2022年度前期 教養科目シラバス一覧(社会科目編 Part2)
この記事は岩手大学の教養科目のシラバスを“学生目線で必要な情報だけ“まとめた記事になってます!また、このシリーズは社会科目編、文化科目編、地域環境科目編に別れています。今回は、そのうちの社会科目編Part2です!
現代社会と経済(横山 英信)
開講日:月曜1限
対象者:人社1年、農2年
評価基準:レスポンスカード 30%|期末試験 70%
本講義では、現代社会と経済の関わりを考察する1つの材料として、われわれにとって身近な物資である「食料」を取り上げる。市場経済では「食料」も商品の1つとして扱われるが、このことが、現代社会における食料の需給や安全性さらには環境に関わる問題を究極的に規定している。本講義では、食料に関する問題を通して、現代経済の一側面を明らかにする。
現代社会と経済(渡部 あさみ)
開講日:火曜2限
対象者:人社1年、教育1年、理工2年
評価基準:提出物 50%|研究報告・期末レポート 50%
この授業は、経営学の基礎的な理論を用いて、地域社会で起きていることを理解することを理解することを目的とする。
本授業は、①課外授業への準備(先行研究・調査分析、訪問依頼書の作成など)、②聞き取り調査、③研究調査のまとめ、の三部構成となっており、これらを通じて、先行文献・調査とのかかわり方を体得する。
経済のしくみ(斎藤 彰一)
開講日:月曜2限
対象者:人社2年、理工1年、農2年
評価基準:平常点 30%|期末テスト 70%
本講義では、現代の日本経済および世界経済を考察するための1つの材料として、「労働」と「剰余価値」という二つの概念を取り上げる。通常の市場経済では一般的な商品のみを取り上げるが、資本主義経済の場合、労働力が商品化するということが特徴的である。本講義ではこの労働力の商品化という概念を軸として、資本主義経済の本質および経済成長のあり方を明らかにしてゆく。
経済のしくみ(朴 香丹)
開講日:火曜2限
対象者:人社1年、教育1年、理工2年
評価基準:レスポンスカード 60%|期末テスト 40%
現代社会では、人間が生きていくために様々な財やサービスが必要とされている。これらの財やサービスが生産され、交換され、流通し、消費されている状態が経済の状態である。このような経済の中では、個人(消費者)や企業などの民間部門と、政府などの公的部門が様々な役割を担い、経済活動を行っています。本講義では、経済の一般的な構造と基本的な機能について説明する。
対人関係の心理学(田村 達)
開講日:月曜2限
対象者:理工1年、人社2年
評価基準:レスポンスカード 20%|期末テスト 80%
本授業では、以下の3点を主な到達目標として設定している。
① 対人関係に関する心理学的知見を理解することができる
② ①の知見に基づいて、周囲の対人関係を分析・説明することができる
③ ②に基づいて、良好な対人関係を形成・維持するための手立てを考えることができる
対人関係の心理学(鈴木 護)
開講日:火曜2限
対象者:教育1年、理工1年
評価基準:平常点 20%|課題 30%|期末テスト(持ち込み可) 50%
この授業では、日常の中で生じている現象の背後にある人と人、人と社会との相互の影響関係を見直す視点を養うことを目標とする。具体的には以下の2点が主な到達目標となる。
(1)日常の出来事を客観的に分析できる視点をもつこと
(2)個人の行動が多様な社会的影響関係の中で生じていること
現代社会の社会学(樋口 くみ子)
開講日:月曜2限
対象者:人社2年、教育1年、理工1・2年、農2年
評価基準:レスポンスカード 50%|期末テスト 50%
この講義では、現代社会に直結するかたちのテーマを通して、社会学的なものの見方を獲得することを目指す。具体的な到達目標は以下の2点である。
① 社会学の諸概念を用いて、身近な社会の出来事をとらえなおすことができるようになる。
② 身近な社会の出来事について多面的にとらえ、自分なりの意見をもつことができるようになる
地域と生活(遠藤 匡俊)
開講日:火曜1限
対象者:人社2年、理工2年、農2年
評価基準:レスポンスカード 10%|課題 20%|期末テスト 70%
自然環境、生業形態、民族などが多様であるにもかかわらず、円村という円周上に家屋が配列する集落に暮らす人々の生活に触れることで、地域と生活に関する多様性と共通性について考察する。
円村で暮らす人々の具体例として、狩猟採集民ムブテイピグミー、狩猟民シャイアン、牧畜民マサイ、農耕民スラヴをとりあげる。
社会的人間論(塚本 善弘)
開講日:火曜2限
対象者:人社1年、教育1年、理工2年
評価基準:平常点 25~30%|小レポート 10~25%|学期末試験 50~55%
本講義では、前半部分で、現代の社会学が「個人と社会」との関係をどのように捉えているのかを、「社会的行為」や「社会集団」、個人の「アイデンティティ」に関する学説を紹介しながら説明していく。
その上で、後半部分では、主に、アイデンティティ論や若者文化論、「対人関係」の社会学的研究の視点、さらに、現代に特徴的な「個人―社会」間関係モデルの一つである、G.リッツァーの「マクドナルド化社会」論等を取り上げて、現代におけるアイデンティティの問題や日本社会における(とりわけ若年層に典型的に見られる)人間関係の特徴とその変容について考察していく予定である。
多文化コミュニケーションA(松岡 洋子、尾中 夏美)
開講日:木曜2限
対象者:人社2年、教育2年、理工2年、農2年
評価基準:授業態度 30%|課題 30%|最終レポート 40%
注意事項:履修者は留学生、日本人学生のバランスを考慮し、それぞれ20名以下に制限する。履修希望者が多い場合、4月15日の初回授業で抽選をする。初回に教室に来なかった場合は履修を受け付けない。
本授業では、多文化的状況下で起こるさまざまな課題について、主体的に考え、対応する能力、態度を獲得し、グローカル人材としての基礎力を得ることを到達目標としている。
授業中は基本的に外国人留学生と日本人学生がグループで活動する。毎回、テーマに沿って日本社会に観られる多文化状況について討論し、各自が持つ行動、態度に関する課題や傾向について知る。また、いくつかの共同作業を行い、必要な知識、態度について認識を深める。
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