そうやって繋がるのね〜
さてと神保町2日目。
昨日買ったフレスコ風味の絵を受け取りに。
今日までが会期だったので、展示が終わる頃を見計らって。
そして展示されてる他の作品を引き取りにくる、俊さんの姪のHさんにも会いたくて。
お会いするのは本当に久しぶり。とてもお元気そうだった。良かった。
何年か前に怪我をされたと聞いた時、すぐさま会いたくなってご自宅の東松山まで行ってしまったことがあった。
すごくビックリされたけれど、でも松葉杖をつきながらニコニコで迎えてくれた。
すごく優しくて懐の広い人だからダイスキなのだ。私の病気の時も、自分のことのように心配してくれてとても有り難かった。
今日お会いしたときに、
俊先生に遊んでもらった娘に、春に子どもが生まれるんです
と伝えたら、この言葉をもらった。
そうやって繋がっていくのね〜
なんだかしみじみ言われて泣きそうになった。
実はうちの娘、小さい頃から俊さんの絵本をみて育ったので、昔からはっきりした色がダイスキなのだ。
もちろん私も濃い青や濃い赤を見つけると嬉しくなる。
そんなのも繋がるのかなって思う。
以前そんなことを手紙で伝えたらHさんが
俊先生は天国でも仕事なさってるね〜
って言ってくれた。
この言葉を思い出すと、今でもやっぱり泣きそうになる。
素晴らしい作品はそうやって連綿と繋がっていくんだと思う。
だから赤ん坊が産まれてきたら、また俊さんの本をたくさん読んであげようと思う。
本だけでなく、音や色やほかにも沢山のキレイなもので囲んであげたいと思う。
きっとそれは一生の宝になるから。
そうやって繋がっていくのだから。