おいしい無農薬野菜の作り方(土作り編)
「アチラノ畑ニ居リマス」
近ごろ、畑を借りて野菜作りをはじめました。
土に親しみたくなったのと、手作りの無農薬野菜を食べたかったからです。
とはいえ、農業の経験はゼロなので農家さんの指導を受けながらです。
まず、クワをもって土を耕すところからスタートします。
クワって使ったことありますか? 私は人生で二度目です。一度目は、小学校の農業体験でした。そのときに使い方も習ったはずなのですが、久しぶり過ぎてすっかり忘却のかなたです。
耕す前に、まずは一面の雑草をどうにかしなければいけません。ギシギシやイタリアンライグラスのような、たくまし過ぎる草たちは抜きます。
抜いたら根にからんでいる土を落とします。なぜなら、畑の土はできるだけ外に持ち出さないのが鉄則だそうです。
それ以外の草たちは土にすきこんで、肥料になってもらいましょう。
ヘッピリ腰で10mほど耕すと、土と空気が混じってフワフワの状態になりました。土作りの第一段階クリアです。
そこに米ぬかをまきます。土を肥やすのが目的です。
米ぬかはどんな野菜作りにも合うそうです。町の無人精米所では、無料で米ぬかを分けてくれるので非常に助かります。
再びクワで耕していくと、土と空気、米ぬかが混じって、さらにいい感じの土になりました。
初日の作業はこれで終わりです。少しばかり腰が痛くなりましたが、気分は上々です。
あとは二週間ほどこのままにしておき、米ぬかが土の中の微生物たちに分解されるのを待ちます。そうしたら、土作りの第二段階クリアです。
楽しみですね。
何を作りましょうか。
初心者には、育てやすいジャガイモがいいそうです。
たしかに、葉モノや実がなるタイプの野菜だと、収穫のタイミングを逃せません。害虫や鳥さん対策もこまめに必要でしょう。
その点、土の中のジャガイモならいろいろとゆるくできそうです。
二週間たったら、また畑に行ってみたいと思います。
そのときには、土作りの第三段階として、牡蠣ガラ粉末と、鶏フンなどの有機肥料を土に混ぜていく予定です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。