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偶然出会えたのは奇跡。ハンドメイド作品を見つけたら、あなたを幸せにするためにお迎えしてと伝えたい
ずっと言いたいと思っていたこと。
お気に入りの作品を見つけたら、すぐにお迎えして欲しい。もう出会えないかもしれないから。
身の回りで、また活動を休止するという声と、気になっていた作家さんがお休みしているみたいという購入者の声を聞いたので、ハンドメイド作品はすぐにお迎えして!と思っていることを綴りたいと思います。
なぜハンドメイド作品は、すぐにお迎えして欲しいのか
ハンドメイド作家は小さく個人活動している人が大半。一部は会社として活動して外注制作されているものもあるで、また出会える機会はあります。ですが、多くの作家さんは個で小さく活動しています。
作家さんと近い距離感でいられていい面もあるのですが、いろいろな事情で活動を休止する人、辞める人も多々。
わたしの身近にも、休止したり辞めてしまった作家さんんがいらっしゃいます。
ハンドメイド作家が活動しなくなる理由
・本業が忙しくなった
・以前から気になっていたジャンルに方向を変える
・病気で活動できなくなった
・大学院へいくから作るけど販売はお休みする
・違うやりたいことに気が付いてしまった
・ライフステージが変わってしまった
・販売ノウハウがわからず途中であきらめてしまう
私の身の周りにある、作家をやめる実際の声です。
・本業が忙しくなった
副業でハンドメイド作家をしているので、本業が忙しくなるとそちらが優先になり、ハンドメイド活動を休止する方が多いです。
いままで使えていた時間が削減されるので、作家さん自身がの優先にするべき時間を選んで、仕事と家族に集中される方がほとんどだからです。
・以前から気になっていたジャンルに方向を変える
作家活動をしてる方は、基本ものづくりが好き。
いろいろなものをつくる習慣があります。活動をしていると、気になっていたジャンルの作品に出会う機会も多くなります。
作家さんに直接お話を聞く機会もあるので、興味関心が高まりやすい。それが販売している作品をつくるよりもしっくりする、楽しいと感じると、ジャンル変更することもあります。
作家仲間さんは、とうとう本格的に機械も導入し、ジャンルを変更されました。ジャンル変更で、もっと成長していくことを目指しているので応援しています。
・病気で活動できなくなった
これは、どんな職種でも起こりうることですが、病気になると活動を停止します。それが、すぐに回復するような病気だったりすれば、すぐに復帰となるのですが、長くお休みしている間に辞めることを選択する方もいます。
また、手の病気になると繊細な制作ができなくなるので、辞めざるをえなくなり、断念される方もいます。また年齢を重ねて見えにくくなったことをきっかけに、辞める方もいるのです。楽しいより切なさが優勢になるとそんなことも起こります。
・大学院へ行くから制作はするけど販売はお休みする
看護師の彼女は、大学院生になりました。シフトを減らし講師になったなと思ったら、本格的に先生に。そのあと、大学院へ進むように言われたから勉強する!と言って、大学院生に。
本業が忙しいので、ハンドメイド作家活動は休止。
個人的なオーダーや、ものつくりはするけれど、ゆるく続けると言って今までのような活動はしなくなりました。
患者さんに癒しをと始めたハンドメイド。その方向性はどこに着地するのかなと見守っています。
・違うやりたいことに気が付いてしまった
出会った彼女は、わたしの先を行く人でした。ポップアップ販売をメインに活動していて、すでに海外販売に出向くような人でした。
彼女は「大金も出して学びもしたんだけど、販売は社会貢献だと感じるようになって、ハンドメイド販売じゃなく違うことをしたくなっちゃった。」「やりたいことがあるんだよね。他のやりたいことに気が付いちゃったんだよね」と言っていました。
ものづくりはマインドフル。手作業は無心夢中になれる。ストレスや幸福度も上げてくれる。個人活動は多々自分と向き合うことが多くなります。
感性が磨かれ、じぶんらしさを取り戻しながら、じぶんと向きあう時間が増える。自然にどう生きようかと考える機会も増えていくように感じます。
・ライフステージが変わってしまった
月日が経つと生活が変わってきます。
子どもが生まれる、育児で忙しくなる、家族の仕事や環境が変化して時間が無くなる。介護に追われて時間が取れない、気持ちが向かなくなる。
・いまは育児をだいじにしたい。
・子どもが受験だから、子どもに目をかけていたい。
・協力してくれたいた旦那の仕事が変わって、活動が難しくなった。
・介護の時間が増えて、販売活動が難しくなった。などなど。
ライフステージで大切にしたいことが変化します。そのせいで販売活動を休止する作家さんは多々います。
また再開する予定でいるから、じぶんや周りのために制作はしているけれど、販売はしばらくやらないかな……。という声をきくことがあります。
その人のその時のだいじを優先できるのもハンドメイドのいいところなのですが、お客さまには、想定外の出来事にもなります。
また、SNSを見ているとこんな声をよく拾います。
・販売ノウハウがわからず途中であきらめてしまう
SNSを見ていると、せっかく素敵な作品を販売しているのに辞める宣言をしている投稿に出会うことが多くなりました。好きなことで稼げると思っていたのに、理想と違う。利益があまりないので、パートに出た方がいいという声がありました。
ハンドメイド販売のノウハウがわからず、売れないと勘違いして途中でやめてしまう。ノウハウを追いかけすぎて疲れてしまった。本気度を高められずモチベーションが続かなった。など。せっかく好きで得意だったのに、ほんと勿体ない……。いつか復活して楽しめることを願うばかりです。
そんなこんな事情が作家側にもあるので「あれ良かったなー」「また出会えたら、その時買おう! 」と思っても、出会えなくなってしまうのです。
ときめきやすいのは手づくだから
手づくりされたものは、細部にこだわりを持って作られるものがほとんど。
誰かの笑顔を想像して、思いを込めて制作しています。
大半の作品は、細部まで丁寧に制作されていて「まあいいか」という妥協を許さない職人肌の人が多い。
そんな風に作られたものなので、同じ人間同士だもの、心揺れないわけはない。手作りの温もり、細部までのこだわり、作家さんの思い。そんな特別なものって他にない。だから心が揺れる、ときめくのだと思います。
ときめきは人を幸せにする合図
「ときめき」ってだいじ。 じぶんを幸せにする合図だから。
「ときめくモノ」ってだいじ。 自分を幸せにしてくれるものだから。
だから「ときめく作品」に出会えたら、すぐにお迎えして欲しいのです。
作家活動をしてから、いや、長く生きてきた経験からか……。身の回りにあるもの、身近な範囲にいつもあるものを、ときめくモノに変えて日々を幸せに過ごすことがだいじだなと、感じるようになりました。
ハンドメイド作品で、心ときめくモノに出会えるのは奇跡。
あなたを幸せにする「ときめくモノ」に出会えたら、あなたを大切にするために、幸せにするためにお迎えすることをおススメしたいのです。
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