子育てオモシロ写真からの片付け
先日大阪の娘のところへ行った時に、子供が産まれたら色々面白い、という話をした。
生まれてすぐは大変だけれど、思いも寄らぬことが起きるから、私は割と面白かった。
ツライことは大抵忘れてしまうものみたい。
そして面白いことは忘れたくなくて、割とマメに記録をしていたのだった。
二人の娘は全然違っていて、上の子は割とあっけらかんとしていて、下の子は神経質だった。
公園の遊具でも上の子は初めてでも全然気にしないのに、下の子はブランコを怖がって乗りたがらなかった。
上の子の「何もかんがえてなさそう」という印象は今も変わらない。
だから小さい頃から、なんでも人に勧められるままに乗り切ってしまうのだった。
中でも、かなり印象的というか衝撃的だったことがある。
幼稚園の時に移動動物園というのがやってきて、園庭でいろんな動物と触れ合える機会があった。
普通はウサギに触ったりポニーに乗らせてもらったり、そんな楽しみ方なのだが、上の娘は係の人に「蛇に触りたい人‼️」と問われて、オモシロそうだからと手をあげてしまう。
私はその場にいなくて、少し遅れて行ったら、色んな人が駆け寄ってきて、
「オタクの娘さんがすごかった‼️」
と口々に教えてくれる。
まさかうちの子が、蛇を首に巻けるとは思ってもみなかったので心底びっくりした。
担任の先生などは蛇がとても苦手だったようで、その話を私に伝える時もパニックで半泣きだった。
そんなことを娘夫婦に話したら、蛇を巻いてる写真を送ってほしいとのこと。
今朝探し出して見つけたら、思っていたより小さな蛇だった。
ニシキヘビ級の大蛇を巻いたと、娘も私も思っていたので、ちょっとがっかりだった。
そりゃそうよ、ニシキヘビなんて重くて幼稚園児の首に巻けるわけないわ。
よく考えたらわかりそうなことなのに。。思い込みとはオソロシイ。
そして古い写真をひっくり返していたら、なんだかむくむくと片付けたい衝動が。。
そして今日は燃えるゴミの日だったから、勢いで自分の古いものはほとんど捨ててしまった。
過去の自分を捨て去ったみたいで、オソロシクスッキリした。
そして娘たちの写真もいずれ、それぞれ持っていってもらおう、と決心する。
子どもたちが巣立っていって、こうやってどんどん家の中からモノがなくなっていく。
何だかすごぉくウレシイ。
そんなきっかけをくれた娘に感謝。