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2025年

毎年今年が何年なのか確認するたびに驚いてしまう。
西暦2025年
子どもの頃は2000年代というのは遥か未来に思えていた。ドラえもんは22世紀から来たという設定だが、それに近いイメージだ。その2000年代も四半世紀が経つとは!
自分が生まれ育った昭和という時代も、年末の歌番組などで取り上げられているのを見ると、ノスタルジックな昔の日本そのものだ。昭和のフォークソングを歌うアーティストも、ずいぶん高齢で、ギターを持ってシャキッとした姿勢で歌う姿に、よく頑張っていてさすがだな、などと思ってしまう。もっともこういうTVの歌番組を観るような年代も、私たちと同じか更に上の年代なのかもしれない。人生もそういうところまで来たんだな、などと思ったりもした。
2025年、、、
やはり年の初めは、今年はどんな年にしようかなどとあれこれ考える。子どもたちも一人前になって巣立って行った。自分たちのことだけ考えていればいいような年になった。
ここ数年は山歩きに夢中で、なんだか生き急いでいるかのように、山へ登っていた。今年はもう少し力を抜いて美しい風景や足元に咲く花たちに目を向けていきたい。生きていることへの愛おしさを感じられるような一年にしたいと思う。

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夏月
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