乾電池の大きさ 単○形とDCA···
乾電池は大きさによって単1形電池や単3形電池と呼ばれていますよね
日本で一般的に使われている乾電池の大きさは、大きい順に単1〜4形まであります。単5形や単6形電池もありますが、家庭で使うことはほとんどありません。単○電池と日本では呼んでいますが、外国ではどうなっているのでしょうか
本記事では、電池の大きさの呼び方が外国ではどのようになっているのかを実際にあった出来事から書いていきます。
ナノクーロンメータを使って表面電荷を測定しようとした時に日本語版と英語版の取扱説明書を見比べていたところ、気になることがありました。
日本語版の使用電池の欄に "単4電池2本" と書いてあったのでそれに対応する部分を英語版で探していましたが、それらしき数字や大きさを表す言葉が見つからず………
この部分に書いてあるはずという場所には "AAA" と書いてあるだけでなんのことやら…
アメリカではAの数かアルファベット順や組み合わせによって大きさを表している??
もしかして、、と思い調べてみたところ、以下の表のようになっていました。
ここで、なんでDCときたのにその次がAAなんだ!?と思いませんか?
さらに調べてみると、この規格が作られた当初はDCBAとなっていたようですが、その後、BとAの大きさが廃止され、今の単三形電池と同じ大きさのAAと、単四形と同じ大きさのAAAが追加されたからD,C,AA,AAAと不自然な並びになっているとのこと
英語の説明書を見る時に、工業系の英単語の意味だけではなく、このような特殊な通称を知っておくと読みやすくなりますね
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