世界で最もプレーされているスポーツは何か
旅行記事の箸休めにこんな記事も書こう。
『世界で最もプレーされているスポーツ』とはなんだろうか?
日本人的な発想では、野球やサッカーが思い浮かぶだろう。
最近ではラグビーも話題になったか。
野球に関しては、「競技人口が少ないからオリンピック競技から外します」なんてニュースもあったので、たぶん違うとわかる人も多そうだ。
結論から言うと、世界で最もプレーされているスポーツは……
『バレーボール』である。
……意外!!
なんでバレーボールなのかと思った人も多いんじゃないだろうか。
ぶっちゃけサッカーのほうが多そうなもんだ。
なにせサッカーの話をされるときに、「サッカーボール1個で出来るからね」という話はよく聞く。
バレーボールなんて、棒とネットも必要じゃないか……。
いやまてよ?
サッカーは無駄に広い敷地としっかりしたゴールが必要か……?
そっちのほうがきついかもしれない。
こりゃバレーボールの方が手軽だな!
そう、このお手軽さは重要なのである。
考えてみればビーチバレーも簡単に用意できてた気がする。
選ばれるには理由があるのだ。
ではランキングのトップ5を見ていこう。
バレーボール 約5億人
バスケットボール 約4億5000万人
卓球 約3億人
サッカー 約2億6000万人
クリケット 約1億5000万人
なんと、順位が高そうだと思っていたサッカーは4位。
2位にはまさかのバスケットボール。
続いて3位は卓球である。
データを見ないとわからないものだ。
日本人が愛する野球はというと、9位の3000万人。
道具が人数分必要だったりと、ハードルの高さがあるようだ。
じゃあ日本で話題になったラグビーは?
なんと10位の2000万人。野球より下だったのである。
この結果に衝撃を受けた人も多いだろう。
しかし重要なことがある。
これはあくまでも競技人口であって、稼げるスポーツかは別なのである。
世界一位の競技人口のバレーボールは、2018年に世界選手権が行われたが、独占放送したTBSは赤字10億円という結果になった。
一方のサッカーは、オリンピックよりもイベントとしては盛り上がっているし、利益も生み出している。
あくまでも、バレーボールは道具の準備も簡単で、動きも少ないので幅広い年代で楽しめるからこその世界一の競技人口なのだろう。
さて、ここでランキングの第6位を紹介したい。
競技人口は1億3000万人。
野球よりも1億人多い、その競技とは……。
e-sportsである。
……マジ?
「ゲームじゃん。これがスポーツとかw」みたいに言われていたのに?
高性能PCやらも必要だろうし、ぶっちゃけ敷居高そうなのに?
このまま行けば近いうちに5位のクリケットも追い抜くのは確実。
しかしバレーボールで問題になった視聴者の数はどうなのだろうか?
オランダの調査会社Newzooによると、2020年時点で約5億人。
2023年には6億人を越える見込みだとのこと。
そして単純に他のスポーツと同じく、それを日常的に競技として楽しんでいる人口として考えると、e-sportsに採用されているPUBGだけを見ても、プレイヤー数は4億人である。
伸びしろ、あります!!
日本人の感覚ではかなりの衝撃を受けたe-sportsの躍進。
まさか世界ではこんな事になっていたとは……。
残念ながら日本はちょっと出遅れている感が否めない。
世界的な大会で活躍しているプレイヤーの人数でいうと、
日本人は約700人ということで、1位のアメリカの1万人からはかなりの差があるのも事実。2位中国、3位韓国との比較でも、4倍以上の差がついている。
だがまだどうなるかはわからない。
今後の日本のe-sportsがどうなるか、注目だ。