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ポケカの公式戦で避けた方がいいこと

ポケモンカードで公式が主催する大会(友達同士の遊びではない)に参加するとき、特に公認ジャッジが存在する大会に参加する際に避けた方がいいことをまとめてみました。まとめてみるとマナー教師っぽくなってしまいましたが、初対面の人と関わるときは最低限のマナーが必要というのは社会人の方なら理解していただけると思います。ポケモンカードをする上で抑えておいていただきたいマナーみたいなものかなと思います。他にもここ気をつけた方がいいよってことがあれば教えてください、追記していきたいです。

1.持ち物について

Vstarマーカー

公式から出ているマーカーの他に、実際のポケモンカードを使う人がいると思います。その時に、現行レギュレーションで実際に使えるカードを使用するのは避ける方がいいです。理由としては、第三者から盤面を見たときに、それはVstarマーカーなのか、実際に対戦で使われたカードなのかの区別がつかないからです。もちろんスリーブが別のものを使ってるとか、ローダーに入ってるとかしているとは思いますが、紛らわしいためジャッジから使用を控えるように言われている地域もあります。公式戦だと対戦に不必要なデッキケースなどを盤面に出すことは禁止されており、対戦不必要な現物のカードを出せる唯一の場所としてトラブルのもとになりやすいです。トラブルの火種になるものは避けてお気に入りのシールやグッズをVstarマーカーの代わりにした方が無難です。また、公式から出されたものではないグッズをVstarマーカーとして使用する場合は対戦前に相手に許可をとりましょう。


プレイマット

あなたが持っているプレイマットは本当に公式から出たものですか?ポケモンというコンテンツは二次創作のガイドラインが作られていないので、公式以外がグッズを作ることは極稀です。そのため、世に出回っている公式が出した以外のポケモンの絵柄が描かれているプレイマットはTwitterやpixivといったサイトに投稿されたファンもしくは公式の絵を無断で盗用して販売しているものが殆どと言っても過言ではありません(稀に知り合いに描いてもらったり自分で描いたりして自作している人もいるので全部が全部そうではないとはいえ)。特にメルカリなどでカスタムプレイマットと呼称して販売されているものは100%ファンもしくは公式の絵を無断で盗用して販売しているものです。
さらに、一見公式から出ているプレイマットだとしても模造品の可能性もあります。

対戦相手やジャッジに存在するポケモンカードのオタクは、これら模造品や盗用作品を見抜けてしまうので、あなた自身が盗用品を使う人=ルール(規範)を無視する人だと気づかれてしまいます。特にポケモンカードはポケモンのイラストが好きで続けている人が多いので、このような盗用や模造といったイラストレーターさんを侮辱する行為は許されないです。全力で避けましょう
悪い人が盗用して利益を出しやすいためプレイマットでの被害が多いですが、スリーブやコイン、Vstarマーカーでも存在します。念のため自作するか公式のものを使った方が無難でしょう。

スリーブ

スリーブの角が折れてない綺麗なものを使いましょう。インナースリーブを使うときは60枚全部で統一して。裏から判別できないものを使用すると良いです。また、スリーブは無地のもの、最近の公式のものを使用するのが無難です。以下のように過去の公式のスリーブでもイカサマが可能なため名指しで指摘されているものがあります。避けたいですね。公式がスリーブのイカサマまで考慮して制作されていなかった頃のものですね。

コミケのような二次販売会で販売される同人スリーブも存在しますが、上記の公式スリーブのようにジャッジや他の参加者からイカサマが可能だと指摘される可能性もあるので、避けた方が無難でしょう。
また、スリーブは消耗品なので角が折れたり傷がついたりしたら取り替えれるように交換用を持ち歩くといいでしょう。交換用として、スリーブを購入するとだいたい60枚ぴったりではなくで4枚余分だったり、100枚単位で入ってるので40枚余分だったりします。またジャッジの存在する大会では完全な新品を1セットは持って参加をしましょう。

2.プレイについて

シャッフル

ヒンズーシャッフルだけで済ませることは避けましょう。イカサマをしてないことを証明するためにも2種類以上のシャッフルを混ぜて行うことが良いと言われています。ヒンズーシャッフルとファローシャッフルを行うのが一般的です。

また、山札からカードを選ぶときに順番を変えることも避けたいです。好きな順番で入れ替える行為は積み込みというイカサマにあたってしまいます。そのため、山札にカードを戻す場合も、山札を裏にしたまま中に差し込んで戻したりと、カードの表を見たまま任意の場所に入れないようにしたいです。また、選ぶときにカード上に少し出しながら選ぶと後から戻すようなことが発生しないので良いとされています。

コイントス

勝手に投げるのは避けた方がいいです。相手に投げ方の指定がないか確認しましょう。特にサイコロをコインとして使う場合も相手に確認をした方がいいです。サイコロの場合は面が見えないように手で包んで投げたり、コインの方は裏を上にして投げることが多いです。コイントスは回転することが求められているため、裏を上にすると万が一回転しなかったときに裏になるので、自分の不利で終わります。これがコインの表が上で投げた場合、回転したorしなかったでトラブルになる可能性があります。有名なイカサマでパストスという回転したようにして無回転でコインを投げる方法が出回っているのも理由のひとつですね。

対戦中に手が机の下に行くことは避けましょう。特に手札を持ったまま机の下に持っていく行為は相手にイカサマをしたと判断されます。筆者は実際にそれでイカサマをされた経験があります。ジャッジがいる大会ではカードが落ちた際は自分で拾わずにジャッジを呼んで拾ってもらいましょう。自分で拾わなけえばならない場合も手札を必ず机の上に置いてから拾いましょう。

余談ですが、いわゆるシャカパチと言われる行為。これは他のカードゲームで相手の番でカードがどこにあるかを悟られるとゲームが不利になる性質がある場合に生まれたもので、現行のポケモンカードで相手の番に手札から発動するカードは存在しません。なので相手の番の間は手札は触らずに盤面の空いている場所に裏で伏せておくのが良いかなと筆者は考えています。


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