ソーラーハウスシステム面白いよ!という話
占星術話。ハウスについて知ってる方向け。
最近ハマっているハウスシステムが、ソーラーハウスシステムです。
太陽のある場所を、1ハウスの始まりとする考え方です。
ソーラーサインハウスシステムと
ソーラーハウスシステム。
この2つはちょっと違うのです。
ソーラーサインハウスシステムは、太陽のあるサイン(星座)を、1ハウスとする考え方。
たとえば。9月7日生まれで、太陽が乙女座の15度だとしましょう。(一つのサインは0~29度まであります。そのちょうど中間)
すると、1ハウスの始まりは、乙女座の0度。
乙女座が丸々1ハウスになります。次の天秤座は、丸々2ハウスです。
とてもわかりやすい!!
出生時間がわからなくてもハウスを出せる、という利点もありますし、占いとしても結構当たると思っています。
ただし、そこだけ見ると同じ星座が同じ運勢になる。
もうちょっと細かく、ちょっと個人的に要素をプラスしたい…という時におすすめなのが、ソーラーハウスシステム。
こちらも、出生時間がわからなくてもハウスを出せます。
乙女座15度に生まれた場合、そこが1ハウスのスタート。あとは、1ハウス30度ずつ分割します。
1ハウス…乙女座15度~
2ハウス…天秤座15度~
3ハウス…蠍座15度~…という感じですね。
ややこしいですね…!
サインの15度生まれでしたら、ソーラーサインハウスシステムとは、ハウスが15度ずつずれる事になります。サインの後半生まれの人ほど、ずれが出てきます。
読み方としては!
意味合いとしては、ざっくり言えば、ソーラーサインハウスシステムと大体同じです。
特に、太陽がサインの0度生まれの人にとっては、もう全く同じという話になるので。
とはいえ、多くの場合は、ソーラーサインハウスシステムと比べて、いくつかの天体のハウスが変わってくると思います。
どっちが合ってるだろう?とチェックしてみるのも面白いです。
まず、水星を読んでみましょう。
水星は、太陽から大きく離れない星です。
ソーラーサインハウスシステムですと、出生図の水星は12ハウス・1ハウス・2ハウスのどれかになります。3択です。
ソーラーハウスシステムですと、出生図の水星は、12ハウス・1ハウスのどちらか。2択です。
太陽が1ハウスの始まりに位置しているので、水星が太陽の後ろ(12ハウス)にあるか、前にあるか(1ハウス)の違いですね。
このどちらかで、ちょっとした占いもできます。
水星が1ハウスなら、積極的に言葉を発信できる。アウトプットが先というタイプ。
水星が12ハウスなら、自分の中で言葉を溜め込むタイプ。インプットが先のタイプ。
水星が太陽とほぼ重なっている場合は、バランス型と考えても良いでしょう。
そんな感じで、ソーラーハウスシステム面白いよ!というお話でした。
どちらも、出生時間がわからなくてもハウスを出せるという利点があります。
ソーラーサインハウスシステムのほうがメジャーではありますが、使い分けて見ると違った発見があるかと思いますよ!