2022年度前期 教養科目シラバス一覧(社会科目編 Part1)
この記事は岩手大学の教養科目のシラバスを“学生目線で必要な情報だけ“まとめた記事になってます!また、このシリーズは社会科目編、文化科目編、地域環境科目編に別れています。今回は、そのうちの社会科目編Part1です!
現代政治を見る眼(平野 敬和)
開講日:月曜2限
対象者:人社2年、教育1年、理工1・2年、農2年
評価基準:平常点(レスポンスカード) 30%|期末テスト(論述形式) 70%
この講義には、次の三つの柱がある。第一に、民主主義、国家、市民社会など、政治をめぐる基本概念について説明する。第二に、日本の政治の特質を理解するために、政党政治、政治家と官僚、国会と政党、議院内閣制、選挙と世論などのテーマを取り上げる。第三に、日本を取り巻く国際政治の諸問題と日本外交の展開について概観する。
現代政治を見る眼(丸山 仁)
開講日:火曜1限
対象者:人社2年、理工2年、農2年
評価基準:出席点 10%|レスポンスカード 30%|ミニレポート(複数回の実施) 60%
現代政治の変容、政治改革の動向を踏まえながら、主として現代日本政治の特性と課題を検討する。同時にそのために必要な政治学の基礎知識を解説する。具体的には政治的関心・無関心、投票行動、選挙制度、政党政治、日本の国会について取り上げる。
憲法(内田 浩)
開講日:火曜1限
対象者:人社2~4年、理工2~4年、農2~4年、教育3~4年
評価基準:平常点 20%|期末テスト 80%
授業は現行憲法の「人権」を中心に行うが、その前提として、「法と権利」について一応の知識をもつこと、また、とくに明治憲法と比較することによって現行憲法の特徴を理解することも視野に入れる。その上で、人権の総論的な部分を押さえ、個々の人権の特徴、その規制原理、違憲審査基準などを学ぶ。
憲法(本庄 未佳)
開講日:火曜2限
対象者:人社1年、教育1年、理工2年
評価基準:期末試験 100%
この授業では、憲法に構成されている国民に保障される基本的人権と、公権力の組織原理を定めた統治機構を扱う。
最初の段階として、憲法ないし基本的人権に関わる総論的なテーマにつき概括的な説明を行う。次の段階として、個別の人権論をとり上げ、それぞれの人権論に関する基礎的知見につき説明を行い、当該人権論が現代社会におけるいかなる具体的問題と関連するのか、その分析視角を明らかにする。最後に、統治機構の基礎理論において確認されうる国家統治の基本原則を前提に、地方自治に焦点を当てる。
憲法(菊池 洋)
開講日:木曜1限
対象者:教育1年(他学部の学生は履修不可)
評価基準:中間テスト 30%|期末テスト 50%|LMS 10%|アンケート等 10%
講義の前半では、初学者にとって理解しやすい「人権保障」について、重要判例などを素材として検討しながら、憲法が保障する基本的人権の全体構造を理解していく。後半では、「統治機構」の基本原理としての国民主権と権力分立について概観することにする。最後に、なぜ憲法が論争の的になるのかについて、特に日本国憲法が掲げる「平和主義」についてみなさんと考えることを通じて、憲法の今日的意義について確認していく。
市民生活と法(宮本 ともみ)
開講日:水曜1限
対象者:教育2年、理工1年、農1・2年
評価基準:出席 10%|小テスト(2回実施) 40%|学期末試験 50%
前半部分で法学についての総論的な講義(法とは何か、憲法の基本原理、裁判のしくみ etc.)を行い、後半部分で各法律分野(民法、家族法、労働法 etc.)の基本的な内容を扱う。なお、後半の各法律分野については民事法が中心となる。
市民生活と法(西牧 正義)
開講日:水曜5限
対象者:人社1年、教育1年、理工1年、農1年
評価基準:期末試験(論述・持ち込み不可) 100%+平常点 10%+課題 10%
※ 「平常点」は特に優れている場合に限定し、最大10点まで加点する。
※ 「課題」は任意提出のレポートで評価。〈試験+平常点〉が60点未満の場合のみ適用され、最大10点まで加点する。
広い視野を持って個々の社会現象間の連関を認識することを通して、現代社会を科学的に把握するための知識や「ものの見方・考え方」を習得し、もって現代社会に適切に対応し、これからの社会を形成していく市民としての基礎的素養の一つとして市民生活に必要な法的基礎知識の習得を目的とした講義。内容としては、一般的な法の性質(いわゆる法学)、国家と市民との法(憲法)、市民法(民法)の順で取り扱う。
現代の諸問題(平野 敬和、川嶋 陽)
開講日:月曜5限
対象者:人社1年、理工1年、農1年
評価基準:平常点 30%|発表資料点 20%|発表点 10%|期末レポート 40%
注意事項:本授業は非常勤講師(川嶋陽氏)が主として担当するため、相談がある場合には授業終了後に直接相談もしくはメール等で連絡を取ること。
本授業では、現職の市役所職員が講師として受け持ち、実際の地域や行政の実情についても触れていく構成となっている。
講義前半では、その「社会問題」とは何か、その捉え方や考え方、対応の仕方等について実例を交えながら学び、グループワークを通じてさらに学びを深める。講義後半では、実務家教員としての特色を生かし、「社会問題」への対抗策としての「公共政策」について学ぶ。
また、本授業は1年生中心の教養科目であることを踏まえ、大学での学び方や基本的なレポートの書き方等、今後の大学生活に活かすことのできるTipsにも触れていく。
現代の諸問題(尾中 夏美)
開講日:水曜5限
対象者:人社2年、教育2年、理工2年、農2年
評価基準:グループワーク 20%|事後課題 20%|出席 30%|プレゼン 20%|最終決意表明 10%
本科目では、アクティブ・ラーニングの形式を採用する。期間中、海外経験を持つ本学の院生や岩手県出身者から、グローバル社会での活動をするに至った経緯やこれまでの努力などについて話を聞く。現在海外在住の場合にはスカイプなども活用する。履修学生はゲストスピーカーに事前に用意した質問などもして、話からわかったことについて、小グループでディスカッションし、最終的にはグローバル社会で活躍するために必要とされる技能や考え方について、グループ発表を行う。
現代の諸問題(河合 塁)
開講日:木曜2限
対象者:人社2年、教育2年、理工2年、農2年
評価基準:レスポンスカード 90%|授業中の発言 10%
注意事項:シラバスの「評価の基準」の下段に書いてあります【履修における留意点】に同意いただけない方は履修をご遠慮くださいますよう、強くお願い申し上げます。
本授業では、連合岩手(労働組合)からの講師を中心に外部講師を毎回お招きし、主に労働組合の目線から見た雇用・労働の場で起きている諸問題を通じて、これから雇用社会に出ていく学生向けに、雇用に関する諸ルールや、諸問題への具体的な対応を知ってもらうことを目的とする。
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