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安倍文殊院でのご祈祷

先日、安倍文殊院に初めて伺いました。
その際、いろいろ気をつけておいたほうが良いこと、安心してお参りするためのポイントがありましたので、記録しておきます。
わかりやすさを目指して、参拝したつもりになるぐらい、を目指して足跡の通りに記録しておきます。

従いまして、こちらのNoteの想定は、初めて安倍文殊院の方、かつ公共交通機関を利用してご参拝の方、が対象となっております。
その割に、撮影禁止とか、自分が時間の読みを誤って写真少なめですみません。

アクセス

起点の駅は、JR、近鉄の桜井駅、です。

近鉄利用
自分は京都からでしたので、近鉄でした。
近鉄ですと、八木から伊勢中川などへの急行で1駅です。
八木での乗り換えは、京都方面からですと 1番線、出口改札を見て左手のエスカレーターです。逆右手は大阪方面(2番線)となりますので、ご注意ください。
京都からの到着は5番線です。
構内図は、近鉄のHP(https://www.kintetsu.co.jp/soukatsu/kounai/yagi.html)でご確認ください。

いつもはベーカリーをのぞいたり、珍しい蘇を売っていたりするので、楽しめる駅ですが、この時は先を急ぎました。

JR利用
本数が1時間に1本程度ですので、お時間にお気をつけください。
事前におでかけネットなどで調べておくことをオススメします。

桜井駅出口
近鉄側で降りると北口、JR側で降りると南口が近い出口になります。
まずはバスのりば
情報は、奈良交通HP、桜井市のHPより取得しました。

安倍文殊院へは、桜井駅北口、南口より、桜井市コミュニティバス 南循環線です。
北口は2番、南口は2番 のバス停より出ています。
運行は 奈良交通 さんです。
いくつかの方面のバスが同じバス停ですので、お気をつけください。

時刻表はこちら
北口発 8時28分、9時37分、11時06分、12時35分、13時57分、15時45分
南口発 8時48分、9時57分、11時26分、12時55分、14時17分、16時05分

料金は一律 190円(2022年10月8日現在)でした。

バス停から本堂まで

バス停で降りてから、少し分かりづらいです。
Google Mapでみると、「え、裏?」なんて感じに思ってしまいます。こちらも意外な落とし穴でした。なので記録。

安倍文殊院 バス停

バス停を降りると、目の前が電気屋さんです。で、その先には安倍文殊院さんの駐車場の案内と、P1はと矢印があります。
実はここが入り口です。
門が少し奥まっています。
写真がこちら。奥まっているので通りからは見えません。

安倍文殊院 表山門 奥まっています

どうも、駐車場の看板が、表山門入り口駐車場らしく、第一駐車場、本堂のすぐ横にある駐車場は別の入り口から入るみたいです。ご注意ください。

無事門を入ると、ずっと灯籠が並んでいます。
新しさもあり、いい雰囲気です。

灯籠

まずはまっすぐ突き当りまで進み、左に折れます。
いわゆる道なりにお進みください。
左に折れると、目の前に本堂が見えてきます。

折れたところ、先に本堂が見えます。

参観券の販売書は、本堂のところの右手にあります。こちらで堂と浮見堂などの共通参観券が購入できます。
ご祈祷がある場合は、直接本堂側の「ご祈祷、御朱印受付」へとのことです。

本堂 左手にご祈祷受付、右手に参観券販売所

お手洗いは、駐車場のところ売店横にあります。
参観券受付は、ちょうど駐車場を出てすぐの場所にあたります。
地図は、安倍文殊院さんHP(https://www.abemonjuin.or.jp/)

でご確認ください。 

やはりお車でご参拝の方が多いのでしょうね。
駐車場側に売店はじめ、いろいろと揃っています。

私はご祈祷を事前予約しておいたので、右手のご祈祷受付です。
ご祈祷を申し込むと内陣で、あの文殊菩薩様を見ながらご祈祷を受けることができます。
その話は次のセクションで。

ご祈祷の予約

事前予約もいろいろありますが、今回はJR東海ツアーズさんで申し込みました。

ちょっとお高いですが、ご祈祷に御朱印(印刷)などいろいろ付いてのお値段です。

もちろん、直接安倍文殊院で受け付ける方法も、お電話で予約される方法もあるようです。ご不明点は安倍文殊院様にお伺いください。

ご祈祷の受付方法

こちらで申し込みの場合は、受付でご祈祷をとお願いし、申込み用紙に記入します。お名前、ご住所、生年月日、ご祈祷したい内容、開運とか、学業成就などです。魔除けなど既に入っているものもありました。

JRの場合は、「JRで申し込みました」と伝えてQRコードを読み込みます。
読み込んだら、手続きのサイトが出てきます。
その画面で事前に来たコードを入力します。
操作が進み、受付完了になったところで、受付の方にその画面を見せます。
すると、ご祈祷申し込みの用紙に記入する下りになります。

書き終えたら、用紙を受付の方にわたし、これで無事受付完了です。
JRさんでは追加でいろいろいただけるので、そちらを受け取ります。
受け取ったら、本堂へ、と案内されますので本堂へ入ります。

ご祈祷

本堂入り口
靴を脱いで、間違えないようクリップと札がセットで置かれているので、クリップは靴を挟むのに、札はお帰りの際、ご自分の靴を間違えないように持って入ります。

本堂
玄関を入り、右手に本堂があります。
右手すぐは、弘法大師様がお祭りされていますが、まずは本堂へ。
お坊様に名前を呼ばれるまでは、本堂で待ちます。
その間、文殊菩薩様の両サイドにも、ご仏像が祀られているのでそれを見て過ごします。

左手は別の文殊菩薩様で、こちらは数段登ったところにいらっしゃいます。
お砂の上で、ご真言を三回唱えお参りしてまっていました。

するとちょうど呼ばれたので、いざ内陣へ。

ご祈祷
ご祈祷は、お坊様と一緒に内陣に入るところからです。
入ると左右に椅子がありますので、そちらに案内されます。
私は、獅子が向いている方向、つまり入って右手に座りました。

座るとまず、錫杖でのお清めがあります。
手を合わせ頭を下げた状態で、錫杖を使ってお清めが施されます。

その後、読経(ご祈祷)へと入ります。
合掌礼拝して、その後お坊様が読経を初めます。
しばらく読経と文殊菩薩様を眺めながら、お願いごとを唱えながら過ごします。

終わると、再度合掌礼拝があり、ご祈祷は終了となります。

さらに、ここからお坊様により、安倍文殊院となぜ言われるようになったのか、文殊菩薩様のお話などを内陣で伺うことができます。
この機会はJRのプランだけなそうです。
なぜ「安倍」なのか、など貴重なお話を伺うことができました。

またご祈祷の内容、受験から、シーズンによっては「痴呆防止」なのだそうです。
興味深いですね。

最後に、このあと堂内、絵馬、浮見堂でどのようにしたら良いのか、授与品のご説明があり、全プランが終了となります。

堂内
本堂の奥にも、干支の仏様、釈迦如来像などがあり、そちらを見学、参拝されることをオススメします。
廃仏毀釈などで、集まった仏様を眺めることができますので。
もちろん、弘法大師様のところでも、砂の上で真言を唱えてみたり、様々なことができます。

絵馬

絵馬をいただいたので、お坊様に言われたとおり絵馬を奉納します。
さて絵馬を書こうかと思ったところ、「あれ、マジックがない」と。
ちょっと慌てました。
受付は絵馬が並んでいるものの、マジックなどが見当たらず、はてさて。

実は、受付のお向かいに、絵馬を書く場所が用意されています。
ですので、こちらでゆっくりと書き入れます。
お名前、生年月日、お願い、を書き入れ、絵馬を奉納します。
すでにたくさんの絵馬が奉納されているので、かけられるところを探すのも大変。

浮御堂

ここ、意外に難関でした。
自分も半ばあきらめそうになったぐらいです。
なので記録しておきます。
途中の写真、失念していました。すみません。

7枚の切り取り線が入っている金色の御札を渡されます。
こちらを使います。

まず堂の入り口で礼拝。
続いて堂を時計方向に回ります。
回るごとに、先程の御札をお堂正面に入れていきます。
つまり7週することになります。

さて礼拝も終わり、回ります。
堂の裏に来てびっくり、「え、行けない?」って。
一番裏、結構細くなっています。
なので、落ちないように欄干があるぐらい。
あまりにも細いので、ほとんどの方が回れないと思うかもしれません。
私も最初はそう思いました。

無事に7週回ると、初めて正面左手のお堂の入り口から中に入ります。
そこで最後結願となります。

お帰り

バス停
お帰りのバス停も、降りた場所と一緒です。
本数と時間帯が限られているので注意してください。
下はバス停で撮った時刻表です。
3系統あったので撮影しました。

南循環(桜井駅南口)
南循環(桜井駅北口)
桜井駅南口行き

桜井駅(南口)
駅につきましたら、JRの改札は2階にあります。
左右から登れるようになっています。
エスカレーターで登りたい方は、降りて右手から登られると良いです。
左手は階段のみとなります。
上がってすぐたJRの改札、奥が近鉄の改札です。

私はこのあと奈良方面でしたので、ちょうどきたJR桜井線(2両)で奈良に向かいました。

さいごに

私はバスの時刻を気にするあまり、全てを見ることができませんでした。
今回訪れた以外にも、古墳、安倍晴明様由来のお社などがあります。
ゆっくり訪れることをオススメします。

この記事が、これから訪れる方、一度訪れてその記憶が蘇るのに役立てていただけたら嬉しいです。


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