ふれたそら
遠くの空なんてない
今ぼくの目の前に広がるのはどこまでも一繋がりの空
だから空はどこまで行っても近くの空
いつも誰よりも側でぼくを見てくれている
悲しい時も嬉しい時もその気持ちを分かちあってくれる
青かったり赤かったり白かったり黒かったり
ぼくの心とそっくり
そうなんだ
そうだったんだ
触れていたのは空だったんだ
ふと外に出た瞬間に
こんなにも幸せな気持ちになれる時があるのは
きっと空に触れているからなんだね
ぼくの心も一繋がりだった
空と一繋がりだった
これからも触れた指先は離さないよ
どこまで行っても空は側だから
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