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続・ハンドメイドに資格は必要か(必要な人編)
ハンドメイド販売には資格は不要という事を書きましたが、中にはあった方がいいという人もおられます。あった方がいい人ってどんな人なのか?私の場合はどう?と考えながら読んで頂けたらと思います。
世の中にはたくさん資格があって迷う。
ほんと世の中には資格がたくさんあって、日本は資格があると評価される雰囲気があるからこそ自分の指標にしがちなので、あった方がいい気がして。それに、取る時はどれを取ろうかって悩むんですよね。
ハンドメイド全般の資格という感じでいくつかあるし、細分化すれば、レジンクリエーターの資格、リボン、海系のアート、アメリカンフラワー、つまみ細工、デコパージュ…。小さなところを見ていたらたくさんあるのではないでしょうか?
私はどうしようかなと迷った時期には、おおまかなクリエーター系と細かく分かれた専門資格も片手で数える位な感じでした。ですがもうすでに、自分が考えた手法や人気のあるものでディプロマ(認定資格)をとってもらうシステムを作ろうという第一人者を作って商売にしませんか?その方法を教えますよという動きがありました。まさかこんなに多くなるとは思ってみませんでしたが、それだけニーズがあるってことなんですね。
作家活動をしてきて資格があった方がいいと思う人
クラフト、クリエーター、はたまたこまかなディプロマの資格をとった方がいいと思う人はどんな人か。
1・ハンドメイド販売を目的として資格が必要と思う人
ハンドメイド販売をする上では資格なんていらないのですが、そんなに悩むなら取ってみた方がいいかも。と思う人は以下です。
資格があることで自分の作品に自信が持てる人。
ストレートに言うと
資格がないと作品に自信がもてない人。
これに尽きるかなと思います。
資格は基礎が学べます。こんな材料がある、こういう作品作りにはこんな手法がある、こんな工夫も出来る。代表的な悩みはこう解決するよ。という基礎が学べます。
今や無料で情報があるのでどれも調べられるし、思わぬ素敵な情報に巡り合えたり、ピンとくるひらめきをくれたりします。ハンドメイド製作には正解はないです。それぞれが工夫して製作してこれ!という自信があるものを販売するのでどれも正解。ですが、私達は正解がありきで教育されてきたので、正解が欲しくなるんです。
私もこれが正しいという答えが常に欲しかったし、これでいいのか?自身がなかったんです。なので解ります。
資格があることでお客さんが信用してくれそう。自分も自信をもって販売ができると思う人は資格を取るといいかもしれません。
資格を取った作家さんの中でも不要だった、取ったから自信が持てたから早く販売活動を活発化できたらから良かったかもと言っていましたよ。
2・講師をやりたいと思っている人
自分が製作したもので講師をやりたいと思っている人はあってもいいかもと思っています。なくても勿論出来るので不要です。
これも自分のあった方が自信が持てるに近いですが、もうひと段階上。
SNSのフォロワーが少ない、活動はあまりしていない。そういう方が講師活動の方がいいなと思っているのなら、何かしらの資格があると早く集客しやすいかも知れないという事では利点です。
また取得するものにより、定期的に学び続けられるものや活動の紹介をしてくれるものもあるそうです。
世の中は資格ある人の方が基礎をしっかり学んでいそうだから、しっかり教えて貰えそうだなぁ。信用できるかも。という指標にされやすいからです。
でも、無くて活動されているかたも勿論たくさんいます。物つくりが好きでなんでも作れちゃうから、地元でワークショップを開催してだんだん大きくしていった。という方もおられます。
私も今ではこの地元で和気あいあいとやりながらヒントを頂きながら成長していけたら素敵だなと思う派ですが、実はなんでも教えられていいかも、どうせなら首都圏で高額で講師できたらなと思って、講師業が頭をかすめた時にずっと悩んでいた資格を取りました。私はと言えば、販売としての作家活動で資格あると謳った事がないですし、講師もまだやっていないので、取っただけになっています。
3・デメリットもある
やっぱり自分は取った方がいい派かも思った方は、自分にどんな資格・ディプロマがあった方がいいか調べながら探していくようになりますが、注意した方がいい事が数点あります。
ディプロマを取る事で販売に制限がかけられることがある。
資格を取ったのだから習ったうちのこれは販売してもいいけど、これはダメ。販売するなら○○○○円以上で販売。収入のうちの一部を収めてください。など思わぬルールがあるものもあるそうです。
なので、そういう事があるのかを先に問い合わせて確認するといいと思います。
講師業が自由にできない場合がある
細分化されたディプロマの中には講師業をするときには届け出してください。という場合や例えばカルチャーセンターなどで講師をするときはそちらでも手数料を支払いを要求されるようなところもあるので何か協会に属されていますか?とカルチャーセンターで講師してみようと思った時に聞かれたことがあります。
せっかく取っても思うように活動出来なかったり、他に手間や手数をかけてしまわないように、こちらも活動の制限がかけらないのかを確認するといいと思います。
取得する為の資金は以外と高額
ここはネックになる所です。30,000円~300,000位の幅があり真中の120,000~180,000円くらいをよく見かけます。
ハンドメイド全般を学ぶ系も50,000位。
細分化されたディプロマはピンからキリまであります。
高額なので上記に書いたことを踏まえ、よく調べてから申し込むことをおススメしたいです。
まとめ
ざっくり、そして私の主観ではありますが、取った方がいい方は資格がある事で自分に自信が持て、行動につながるという方には必要。
資格がありますと謳って早く集客がしたい人にも必要。
無くても大きな収入になる活動ができる。
無くてもも素敵な作家さん先生という人柄で販売も講師もできるという事です。
私は後者側。資格があってもツンツンしてたり、見下す先生や作家さんより、素敵な作品作りをしてる人、人柄が素敵な人から購入したり教えて貰いたいと思う派です。なのでちょっと偏りがあるかもしれませんが、私と私に周りにいる方から聞いてきた事をまとめてみました。
私はこっち派だなと、悩みの解決のきっかけになったら嬉しいです。
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