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いろんなものが繋がって涙

今日は東松山にある丸木美術館へ。

4月10日まで、丸木俊さんの生誕110年の特別展が開催されていると、お世話になっている方から連絡を頂いたのでそれを観に行ってきました。ココは上の娘が小さい時から何度も来ている場所です。

「原爆の図」が常設で展示されていることでも有名な美術館です。

丸木俊さんは小さい頃にスキだった絵本の画家さんです。当時は名前もしりませんでしたが、娘が産まれて、一緒に図書館通いをするようになってその絵本に再会❣️
書架でスキだった絵本を見つけた時は、震えるほど感動したのを今でも覚えています。

そしてこの美術館の存在も知りました。

「原爆の図」は絵本の色調からは想像できないほどの暗いものです。そして、見ていると悲しくなってしまうので、長くは滞在できないのですが、それでも機会があれば訪れます。

ですが、今日は初めて、というくらいにじっくり鑑賞しました。

図の中に描かれている、手の表現に魅せられてしまったのです。

原爆の悲惨な絵の中で、人々の手だけが際立って美しくて。。それに気づいて驚きました。

生きている人の手は皆美しい、でも亡くなっている人の手は、美しさのかけらもない。

手に生命が宿っているんです。衣類もなにもかも全て吹き飛ばされて、全身ひどい状況だというのに手だけがキレイ。そこに光が当たっているようで、その手の美しさが悲惨な絵の中で唯一の救いになっているような気がしました。

そんなことを思って、涙が止まりませんでした。

丸木俊さんが描く手は指先が細い手です。

そしてワタシが先細の指の手をスキなのは、俊さんの絵の影響だったのです。今の今まで全く気づきませんでした。

そんな手の持ち主が数年前に現れて、ワタシの人生に大きな影響を及ぼす今、そんなことも小さい時からずっと繋がっていたんだ、と驚き、そしてまた涙が止まらなくなりました。

まさかこんなに示唆に富んだ一日になるとはっ⁉️と夢にも思いませんでした。
やはり人から声をかけられたら、何でもやってみるに限ります。あれこれ考えずに動き回る、それがやっぱり大事みたい。

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折しも都幾川沿いの桜がキレイで、アトリエからしばらく眺めながら、クレヨンと画用紙があったので絵も描いてみたりして。。ちょっといつもとは違う時間を過ごせました。

今日は牡羊座の新月。また新しいサイクルの一年がはじまります。
そんな日のウレシイ発見でした。



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