最近の若者は自分の血液型を知らない…?
最近の若者は自分の血液型がわからないことがあるという。
おいおい……
大変なことになってきたな……!!
……いや、別に大変かといえばそうでもない。
話によると、結局病院に運び込まれて輸血する際には必ず血液型の検査を行うみたいだし。(間違えたら大変なことになるから)
なので自己申告の血液型にさほど意味はないのだ。
せいぜい血液型占いが楽しめないくらいのものだろうか。
とはいえニュース動画を見ていて興味深いと思ったこともある。
それは各血液型によって病気に対する関連性があるというものだ。(エビデンスあり)
例えば自分の血液型であるO型は、「血液が固まりにくく、大怪我での死亡率が高い」&「ノロウイルスに感染しやすい」という特徴があるそうだ。
そ、そうなの……?
うわぁ……大怪我に気をつけよう。(回避方法は不明)
なお他の血液型はというと、A型、B型、AB型はエコノミークラス症候群や心筋梗塞のリスクが高く、A型のみ追加で新型コロナウイルスにも感染しやすいとのこと。
なんだかそう聞くとO型はありな気がしてきた。
いや、一番蚊に刺されやすいらしいからやっぱりちょっとアレか……?
若者が血液型を知らない理由として、今は赤ちゃんの頃に血液型を調べないというのがあるらしい。
どうやら赤ちゃんは血液型が変わることがあるようで、あえて調べることはしないまま育っていくという。
なので今の若者は血液型を知らないし、献血にも行かないとのこと。
なるほどなあ……
・・・
いやこれ論理繋がってるか……?
別に赤ん坊の頃に血液型を調べなかったとしても、その後いくらでも調べる機会なんてあるのではないだろうか。
というか自分だって学校の血液検査かなにかで「へぇ……O型なんだ」みたいなことを知った気がする。
つまり今の子供たちは学校で血液検査とかしないの……?
軽く調べると、平成25年で血液検査実施率20〜30%という数字が出てきたので、今はもっと行われなくなっているのかもしれない。
そうなると、確かに成人しても血液型がわからないのはありえるか……?
いやいや待て待て。
そもそもの話、献血に行くかどうかと血液型は関係ないだろう。
「私A型だし献血行かなくていいや…」とかある?
それに学校に献血車が来ているシーンをどこかで見た気がするし……!!
(献血すると血液型がわかる)
ところがどっこい、若者というのは献血から縁遠いものなのだ。
献血のうち、200ml献血は16歳から可能だが、より有用だと言われる400ml献血は男性は17歳から、女性は18歳からなのである。
(400mlの方が輸血の際の使用数が減るので副作用が少なくなる)
それに400mlの場合は50kg以上という体重制限などもあるし、成人女性でもかなりきついだろう。
一応200ml献血なら体重制限も男性45kg以上 女性40kg以上と緩くなるのだが、先ほども述べたように輸血パックは400mlの方が有用で、200mlは輸血対象が小児や低体重の高齢者などに限られる。
そのため、京都府の場合では需要全体の1%未満となっているくらいなのだ。
とはいえ、学校で献血をした人は社会に出てからも献血に協力してくれる割合が高いそうで、献血者を増やすという意味では非常に意義がある気もする。
まあでも献血に目覚めた自分は高校時代に献血経験はないので……
やはり大人はグッズで釣るのが正解ということか?
(コミケにも出張する赤十字はそれをよくわかっていたんだな)
そしてニュースの動画に出てきた『曽根崎献血ルーム』が魅力的すぎて、無性に興味が湧いている自分がいる。
※(以下、曽根崎献血ルームの画像)
こりゃ大阪観光へ行ったときに寄るのもありかもしれないな……!
うちの地域には献血ルーム自体が存在しないし、近場の献血ルームは絶対こんなラグジュアリーな感じにはなっていないので、相当羨ましい。
「社会貢献」「大人な雰囲気」「豆から焙煎したコーヒー」……
意識の高いビジネスマンが多そうな都会においては、自分のようなグッズ目当ての層とはまた違ったこういうアプローチも良いのかもしれないな……
赤十字も献血者の増加のために、色々と策を巡らせているようだ。
そんなわけで、血液型を知らないのはどうでもいいけど、献血しなくなるのは確かに困るよねというお話。
なお自分は前回の献血から成分献血が可能になるまでがあと30日くらい。
せっかくだし、旅行と献血ルーム調査を兼ねるのもありかもしれない。
なにかしら理由をつけないと旅行も腰が重いものだし。
それにラブラッドには献血会場のデータも蓄積されるしな……!
毎度毎度、変な収集癖が発揮されて大変な自分なのだった。
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