで描いてると思うんですが、本編も線画以外の部分はpc作業に移行しているのでしょうか?読んでないのでわからないですけど、「薔薇王の葬列」の絵は微細に描き込まれパワーアップしていて、相変わらず綺麗でした。
自分は青年誌っぽい絵柄があんまり好きじゃないので、こういう描き込まれてるんだけど基本が少女漫画的な絵柄なものってやっぱりいいなと思います。人気作家になったんだなあ…と思いました。
「薔薇王の葬列」がどんな話か全然知らなかったんですけどリチャード3世が両性具有という設定らしく、少女漫画ってすごいな、、と思いました。


会場にファンがメッセージを書き込んだ付箋も展示されているんですが、メンフィスとキャロル(「王家の紋章」)ずっと好き!!、リチャード(「薔薇王の葬列」)が大好き!みたいな熱いメッセージを読ませてもらってファンとは素晴らしいものだ、と思いました。

あとすごかったのがグッズ。
キーホルダーとか、こんなグッズあったんだ〜と驚きましたが書泉グランデオリジナルのグッズだそうです!すごい!


気が付けば明日でフェアが終わりでした。
グッズ、通販でも買えるようです~
https://www.shosen.co.jp/fair/184533/


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