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手紡ぎ毛糸*ダンディ

糸紡ぎ機の練習、2つ目の糸作りを始めました。
持っている羊毛フェルト用ウールは、先日の1作目で赤やピンクなどの明るめの色をほぼ使ってしまったので、ダークな色合いしか残っていません。
ナチュラルなグレーと茶、染色メリノと思われる紫、紺、緑、といった感じですので、渋めなダンディカラーな糸を作ってみようと思います。

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紫、紺、緑で単糸を一つ、ナチュラルグレーと茶で単糸を一つ、それを合わせ双糸で完成とします。
袋に素材記載がない状態で購入しているのですが、カラーの糸はスーッとした伸びなので多分メリノだと思います。
ナチュラルのものはちょっと不明です。

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ブレンディングボードの幅を3等分で、カラー3色を並べてローワッグを作ります。
糸にした時に順番に出ればいいなというお試しです。

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ナチュラルグレーはゴミも混じってたので、梳きながらカーダーでローワッグにしました。
とってもフワッとして今までで一番紡ぎやすそうなものになりました。

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この作業にも少し慣れてきたようで、かなり早くなった気がします。
ハンドカーダーを使うのも、どの位で巻いていいという判断がわからず、もっと長く一つずつを梳いていたかもしれません。
何を覚えていくのも同じですが、加減の見極めを判断出来るようになることが大事ですよね。
独学の場合はそれを理解出来るようになるのも一苦労なのですが、またその苦労も楽しいところです。

まずはカラーのものから単糸に。
んー。
あらら、何だか上手くいかない!

どうしても毛を引き出す際に、左手の中で羊毛がごちゃつきます。
ローワッグなんで筒状の巻になってるんですが、その中身だけ出てきてしまって外側の部分が残ってしまう感じです。
本来なら均等に出てくるはずなので、左手の持ち方か引っ張り方、もしくは右手の送り方が違うのかもしれません。
今までもあったことなのですが、巻きの状態のせいなのか今回が最大級にごちゃつきます。
5本あったカラーのローワッグのうち3本ほどその状態で、ごちゃっとした紡ぎに。
うーん、どうしてかな。
何とかこの中身だけ出るのを改善したいです。

明らかに手元の動作が間違っているからなので、改めて紡ぎ方を説明、手元を長く映しているような動画をあれこれ見てみました。
独学って言っても、ネットがあるので何とか頑張って試せています。
先生が世界中にいてくれるって、本当に有難い世の中です。
5〜6本手元の説明動画を見て気が付いたのは、右手の送りでした。

右手は糸を引き出すだけじゃなく、撚りの調節をしながら糸を送っているんですが、私のはそのタイミングが悪いと気がつきました。
撚りが掛かっていると糸が締まり強固になるので、引っ張っても伸びなくなります。
なので、右手の指で糸を押さえ、撚りを止めているうちに引くと引けるんです。
このタイミングがどうも間違っていたようです。

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それから残りの紡ぎをやり直してみたところ、格段にごちゃつきは減りローワッグも均等に引き出せるようになってきました。
左手のことだから、左!左!!と思ってましたが、右がスムーズになることで全体が上手く整ったようです。

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カラーの単糸を終えて、ナチュラルの方も紡ぎました。
こちらはローワッグにした時から紡ぎやすそうでしたが、手の動きが以前よりスムーズになったので、多分今までで一番糸らしい紡ぎが出来たと思います。
今回もなんちゃってレジーケイトで双糸にしていきます。

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しましまダンディ!
渋可愛いじゃないですか。
早速カセに巻いて、お湯に浸かっていただきましょう。

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乾燥もさせて完成です。
なかなかカッコいいストライプが出来て嬉しいな。
中細を意識して紡いでます。
まだまだ不十分ですが、それでも明らかに前作よりも極端な細い太いは格段に減りました。
双糸の際の撚りの角度ももう少し揃えたいところ。
喜び所もある反面、課題は山積みですね。

測ったら32gでした。
少ないけど、ちょっとステップアップできたかしら?
気のせいだと困るので、手が覚えているうちに次のを早く用意したいと思います。
次は染めからの用意。
楽しみです♪

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