タタメルバイクを作った【ガチャガチャ】
イオンでぶらぶらしていたらガチャコーナーがあった。
最近ちょっと自分の中で興味が再燃しているガチャガチャ。
なにかの商品がミニサイズになっているとそれだけで心が躍る。
しかし子供の頃は200円のガチャですら高級品に思っていたが、なんだかこうやってガチャコーナーを見ると、今は300円以上が当たり前みたいな感じのようだ。
クオリティを保つには仕方ない気もするけど。
・・・
そして出会ってしまった。
『TATAMEL BIKE(タタメルバイク)』に。
……実はニュースでそれとなく聞いてはいた。
折りたたみ式EVバイクがあると。
折りたたみ自転車のブロンプトンに魅せられた自分としては、EVバイクをこのレベルまで畳めるのは驚愕だ。
ちなみに折りたたみバイクは過去にモトコンポというものがあったりする。
車に乗せて運べる小さいバイクとして作られたものだ。
一応ホンダはEV版モトコンポのコンセプトモデルを出してはいるものの、比較するとタタメルバイクのまとまりの良さは段違いではないだろうか。
カプセルの中には開発の年表があった。
こういうストーリーを知らせるのって大事だなと思う。
というわけで、さっそく作っていこう。
(思った以上にパーツ多いな……)
子供の頃にプラモ制作に失敗したことを思い出す。
パーツを合体させるときに実は別パーツを挟んどかないとダメで……みたいな失敗だった。あれでプラモが嫌いになったのを覚えている。
果たして今回は無事に作れるのだろうか……?
おお……!
けっこう簡単に作れる……!!
押し込みでカチカチと繋がっていくのが楽しい。
ちなみに合体する前に別パーツを挟むという工程はこれにも存在する。
だが、過去の失敗のおかげで無事に乗り越えられた。
失敗経験って、やっぱり大事なんだな……。
そして今更だが、このガチャの値段は500円。
しかし1000円くらい出しても良い気がしてきた。
なんだかめっちゃ凝った作りなのだ。
ギミックすっご……!
やはり500円とは思えない出来だが、最後にシールを貼って完成させよう。
良いねぇ……!!
こんな気合いの入ったガチャが今はあるんだなぁ。
しかし実物の折りたたみEVバイクを作ったのもすごいが、それをこうしてガチャとして再構築してくれたのも感謝だ。
ギミックも見事だし、机の上に置いておきたい良さがある。
ちなみにこれは実物の12分の1のサイズ。
ドールハウスやミニチュアは12分の1サイズが多いらしい。
その由来はイギリスの長さの単位が12進法だからだそうだが、
クリエイター曰く、「ミニチュアとしてのほどよい大きさでありながら、限界まで作りこみができる一番いいサイズなのです」とのこと。
(美の壺より)
確かに適度に所有感を満たしつつ、小ささも楽しめる気がする……!
ちなみにガチャが近くにない人も、ネットで普通に買えるようだ。(送料はかかる)
ネット販売だけのパワーアップバージョン(1個660円)もあるようなので、気になった人はどうぞ。
紋別でジオラマに出会い、各地の展覧会でも数多くのミニチュアに魅せられてきたが、やっぱり小さいものは良いな。
自分でミニチュア作品を作ってみたいと思いつつも、なかなか始められないのがなんともだが、今後も作品を見たり触れたりして楽しんでいきたいと思う。
(しかしやっぱりこれが500円はすごい……!)