秋になってしまった
季節の変わり目がどうも苦手
手からいろいろな物がぽろぽろとこぼれ落ちてしまうような感覚
わたしは悲しいけれどそれを拾い集める勇気はなくて
ただ変わりゆく雲を見ている。
うっすらと残った入道雲に夏を想う。
落ちてくる言葉に溺れてしまいそうな初秋の日。
歳を取ると時間が過ぎるのがあっという間になるというけれど
わたしは最近1か月が一年に感じられる程の時間の流れの中で過ごしている
元々わたしの周りは緩やかな時間が流れているので1か月があっという間だという人の時間や物への執着心の無さは羨ましくもある