自分をみつめるとは
ココのところ10日ほど連日カードを引いていたのですが、昨日くらいから流石にカードもお疲れのご様子で、ちょっとお休みさせようかなと思います。
「カードには浄化が必要」なんてことも言われますが、連日引くとそのエネルギーがこもってしまう気がして、同じようなカードばかりが出てきてしまいます。
浄化してもやっぱり疲れは残るでしょうから、まずはお休みさせるのが一番です。と、ワタシは勝手に思っています。
最近ずっとカードから言われている、
「穏やかな心で自分を見つめる」
についてちょっと思うことがありましたので、今日はそれをお伝えしようかなと思います。
そんな気づきを得たのは
松村潔さんの「タロットリーディング」と言う本です。
その中で松村氏が10代の終わり頃に、ある特殊な訓練を行なって、それが今の活動の出発点になったとありました。
その特殊訓練とは、毎晩寝る前に黒い鏡を30分間眺め続けるというもの。
その黒い鏡とは、現代の魔術師と言われるW・E・バトラーの本についていた、透視練習をするための鏡だそうです。
2ヶ月ほどすると、その鏡の中に秩序ある映像が見えるようになったそうです。その後も訓練は続き、目を開けたまま夢を見ることができるようになった、とあります。
その中で、「コツは見ていることを忘れることにある」と松村氏は書いています。
これは瞑想で呼吸に集中して、忘我の境地に至るのと同じことを言っているのではないかと。
「悟りを開く」というのも、そんな状況ではないかと。
人はどうしても五感に頼りがちですが、そうするとその範囲内でしか物事を感じることはできません。
ですが、その五感を働かせているという感覚を忘れることが大切なのではないかと。
「夢を見る」と言うことはその状態に近いのではないかと思います。
カードも「夢に注目しなさい」とか「瞑想しなさい」と伝えていましたし。
これもいろんなところで言われていますが、結局
答えは全て自分の中にあるのです。ただそれに気づけばいいだけなのです。
自分以外の何かに答えを求めても出てこないのです。
そんな風に松村氏の本を読んで改めて思いました。
そう思うと、ちょっと気が楽になりませんか。
ですが。。自分の中を見つめるのって、一体どうしたら⁉️
まずはココロを穏やかにして、自分のスキなことに気持ちを向けることから始めるのがいいのかな、と思います。
「自分がスキ」と感じることに気づくこと、それは自分を見つめること以外の何者でもないですから。そして「スキ」と思うことは、自分にしかわからないことです。
もうひとつ、自分にしかわからない大事なことがあります。
それは「自分がイヤだと思うこと」
それに気づいて、できたらそれから遠ざかること。それが結構大事だったりします。
まずは「スキなこと」と「イヤなこと」に気づくこと。
それが大事なのだと、この本を読んで思いました。