ビジネス実務法務検定2級
2024年11月8日
ビジネス実務法務検定2級をCBTにて受験してきました。
90分の時間制限の中20分残して終了。
合格ライン70点のところ76点という微妙な感じでクリアしました。
去年の合格率は3割程度だったとのことです。
私なりの解き方
試験では90分で40問を解きます。CBTもしくはIBTなのでパソコン上です。
4肢の中から正しいものor誤っているものを1つだけ選ぶ、2つ選ぶ、4肢の〇×の組み合わせを6択or8択の中から選ぶ、など、様々な解答の仕方があります。正直言って6択とか8択は辛いです。4肢の中でも「ん?」と思うものが1つくらい紛れていて、4肢とも確実に正解が導き出せないと8択からも選びきれません。
画面上で「一覧」というボタンを押すと40問全部がずらっと40行に並び、問題文の最初の方が表示され、解答が済んだものには「解答済み」というマークがつきます。
そこから解けそうなもの、得意そうなものから選んで解いていきました。パッと見て苦手意識のある「抵当権」「債権」などと書かれている問題は後回しにして、明らかに簡単と思えるものから片づけていきました。
家で模擬問題を何回かやった感じ、90分で40問解くのは余裕。だいたい60分くらいで1周できることは把握していたので、本番では苦手な問題を後回しにしてじっくり読んで考えることができるだけの時間はたっぷり残りました。
それでも76点という微妙な得点でしたけど。私の得点は以下の通り。
問題も解答も持ち帰ることはできないので、何が出題されたのか、どこを間違えたのか振り返ることは全くできません。
使った教材
最初は公式のテキストと問題集を購入しました。
テキストはモノクロの退屈な感じの仕上がりです。
まずこれを一読しようと思ったのですが、あまりにも読むのが苦痛だったのと時間がなかったので最初の数ページを読んで断念。
簿記3級の時に使い慣れたスタディングの講座を受講しました。
1回15分~20分程度の講義を視聴し、その後すぐに練習問題を5問解けるような構成になっています。
webテキストをiPadにダウンロードして、パソコン・スマホ・iPadなどで講義動画を視聴しました。
受験まで5週間ほどしか時間がなかったので、とにかくスタディングの教材を先に一通り進めました。
講座を終えた後、公式問題集を解きました。1問解いては解答解説を読み、公式テキストの該当箇所を読みました。
またこの問題集を買うと無料でデジタル版をダウンロードできるので、スマホやiPadで通勤時間にサクサクと解くことができて良かったです。
机に向かうときは紙の問題集とテキストを使いました。
スタディングには「AI問題演習」というものがあって、忘れそうになったころに出題してくれる機能があります。間違えやすい所を繰り返し出題してくれたりするので助かりました。
試験前の最後の数日は色々と忙しかったのですが、とにかく時間を作って問題を解きまくっていました。正解か不正解かを確認するだけではなく、あやふやなところは必ず解説をきっちり読んで頭に入れるように心がけました。社会保険労務士やFPの勉強ででてきた内容は本当にごく一部ですが、既にしっかり知識として身についている分野の勉強はさらっと問題を解くだけでスルーすることができるし、試験本番でも先にサクッと解いておくことができました。
かかった時間
勉強するときはいつもスマホのアプリ「Studyplus」を起動し、勉強時間を計測して記録をつけています。
今回の勉強時間は約49時間。
ビジ法2級の勉強時間の目安は60~90時間とも言われており、私はちょっと不足していましたが、結果合格したのでOKです。
こんな勉強の仕方だったので、しっかり内容が身についたかと言われると自信がありませんが、こんな法律があるんだ、こんなルールがあるんだ、ということを知ることができればそれでヨシとしています。何かあった時に「そういえばこんなルールがあったような気がする」と思い出せれば、そこから情報を探しに行くことができるので。FPの時も衛生管理者の勉強の時もそんな感じでした。さすがに社会保険労務士の試験勉強はこんな風にはいきませんでしたが。
スタディングは現在キャンペーン価格で受講申し込みができるそうです。
次回の試験申し込みは来年の5月、試験日は6月~7月です。興味のある方は是非。