「ロマンスの薬」楳図かずお
6月に少女まんが館へ行って読んだ漫画の感想です。タイトルとか見出しとか、どうしようかまだ迷っています。あとで編集しよう。。
🌼「ロマンスの薬」楳図かずお
1962年の「なかよし」に掲載されたという少女漫画!
「おろち」と「漂流教室」しか読んだことなかったのですが、そういえば「赤んぼ少女」など楳図かずお作の少女漫画もあるではないか!
今回はたまたま萩尾望都作品集のとなりにあったので発見することのできた「ロマンスの薬」を読みました。
表紙にギャグと書いてあり、恐怖漫画ではありませんでした。
いきなりコマ割りになじめず…(ノ∀`)タハ
構図もキャラも優美な「オルフェウスの窓」3巻の直後に読んだせいかも。。(なぜその順番で読んだのか)
「オルフェウスの窓」でめちゃくちゃ健気な女の子たちに涙したあとだったので「ロマンスの薬」はまじで暴言暴挙の嵐でした。楳図かずお漫画のキャラってすんごいはっきりものを言うよね。
どこからがギャグ(表現)なのかよくわからなかったのですが、たしかに主人公の女の子が「ボーイフレンドを作る方法を調べよう!」といって蔵へ向かうのとか(ほんとに土蔵みたいな蔵)、祖母が登場したらいきなり「ばばあ」って呼んだりとか…
が、ギャグなのかもしれません。
しかもばばあ呼ばわりされるお祖母ちゃんがけっこう物語の重要キャラで、惚れ薬の使用経験者なんですよね。
いろいろ割愛するんですが、偉いなと思うのは主人公の女の子が惚れ薬を使う前に、そもそも本物なのか?副作用はないのか?などを検証してから使う点。昔の子供は偉い……
あと主人公のライバルがフェアな良いやつでした。
主人公のほうが性格悪くて、途中でライバルが主人公の悪い点を箇条書きで挙げ連ねるのですが、身も蓋もない表現でした。。(良かったです)
しかし行き過ぎた行為に走る主人公にお祖母ちゃんがぴしっとお説教します。
「恥ずかしいことをしてはいけない」と。
なるほど…!!!肝に銘じます。
そして主人公が作戦に使うために書いたラブレターの文言がけっこう良かったような気がします。しかしどんな内容か忘れました……
最後に主人公のライバルが言い放ったお気に入りのセリフを引用します↓
あ~漂流教室読みたいな〜
以上です。
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