見出し画像

【小説の書き方】ネット小説家はストリートミュージシャン? 書き出しが9割と言われる理由は? 書き出しパターンを解説 小説講座その10

プロットも完成し、文章の練習も終えました。もう物語を書くのに、なんの障害もありません!

ただ一応、念のため。物語の冒頭部分について、軽く解説をしておきます。

冒頭の重要性

皆さんミュージシャンのライブと聞くと、何を思い浮かべますか?多くの人は数万人が入るドームでのワンマンライブを想像するかと思います。

ただこういったことができるのは、ほんの一握り。小説を書いている人で言えば、名の知れた商業作家がこれにあたります。

これから小説を書き始める人を例えれば、路上ライブのアーティストがあたるでしょう。小説を書いたとしても、相手が目を留めてくれるか分からないあたりが。

別に小説を読んで貰うのは厳しいよ、という訳ではありません。形態が違うという話です。

たとえば好きな作家さんが本を出すとなれば、熱量を持って予約し、いち早く手に入れようとするでしょう。

しかし本屋でたまたま気になる表紙の本を見かけたとします。多くの人は可能であれば最初の数ページ立ち読みし、興味が引かれなかれば買い、そうでなければ他の本を探すでしょう。

そう。名前を知って貰っていない場合、最初の数ページで読むかどうか判断されるのです。

これが小説投稿サイトに投稿したばかりだと、最初の1ページ(1話)が勝負。場合によっては最初の数行でバイバイされる事もあります。

もしあなたの小説が10ページ目(10話)から面白くなるとしても、そこまで読んで貰える保証はないのです。

だから冒頭が勝負!誰かに作品を読んで欲しい人は、これは絶対に覚えておきましょう。

どこから物語を切り取るか

物語の冒頭の大切さは分かって貰えたかと思います。ここからは具体的に興味を持ってもらうための冒頭をどう作るかをレッスンしていきましょう。

まず、物語にとって大切なのは、どこからカメラを入れるか?です。このカメラというのは、読者の視点と考えて下さい。

たとえば大学生の恋愛小説を書くとします。作者の頭の中には主人公の生まれた瞬間から幼少期、高校での青春、大学受験などなど、主人公の人生についての設定が沢山入っている筈です。

しかし主人公とヒロインが出会うのは大学の入学式。だったら主人公の生まれた瞬間から書き初めて、ヒロインが登場しないまま数十ページ続けられても、多くの読者は興味が湧かないない訳です(それで面白くできるなら構いませんが)。

「大学の入学式でヒロインに一目ぼれするも、ヒロインは先輩に誘われてデートの約束をしてしまった」
「もどかしい日常を過ごしていたら、ヒロインにSNSをブロックされていたことに気付いた」
「親友の同意アプリを見ると、履歴に好きな人の名前があった」

PICKUP

たとえばこういったシーンから始めると、「お?ここからヒロインを落とすのか?」「主人公情けなー、もっと頑張れ!」なんて思って貰える可能性があるのです。

もちろん主人公に恋愛的なトラウマがあるのなら、「高校時代に告白したけどキモがられて泣かれてしまい、それ以来イジメられた」なんてシーンから初めてもいいでしょう。

とにかくそれ単体で興味を惹きつける、面白いシーンから始めてください。

物語の冒頭は面白くするための助走部分ではなく、作品が面白いとアピールするための最も重要な場所です。

状況説明は必須

冒頭シーンが面白い事の重要さを説明しましたが、もちろんそれ以外にも重要な事があります。

それは登場人物や物語の設定、ストーリーの方向性の情報を入れる事です。

主人公が何歳なのか(学生恋愛なのか、大人の恋愛なのか)?
ヒロインとの距離感はどんな感じなのか(出会ったばかりなのか、一度付き合って別れたのか)?
どういった雰囲気で進みそうなのか(純愛なのか、略奪愛なのか)?

PICKUP

恋愛小説を書くのであれば、上記のように書くべきものが沢山あります。

これがないと読者はどう読み進めていけばいいのか分からず、ストレスを感じてしまいかねません。

わざと説明しない作家もいますが、それは説明しなくてもストレスを感じないように高い技術で補っているだけ。強いて言えば、「この物語には謎がある」と明示しているだけです。

説明しない確固たる理由がない限り、ちゃんと冒頭に説明を入れましょう。

説明が長すぎるのは危険

冒頭で説明をしっかり入れるのが大切と説明しました。ただし説明を入れ過ぎるのも危険です。

今から小説を楽しもうとしているのに、難しい参考書ばりにストーリーの設定説明が入っていると、それで萎える人が出てきかねません。

「ここはスカルピア=ピアサー。12次元の狭間に存在し、マスピリア元素で満たされた第五幻覚世界だ。普通の人には知覚できないが、バリミシア感覚に優れた主人公には……ちなみにマスピリア元素というのは……あと12次元というのは……第五幻覚世界というのは難しいかも知れないが……」

PICKUP

たとえば異世界転生もので、上記の様に自作の用語説明に終始していると、「もういいや……」となってしまいかねないでしょう。

冒頭のシーンでは、必要な情報を必要な分だけ入れる事をおすすめします。

とはいえ参考書ばりに用語説明しているのが誰かにぶっ刺さる事もあるので、そうすべき確固たる理由があるのなら問題は無いでしょう。

色々な冒頭の種類

おもしろいシーンから始めるのをオススメしましたが、もちろん冒頭シーンの正解はありません。

あなたの書こうとしている物語のどこが一番面白いのかは、あなたにしか分かりません。

千差万別なので正直に言えば、こう書きましょう!というメソッドを出すのは逆効果ですらあるでしょう。

でも幾つかパターンがあるので、その紹介をしておきます。自分の物語の面白いシーンを表現するのに、一番使い易いものを参考にして見て下さい。

主人公が読者の代弁者タイプ

ふと目が覚めると、自分が死んだことを自覚した。
どんな人生だったかは覚えていない。

きっと記憶に残らない生だったのだろう。頬に手を当てると、うっすらと涙の筋が出来ていた。

「ここは……?」

死んだのなら、冥途に送られたのだろうか?
自分の歩んだ道であれば、きっと地獄なのだと記憶にない罪が囁く。

しかし自分が寝ているのは、清潔なシーツのふかふかベッドだ。体を起こして見回してみるが、やはりあの世に似つかわしくない。

海外の古いお城みたいな、広くて豪華な部屋。窓からはカーテン越しに、優雅な日差しが差し込んでいる。

そこんな好待遇の地獄があるのかと、ビビりながらベッドから降りる。血が足りていないのか足がふらつき、近くにあったテーブルに手を付いてしまった。

僅かな痛みと共に、大理石の天板が掌を冷やす。
生前と同じ感触に戸惑ってしまう。居心地の悪さを感じながら、ゆっくりと顔を上げた。

「…………? ………っ!?」

視界の中の鏡に気が付き、脳内から言語が消失した。野生の猫じゃないのだから、別に初めて鏡を見た訳じゃない。

鏡に映っていたのが自分じゃない、イケメン青年だったのだ。

「あ?え?」

俺じゃない顔に俺のじゃない部屋。
――ああ、気味が悪い。

こんな奇妙なことが、起きて良いのだろうか?いや俺は死んだのなら、俺が俺じゃないのは、変じゃないのか?

「いや、おかしいでしょ?」

どこがおかしいのか自分に言い訳しようとしたが、全くうまく纏まらない。機能が決定的に欠損しているか、脳が理解を拒んだのだろう。

「なんだこれ?死んだのに生きてて、見知らぬ世界にいるって、流行りの異世界転生ってヤツ?」

混乱したまま後退り、ベッドの淵に腰を下ろした。腹の底で内臓が凍っていく錯覚に襲われるが、だからと言ってどこに逃げればいいのか分からない。

「―――」

意味もなく鏡を眺めていると、扉がノックされる。木製の扉越しに、女の人の綺麗な声が聞こえてきた。

知っている言葉だった気がするが、上手く認識できなかった。
何も答えられないでいると、ゆっくりとドアノブが回っていく。

「あら、起きていたのですか?」

部屋の住人が寝ていると思っていたのか、入ってきた綺麗な女性は驚いた様子。
静かに扉を閉めると、佇まいを整え、丁寧なお辞儀をした。

踊っているみたいに美しい所作で、思わず見惚れてしまう。

「おはようございます、ライガー様。お体の調子はいかがですか?」

長い金髪に整った顔。存在その物が芸術と言える美しい女性だ。
黒と白でロングスカートのメイド服に身を包んだ彼女。俺を見るなり、そんな風に断罪した。

(超絶美人メイドさんだ!!)

なんて呑気だったのだろうとは思うが。
俺は自分自身が『ライガー様』じゃない事を失念してしまっていた。

王子に転生したらメイド達に命を狙われています

記憶を失って転生した主人公の話。何がなんだか、訳がわからない状態です。

このタイプは「何もわからない主人公=まだ説明を受けていない読者」の構図になっています。

主人公が説明を受けて世界の事を知るのと、読者が情報を得て物語を理解するのがリンクしている訳です。

衝撃的な事件から入るタイプ

目の前には、髪を金に染めた女生徒が座っている。態度は悪く、顔には露骨な不満が滲み出ていた。
着崩した制服に短く切られたスカート。一見するとギャルのようないで立ちだが、メイクは控えめで、爪なども小綺麗に整えられている。
不良と優等生の間のちぐはぐな印象。
彼女の名前は御厨みくり。浩岳高校の2年生で、絶賛進路指導の最中である。
まあ、その進路指導を受け持っているのは俺だが、別に俺は教師ではない。浩岳高校に通う2年生で、御厨みくりの同級生でしかない筈だ。
「なんで担当教師じゃなくて、あんたが私の進路指導する訳?」
「田小山先生が忙しいらしくて、俺が任された」
「違うし。なんでそれを受けるのか聞いてる訳」
「クラス委員だからな」
「はあ?答えになってないし」
彼女は髪をイジリながら、そっぽを向いてしまう。
答えになっていないのは知っている。答えてないのだから、当然だろう。
『生徒指導をクラス委員に丸投げする様な先生に、生徒指導を行って貰いたいか?』
本心はそんな所だが、リスクを冒してまで彼女に伝える義理もない。
(中略)
「何アホみたいな顔してんの?」
御厨みくりは力を抜き、綺麗な笑顔を見せてくれた。
思わずドキリとした。心疾患でも患ったに違いない。
「……いや、話が逸れている所か始まってない」
「あはは、やっと気付いた」
こっちが彼女の素なのかと思う程、上品に笑う。
「いいから進路指導の書類を作らせてくれ」
「ああ、そういう事?なら想像で書いといてよ」
「俺は君の事を良く知らない」
「いいんじゃない?私だって私の事は、よく知らないし」
御厨みくりは席から立つと、手をひらひらさせて進路指導室から出て行った。
さよならの挨拶のつもりなのか、犬に指示している気分なのか。
「時間的には及第点か」
時計を確認すると、実際に進路指導を行ったのと同程度の時間は経っていた。御厨みくりが進路指導室にいた時間を書き込んで、書類の作成を始める。
「彼女のことは、全く分からないな」
あんな綺麗に笑う子だとは思っていなかった。
まあ、彼女の知り合いに希望大学などは聞いているので、ありきたりな事では埋められる。
それで問題ないだろう。先生に語る未来なんて、紙よりも薄っぺらいのだから。
「将来の夢……か」
ふと書類を書く手が止まる。
彼女の夢は、調査通りに「獣医」と記載した。しかし俺としては珍しい事に、彼女が周りに口にしていない、本当の夢が気になったのだ。
そんなものが有るのかは分からなかったが、明日聞いてみようなんて。柄にもない事を思った。
まあ、その予定は果たされることはなかったのだが。
翌日の教室で、御厨みくりが亡くなったことを聞かされた。

御厨みくりは殺された?犯人のいない殺人事件

プロローグでヒロインが亡くなってしまうミステリーの冒頭。生真面目な主人公がヒロインに興味を持った矢先に……という展開になっています。

冒頭から事件が起きて、それを解決していくタイプですね。

これと同じパターンで、過去に起こった事件をプロローグに入れ、1話からは平和に話を始めてるのもオススメです。

主人公の独白から入るタイプ

マジで信じられない。この世に神はいないのか?
それとも神は俺に、これっぽっちも興味がないのだろうか?

頼んでもないのに作ったくせに、助けてくれないのは無責任ではないか。

生前一生懸命勉強して、いい大学に入って、一流の銀行に就職した。
クソな上司やバカな本部に辟易していたが、それなりに仕事を覚えて、営業成績を上げていた。

苦労、苦労、苦労で耐え抜いてきた人生。面白い事も何もなく、目指していた仕事にもやりがいは見付からなかった。
そんな矢先、逆ギレした客に刺されて俺は死んだ。

理不尽すぎる。誰に文句を言えばいい?
そりゃ、神様しかいないだろう。

そもそも相手は要注意先で、金を貸せる可能性はゼロに等しかった。客にもそう説明していたが、「審査だけはしてくれ」と泣きつくから、優しさで手続きをしてやったのだ。
忙しい合間を縫って稟議を書き、無駄な労力を使うなと怒鳴られながら上司にハンコを貰い、できる訳ないだろとバカにされながら本部に承認を求めた。

他の仕事が溜まっているのに、融資部に直接行って、役員に直々に説明だってした。
でもやっぱり、稟議は否決された。こんな返済能力が疑わしい店に、金は貸せないとのことだ。

そりゃそうだ。初めから客にもそう説明していた。
そんな中でも俺は、できる全ての事をやったのだ。俺が担当したから、融資ができなかったわけじゃない。俺じゃなくても貸せなかった筈だ。

審査が否決になった事を説明しに行った時、客はショックを受けている風でも無かった。
「そうですか……」とへらへらして、話も早々に店の奥に引っ込んだ。

元々可能性は無いと言っておいたから、理解してくれたのかと思っていた。

けれど、あいつは包丁を持ってうちの支店に押しかけ、「お前のせいで店が潰れたんだ」「家族もバラバラになった」と罵り、俺を包丁でめった刺しにしやがったのだ。

救急車で運ばれながら、絶対に人に優しくしてやらんと心に決めた。
もちろん、そこで俺は死んだんだけど。

元エリートショタ銀行員の異世界転生成り上がり

主人公の独白から入る、異世界転生ものの冒頭。「これからこんな主人公が登場しますよ!」というのを、状況説明と併せて行っています。

読者から共感を得る主人公というよりは、言い難い事をバシッと言ってくれる系主人公に向いているでしょう。

またこれについては、一人称で行うのが良いと思います。


ポエムから入るタイプ

教科書を眺めるに、嘗て、世界は希望に満ちていたらしい。
宇宙は自分を中心に回っていて、暗闇は神秘の住処で、最愛の人は死んだら天国に行って。
現実なんてそんな曖昧で良かったのに、人は無知を悪と断じてしまった。
神は死んだと宣って本を認め、不思議は存在しないと地図を書き記した。
全能は聴衆の下僕に。
無能は嘲笑の対象に。
ダーティー・ハリーみたいに正義を下していく。
挙句の果てには、星の女神様にまでナイフを突き立てた。デコボコの素肌は凌辱され、光の雫は艶めかしさを剥奪される。役目を終えた夢は地に積もり、この水底にはイキグルシサだけが滞留していく。
そうして世界を白日の下に晒し切った後、正義の味方達は、自身の逃げ場も喪失した事に気付いたらしい。それは神の威光とやらで闇を落とせぬ、最果ての始まりを意味した。
『寒ければ服を着込め、雨が降れば傘を差せ』
余剰は要らぬと自縄をし、遊びは要らぬと自縛する。
機械仕掛けの神を捏造し、烏合に墜落して迎合する。
人間は生まれながらに孤独なのに、自ら自由を差し出す不始末。
主人なき奴隷に身をやつし、社会的役割に生を使い潰す身勝手。
個性を殺して従う事を強要するのに、没個性は弱者と断罪する。
つまらない当たり前だけが声高に叫ばれ、行えぬ者は人間扱いすらしてもらえない。いや、凡才にも理解できる未知として悦ばれ、もはや失われた悪の残影として、気持ちのいい正義を振り下ろされるのだ。
ああ、大人は傲慢だ。
幸福な誰かが許せないなら、自分達だけで地獄に落ちればいいのに。

――探偵事務所へようこそ!~ところであなたを愛しています

いわゆるポエムから入るタイプの小説。ポエムから入るのは賛否両論ですが、この冒頭がラストシーンにバシッと決まると非常にカッコいい形態です。

刺さる人には刺さるので、カッコいい冒頭にするべき物語を思いついたら、挑戦してみてください。

冒頭が決まればそのまま書けば大丈夫

冒頭のシーンを書くため気を付けるべき事、冒頭シーンの幾つかのパターンは頭に入ったかと思います。

後はもう恐れずに書いてみてください。今まで体験した事のないほどの面白さが、そこにある筈です。

小説を書くことは、小説を読むことの何倍も楽しいのですから。

物語を完成させる瞬間は、初恋の相手に告白する時ぐらいドキドキする筈です。是非!

今手元にあるその設定を、書き出した冒頭シーンを、最後まで書き進めて下さい。

大丈夫です。ラストシーンもそこに至るまでの道筋もしっかり考えているのですから、最後まで書けない理由はありません。

自分の作ったキャラを信じて、結末まで導いてあげて下さい。

全て書き終わった後で再度冒頭を調整する

冒頭の大切さをあまりにも解いてしまったので、書き出しに悩んで先に進めなくなってしまった人もいるかも知れません。その場合は冒頭は適当に書いて、まず先に進んで下さい。

全て書き終わった後で冒頭に戻り、再度冒頭を考え直せば大丈夫です。

またしっかり冒頭を考えて書いたよ、という方も同じ。物語を書き終わったら、冒頭に戻って冒頭を書き直してください。

よっぽどのことが無ければ、最初に書いた冒頭の方向性と、実際に書いた物語の結末はズレれている筈です。

そしてそのまま冒頭から最後まで手直しをしていくのです。時間を掛けて良いので、物語を丁寧に飾ってあげて下さい。

それが終わって初めて、その小説は完成します。

今後の更新の案内

全10回に渡って長編小説を書くためのレッスンをしてきました。お付き合いいただきありがとうございます。

全ての工程を超えた今、きっと小説を書き上げる力がついているでしょう。とは言え、まだまだ詰まることは多い筈。

物語をより綺麗に書くための文法に、魅力的なキャラ設定、小説投稿サイトの使い方、小説を書くのに参考になる作品の紹介などなど。

「ただ小説を書く」以上の事をするために、必要な知識は沢山あります。

今後はそういった講座を行っていくので、ぜひチャックしていって下さい。

また「この部分をもっと詳しく教えて欲しい」というのがあれば、気軽にコメント頂けるとありがたいです。

ではまた次の講座でお会いしましょう。まだ見ぬ物語が世に生まれる一助になると信じて。

いいなと思ったら応援しよう!