君の肋骨から生まれたかった
自分より他者を優先しても返ってくるものは無いと知った
自分が幸せであることを優先していいことも
一人は寂しい
愛してるよと言ってもらいたい
でもそのために頑張ることは変なのかも
私は愛の量が多い方だと思う
一緒にお話ししたくてカップに注いで
でも中身だけ飲んで立ち去ってしまう人に会いすぎた
私がもし誰かの肋骨から生まれていたら
その人は私に絶えず愛をくれる人
その人は私のおすすめの果実を食べてくれる人
それで私と一緒にワクワクしながら外の世界に飛び出して、いつまでも仲良く暮らしてくれる人
身内にちょっと困った事があったとしても、お互い協力して最後はハッピーエンドを目指せる人
でもこれは私の創作したお話で、どんなにお願いしても私が肋骨から生まれる事は出来なくて
私にも、私だけの運命が欲しかった
きっとこれからも期待してしまうと思う
いつも恋も愛も与え過ぎて壊してしまうから
私と同じくらいに言葉も態度もくれる人を好きになりたい
毒になるほど多い愛情を耐えられる人を見極めたい
私は肋骨から生まれてないってわかってるから
ちゃんと一緒にお話してくれる人にだけ愛を注ごう