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移植 13日目(2019年9月29日)

この日も6時に起床、体重測定、血圧測定、体温測定などの朝のルーチンをこなします。

続いて戻ると7時の採血。
毎朝ながらこれが結構大変。
浮腫んでいるので、血管に入らなくて。
なので、足の浮腫もすごいことに。
象の足という表現がぴったりです。

午前中に主治医の先生が来て、移植部位に入っていたドレーン最後の1本が抜けることになりました。
しかも、そろそろ退院も視野に入れようと。
嬉しい。


すぐにグループの別の先生が来て、最後の1本が抜けました。
で、午後からはシャワーOKということに。
回復も順調で、非常にいい状況、と言われました。
ほんと感謝。嬉しい。


おしっこも1回20mlまで出るようになりました。
まだ僅かといえば僅かですが、日に日に増えています。

その後腎臓内科の先生方が回診に。
その話をすると、移植と同時に移植腎臓の腎生検をやっていたそうで、その結果から、取り出した際炎症があったのだとか。
その治療も想定していたので、回復までは2週間の見込みだったとか。
「早く言ってよ」とどこぞのCMのように思いました。
先生方が帰ってから考えたら、明日以降本格的に機能するってことに気づきました。
やったー。


お昼を食べ終わった頃、妻がやってきました。
3時頃からシャワーを予約、持ってきてもらったタオル3枚とも使い切ることになりました。
その後は日曜日なので、何もすることもなくゆっくりと過ごします。

先生が抜けた後の具合を心配してみにきてくれます。
日曜も終日勤務、本当に大変な仕事ですね。
看護師さんといい、医療関係者の方にはほんと感謝です。

その時、コーヒーも飲んでもいいよ、と言われたので、
移植からのステップで叶えて見たかった、病院一階のコーヒーショップタリーズコーヒーでコーヒーを飲んでみることに。
スタバもあるのですが、ちょっと狭いので、広めでゆとりのあるタリーズで。
まだ人と接触して感染したら、ってのは怖いですから。

いざ注文、とはいえ一人で一杯飲む勇気もなく、本日のコーヒーを購入し、一口だけもらって飲んでみます。
美味しい。
約2週間ぶりのコーヒー。
お茶や水生活だったので、これだけ味のしっかりした飲み物、久しぶりです。
ですが、やはり胃がまだ受け付けないらしく、一口でOK。


6時には夕ご飯がきたので、妻が帰宅。
その後夜勤の看護師さんがきて、夕方のチェックをします。
動かないので足には加圧靴下、というのを履いて過ごしていました。
すると、どうも浮腫もあり、加圧以上に加圧されていた様子。
違うものに交換してくださり、一晩様子をみることに。
自分の足とは思えない感じになっているのでほんとびっくりです。


あとは何もなく、11時頃まで時効警察などをタブレットで見て就寝。
今夜からは寝返りを打てることになります。
さらに退院、という希望の見えてきたのでよく眠ることができそうです。

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