見出し画像

グレフェスで燃え尽きない為に#2 グレ7勢向け

こんにちは、シャニマスのグレードフェスで、恋鐘センターのアンティーカ編成を数年ほど精力的にプレイしている者です。

金トロフィーが欲しい~

さて突然ですが、グレ7って意味分からないと思いませんか。

結構な労力と費用を投じてグレ7昇格は出来たが、いざグレ7に潜るとそこに居たのは、正に化け物じみたライバル達と審査員。太刀打ちできずにそのうち意欲が燃え尽きてしまった。

そのお気持ちは非常に理解できるというか、グレ7残留への高すぎる壁に断念してしまう心情は現在の環境では至極当然だと思います。
報酬だってグレフェスコインもほどほどに取得できる位置ですし、マッチライブなど他の攻略コンテンツだって手を出せる訳ですから。

しかしながら、ここまで到達出来た方だからこそ、語れる内容を盛り込んでみましたのが本記事となります。

またグレ7残留勢としての今後の展望も少し書いています。


グレ6~7ループ

グレ7には特有のルールが存在する

グレ7残留未経験者に不足する知識として、グレ7特有のルールの把握と対策を挙げたいと思います。
具体的には、フェスマスター、興味操作、アピール加点、使用率ボーナスです。

フェスマスター(フェスマ)

上記3点を全て取れれば、いわゆるフェスマスター。

完全掌握やパーフェクトライブ(PL)で昇格・残留出来ていた下位グレードと異なり、グレ7では更に伝説の一瞬というボーナス点を加えた、通称フェスマスター(フェスマ)がほぼ必須です。これまでとは段違いの難易度でのプレイを最上位帯で毎期求められるというのが、グレ7で最も度し難く、また魅力的なポイントでもあります。

興味操作

グレ7でよくある現象。

対面から飛び交うのは、興味UP、興味DOWN、興味反転。
真正面からは受けようが無いライバルのアピール火力と、それを前提に組まれた審査員興味値を相手にするには、こちら側が興味操作に介入し、また他者の興味操作を利用する他ありません。それをほぼ全員が理解し試行しているので、グレ7での興味操作は日常茶飯事であり、これに慣れるのは必須です。

アピール加点

表の下から3~4番目のポイントがそれ。
リンク1回、プラスアピール1回ごとにそれぞれ500点。
ただし、毎期のルールで上限が設定されている。

直近で無視出来なくなったのはPlusアピール等のアピール加点です。
過熱が止まらないグレ7環境により、遂にフェスマスターだけでは残留ボーダーに到達しない点数が生じる事態が生じています。
それを補うのはもはや各ターンでのアピール加点のみで、これを無視すれば、ルール次第では☆72の倍率4.2倍フェスマスターでも降格した例が確認されています。

使用率ボーナス

使用率ボーナスは最大6000点まで。

使用率ボーナスは先のアピール加点よりは影響力は少ないものとなります。とはいえ、全く無視すれば最大6000点を”損する”のですから、特に残留ボーダー付近で使用率ボーナスの有無で涙を呑むような事態は極力避けたいものです。


さて、グレ7特有の”ルール”について4点挙げて、それでは対策と言いたいところですが、実は筆者が語れるのはそのうち1点だけです。
別に情報を秘匿しているのではなく、筆者が恋鐘とアンティーカにしか眼中にない為、その他のユニットがどう勝てているのかさっぱり分からないからです。
アンティーカのことならばっちり解説できるのですが、それ以外の事は本当に、ギミックから戦術、推定火力やパッシブスキル等々まるで分かりません。

一応、現時点でのグレ7で連続残留出来そうだなというステータスや編成についてはおおよそ以下のとおりに思っています。
あくまで個人的な目安ですので絶対視はしないでください。
特にパラコレが考慮されていませんので、編成に投入出来ればもっと緩和できると思います。

グレ7で連続残留出来そうだな~と思う編成とステータス
(2024年5月時点)

  • センター担当の特化値が約7000。

  • 思い出アピールの追撃倍率が6倍以上。

  • 特化属性担当の特化値が約10000。

  • 特化属性担当のアピール札に単体もしくは全体アピールで5倍前後。

  • 原則、4ターン以内に〆られる構成である(5人ユニットならデュエットがほぼ必須)。

  • Plusアピールを所持しており、アピール加点力で劣らないこと。

  • 理想を言えば、自身のアピールで有効な興味操作が行えること。


肝は興味操作にある

見出しのとおり、語る1項目とは興味操作についてです。
ただし先に断っておくと、現環境をリードする編成には興味操作に触れないものもありますから、むしろ、対面からの興味操作に上手く乗っかりましょうという話題なのです。

そもそも、グレ7の膨大な審査員興味値はグレ7勢ですら手を焼いています。
ルール次第ですが興味値2000万超の審査員を相手に勝負しなければなりません。
完全掌握にざっと30%の興味値が必要としても、約600万を稼がなければならないのです。一致属性ならともかく、不一致属性でそこまでお化けじみた火力が発揮できる編成はごくごく少数でしょう。

では、グレ7勢はどのようにフェスマスターを出して残留しているか?
それはこういう風に、

興味UPが盛られた盤面が出来上がるように展開するのです。

単独で不一致200万しか出せなくても、興味1.5倍なら350万、2倍なら400万、3倍なら600万を繰り出せる。思い出アピールの盤面でこれを狙いつつ、それ以前のターンで単体or全体アピールを放ち不一致属性の興味値を稼いで、トータルでフェスマスターを目指すのが残留における基本戦術となります。

そして繰り返しますが、これは自分だけの興味操作では達成できません。
同じ思惑であろう対面からのアピール札を予想し、現行の環境で流行っている興味操作を把握して、期間中たった1回のフェスマスターの為に試行回数を積む。そして、グレフェスでハマりやすい興味操作のパターンを習得すること。加えて、そういったパターンに少しでも近づけるように自身の編成を寄せること。
盤面が整うのが運であっても、その状態からフェスマスターが獲れる編成を作り上げるのはプレイヤー側の実力に依るところです。

もっとも、必ずしもこのパターンにあてはまらないケースもあります。
例えば、比較的短距離なルールの場合で興味操作無しでもフェスマ可能と判断したら、グレ7勢は自身のユニットの最適行動を追求する為、興味操作アピールを外していく編成が日ごとに増えるでしょう。そのようなルールでも興味操作を当てにしたいならフェスチケットを使うのは初日から速効で、という理屈になります。

そして、これらの経験則はとにかく自分で回数をこなして掴む他ありませんし、勝ち目のあるルールとグレ7昇格が合致した際にどれだけフェスに潜れるフェスチケットの在庫があるかも大事です。
残留の見込みが無いからグレフェス触りたくない気持ちは痛い程分かりますが、それでも経験した分だけ将来の残留に近づくのは間違いありません。残留点狙いでないeasyモードでも良いので、毎期入手できるフェスチケットは極力、入手しておきましょう。
ちなみに、勝ち目のあるルールと編成かどうかは、だいたいフェス20~30回で完全掌握がポロっと出る感触があるかで大まかに判断出来ると思います。

余談ですが、この興味操作関連が理解できると、各ユニットの攻略記事もぐっと読みやすくなります。その編成の意図が掴みやすくなるからです。
ここでは有識者の編成紹介noteをご紹介します。
偶然にも、どちらもコメティックの話題です。


・ノウハウ本

エキスパート目標達成(尻)ノウハウについて

ノウハウブックの最後にあるかもしれないやつ。
ノウハウを詰め込み過ぎると追い出される場合があるので注意。
なので、最後に仕上げる際はトワコレPアイドルを敢えて使用しなかったりする。

正直、ノウハウ本作成は各々の領分で十分やり切られていると思います。それでもステータスが頭打ちの場合、いよいよ頭+++に加えて、エキスパート目標達成ノウハウを追加したノウハウ本を作成しなければなりません。

正式名称が長いので、ここからは尻ノウハウと呼称します。

尻ノウハウは、実はオート育成で勝手に取得しやすいです。
頭ノウハウと違い、ノウハウレベルは重要になるので4~5を確保しましょう。

ただ、1冊出現してもこれを次へ継承していき、最終的に頭尻ノウハウ本に到達するのが難しい、というか只の運要素なので、ひたすら頭+++本と組み合わせて出来上がるのを待つほかありません。

厄介なのはオート育成だと著しく効率が落ちるので、自前でSTEP走って試行回数を積むしかないところです。きちんと統計をとられている攻略記事もあるのですが、とにかく途方も無い感じがします。

ハッキリ言って、頭尻本を作成しても尻ノウハウは毎回発現する訳ではないので、手放しでおススメ出来る手法ではありません。
それでも、現状を打破する手段として頭尻ノウハウ本をやる価値があるという事は断言出来ます。


・センター育成

この記事がイチオシ!

いきなりですが、大変有用な攻略記事があるのでそちらを熟読しましょう。

ちなみに筆者のおすすめは金メッセ+ノウハウ目録ですが、つい最近これを20回消費してかなり爆死よりの結果になったのでとにかく運は絡みます。燃え尽きないようにしましょう。

あとこれだけはお伝えしたいのですが、センター育成の目安としてグレフェスランキングの編成を参考にする際、50位~100位ぐらいの編成を見るようにしましょう。
ランキング上位の特化値8000overとかは色々とバケモノじみた育成をやっている場合がほとんどで、真似しようとすると痛い目を見ます。というか筆者は痛い目を見ました。


・パラコレ

今のグレ7残留勢を追い抜けるパワー

グレ7ランキング上位をご覧ください。ほとんどパラコレ絡みです。
理由はパラコレのチャージアピール1回につき1000点が加点されるという、これまでの常識を覆すルールが適用されているからです。
勿論、単体でのアイドル性能も優れているとは思いますが、この仕様によりパラコレの有無で加点力が明確に代わるゲームチェンジが既に起きています。

故に、パラコレは今後のグレ7残留では必須になるでしょうし、また、今まさにパラコレが実装中のこの期間は、パラコレを握れているだけで他者を抜いて残留出来る期待値が大きく高まります。
もし、あなたの意中のユニットのパラコレが実装されたら、それが勝負の仕掛け時なのかもしれません。その為にも、センター育成を含めた編成は磨き続けておく必要があります。


グレ7残留

目標:バーンアウト(燃え尽き症候群)しない

グレフェスに関して筆者ごときが語ることはなにもございません。
ですが皆様、ジュエルの備蓄はまだありますでしょうか?
あるいは金のメッセージカードは?

トワコレ・マイコレと膨大にリソースを吐き続けて、一段落したと思いきや特訓はづきさん使用不可のパラコレが実装されました。
全員がPアイドルでの実装は嬉しい限りですが、2凸素材に有償6000ジュエルとまた300連天井のガシャでの素体確保が必要な訳です。
アンティーカPとしては5人実装される訳で、どうしたものか途方に暮れておりました。まあ実際には間隔が空くでしょうが。

既に覚悟が完了されている方は良いのですが、それでは続かない、続けられないのも無理はない話です。金の切れ目が縁の切れ目とも申しますので。
そして私が記したいのは、パラコレとグレフェスに対するリソースの注ぎ方についてです。

もう限定SSRは必要ない?

いきなりですが、パラコレの告知でまず頭によぎったのがこれです。

2年前にトワコレが登場した際も同様の懸念はありましたし、実際にある程度は正しかったのですが、とはいえ当時はSTEPという未知の育成モードの影響もあり、結果的には限定もトワコレも、ついでにマイコレも担当ユニットが絡んだ限定アイドルはなんだかんだ入手する必要がありました。

しかし2年間でほとんどのユニットでは3属性とも限定・トワコレのアイドルが実装されまして、既に手持ちのアイドルは潤沢だ、もしくはトワコレだけ凸れば良いという様相でもあるように思えます。

ここから収集するアイドルを検討しても、Pアイドルはそれこそパラコレで良いですし、Sアイドルも空き枠が無いかと思います。必要とするのは高レベルの施設・パフェマス・滞在マスタリー系ですが、それらをかき集めてきたのがこの2年間であり、今更トワコレ以下の性能で限定Sアイドルが登場しても入手する価値が低いように思うのです。
アンティーカに限って言えば、昨年度に意味不明なトワコレサポート3連続実装があり、一応はトワコレが出切った状態になりましたので、余計に今後の限定サポートはよほどぶっ飛んだ性能でないとスルーして良いものかと思います。

一点だけ、思い出加速で下駄を履かせた性能で来る懸念もありますが…グレ7残留勢なら最新の限定アイドル抜きでもあの手この手で何とかしてしまうのではないかなと感じます。

パラコレは1~2人だけ入手出来れば良い?

そしてパラコレですが、全員を集めるのが困難なら、基本は1~2人だけ注力すれば十分とも考えています。もちろん激甘な予想かもしれませんが。

密かに”パラコレは多属性で実装されるのではないか”と予想していたのですが、蓋を開けてみれば1属性(1極)で実装されていく模様だったので驚きました。というのも、STEP編の弊害で、既に多くのグレフェサーが1属性にリソースを集中して久しく、その上でパラコレを更に1属性用の性能で実装すると、結局は自身が握っている編成と合致する属性のパラコレしか必要無いのではないかと思うのです。

また、性能面だけならば如何様にでも味付けが出来ますが、筆者のような特定のアイドルに強く惹かれてセンターの配置にもこだわるタイプであれば、これまで複数属性を扱っていたとしても、つまるところ担当アイドルのパラコレの属性のみに注力すれば良いとも考えています。
いくら編成を複数握ろうが、結局は加点で太刀打ち出来ないのが仕様として落とし込まれているので、ランキング上位を狙うにせよ、残留を狙うにせよ、早晩、パラコレ抜きでの編成を扱う意義は限りなく低下する。それが例え特殊ルールと相性の悪い属性の編成だったとしてもです。それでグレ6降格したら?うーん、その時はその時かなと。それでもギリギリまでやり切ってですが。

息を抜いて、グレフェスを楽しむ心意気を

直近2年間のトワコレとノウハウ本中心にグレフェスは過熱しっぱなしでした。
それでも引っ付いて行くと、払った代償の分だけ報われていなければ続けられない感情はどんどん醸成されていて、もしかしたら何かの拍子で一気に燃え尽きていたような心情に筆者自身も心当たりが山ほどあります。

しかし、それはトワコレがある意味で残酷なまでに全ユニットへパワーを供給し続けたからであり、またライブスキルと虹パッシブスキルの都合上、完凸しなければフェスアイドルとしての消費期限が刻一刻と近づいていく焦燥感をもたらし、そしてフェスにたどり着くまでの膨大過ぎるノウハウ本関連の育成パート(しかも目標が新ノウハウでリセットされる!)で更に徒労感も増し、いよいよ無償ジュエルも乏しくなれば、それは精神的余裕を欠いてしかるべきなのです。

しかしパラコレはどうか。いや本質は近いのですが、先に述べたようにアピール加点という絶対的なルールはある意味で諦観を持ちやすいと思うのです。パラコレは全員がPアイドルなのだから、どこかで力の入れ時が来るし、そうでない波もきっとある。そういう心持ちこそ大事なのではないかと今は思っています。

私達はグレフェスの醍醐味を知っています
グレフェスは運営の用意した”ゲームルール”と、対面のライバル達という”生きた編成”とのマッチングという対戦型ゲームの醍醐味を体感させてくれるゲームです。
シャニマスのゲームには各種プロデュ―スモード・コラボフェス・フェスツアーズ・マッチライブ・マスターズフェス、Pカップ等々と何種類もある訳ですが、先に挙げた対戦の醍醐味と最も近しいのはやはりグレフェスなのです。

特にグレ7においては、最上位帯かつ少人数制という極地の環境ゆえに発生し得るゲーム性が存在していて、それを踏破した上でのフェスマスターの快感も堪能したはずです。

そして、グレフェスを通して知り合えたグレフェサーの人達の存在は何よりも大きい。

やはり人が居るところは楽しい、と率直に思えます。
フォロアーであるグレフェサーとのマッチングや、見知ったグレフェサーがランキングにおいて成果を発揮する様子は新しい刺激をもたらしてくれますし、同じゲームに没頭しているからこそ、飛び抜けた育成・編成・戦術への賞賛を共有できます。
攻略情報にしても、有識者でまとまったTL(タイムライン)を形成出来ていなければグレフェスのあれこれに事欠いてしまったでしょう。
思い返してみて、私のグレフェス歴が長く続いた秘訣はグレフェサーを沢山フォローしていたからと思います。

そういう場で楽しみたいと思えるのなら、ただそれだけで良いし、その先の展望はもっと先の”未来”でないと分からないのだから、これまでの成果を活かしていきましょう。


後書き

noteシャニマス感想コンテストの開催にかこつけて、グレフェス記事を2本執筆しました。

運営の大規模キャンペーンやアニメ効果でまたゲーム人口が増えそうなタイミングに、かねてから不足していると思ったグレフェスの育成の(あくまで個人的ですが)勘所をお伝えしたい。そしてグレ7でまだ頑張れる人や、燃え尽きそうな人まで読み応えのあるような記事を曲がりなりにも掲載してみたいという願望を叶える為です。

また私事ですが、ここ数ヵ月はシャニマスに触れる時間の確保に難儀していて、記事にも現れているようにゲーム内の無償ジュエルや金メッセ等が欠乏しつつもあり、そこにパラコレが到来したので筆者自身がまさに燃え尽きそうな人に近づいたからでもあり、色々な感情をまとめて整理しようとの思惑もあります。

後半の記事は多分に精神論で、人によっては不満を持たれたかもしれませんが、そうは言ってもバーンアウトしてしまうのは本末転倒ですし、そういう最後でグレ7までたどり着いてきた道程を終えて欲しくない、というのが筆者の本心です。

そもそも燃え尽きるのは必然でもあります。
どのようなゲーム(=趣味)であっても、個人個人のライフサイクルの変化でいつかは卒業・引退する時が必ず到来します。

ただ、その過程は自分自身の自由と責任で歩むものです。
執着心や愛憎が燻りながら、今まさに楽しんでいる人と場所に向けてぶっきらぼうに放つなんてことはしたくない。ましてや冷笑、中傷、揶揄という形では絶対に。

たかがゲーム、されどゲーム、いや自分でコントロール出来る範疇だからこそ、熱意とリソースが綺麗に燃焼するように努めて、私はグレフェスで楽しんでいきたいと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!