1398
※note毎日連続投稿1414日をコミット中1398日目。
※音声・文章、どちらでも楽しめます。




おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
毎日が結果につながる始まり
をお伝えいたします。



「この動画、食事中には見ないでね。」

そう言われ期待は一気に膨らむ。
とっても面白い動画だそうだ。


右手の人差し指を画面に近づけた。
すぐ見たい。
時間はまだある。
イヤホンをさせば周りにはその音が聞こえないから大丈夫だ。


でも昼休み中の今は周りにたくさん人がいる。
私は笑いのツボが浅いと娘たちに言われていて
一度ツボにはまると笑いが止まらなくなる。
つまり、単純な人なのだ。

だから、スマホを片手に涙しながら笑う自分を
家族以外に見られるのは恥ずかしい。

冷静沈着、時間を守って仕事はきっちり。
そんな私のイメージが壊れる。

でも、見たい。
すぐに見たい。

私は曲げた人差し指をスマホに近づけようとするが、
それを阻止するもう一人の私と戦っていた。

押し寄せる波。
それに身を任せようかと覚悟するが
すぐに波が遠く彼方に引いてしまう。

喉から手が出るほど見たいけれど我慢した。



帰宅し、夕食の準備を終え、ダイニングテーブルについた。
待ちきれなくてスマホを開け動画を開く。


どうやら誰かの歌まねをしているらしい。
画面の中では時々、どっという観客の笑いが起こっていたが
私は誰の物まねをしているのかが分からなかったから、全然、面白くなかった。
確かに歌は旨かったが、「笑い」としては受け入れられなかった。


「これは凄いから」という言葉がある。
それが「凄い」のは「普通のモノ」を知っているからその凄さを実感できるものだ。



例えば、お友達が散らかっていた台所をきれいに片付けたと言って、
片付けた後の写真を送ってきたとしよう。

綺麗になったその写真を見て、あなたの心は動くだろうか。
どのくらいきれいになったのかが分からないから、
誉め言葉を探すのに一苦労しないだろうか。

それよりも、掃除をする前の写真も添えられたらその違いに、
「よくがんばったね」と感動すると思う。

人は最初と結果の差に感動する。
結果だけでは感動は少ない。


先ほどの曲を教えてくださった方は、
誰の何という曲を真似ているのかは当然知っていたから、
面白いと感じたのだ。
でも原曲を知らない私は、面白みを全く感じなかった。



何事もそうだと思う。
結果だけを突然見せられてもそれほど感動はしない。



毎日が「結果」につながる「始まり」



だから何もない時を記録しよう。
毎日が「始まり」なのだ。


「今日は何もないつまらない一日だった」としても
後で振り返ると愛おしい日々だったと思えるだろう。






今回は
毎日が結果につながる始まり
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。　

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。





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