【令和最新版】ウォシュレットの正しい使い方
またトイレの話かよというわけだが、今回はウォシュレットについて語りたい。
なお、こんなことを思ったきっかけは「ウォシュレットで紙の消費が減らせる」という記事を見たからだ。
なにせ自分の使い方ではどう考えても『紙の消費は増える』のである。
これには流石に「あれ?自分の使い方がおかしいの…?」と思ってしまった次第。
そして考えてみれば、自分はウォシュレットの使い方を習ったことがなかった。
今までなんとなく雰囲気で使ってきたのだが、これを機に正しい使い方を学びたいと思う。
いやウォシュレットが世に出てから何年経ってるんだよと思いつつ。
(温水洗浄便座は1960年代にアメリカの会社が福祉用に販売していたものを東洋陶器(現TOTO)がライセンス取得して、一般向けに販売したんだよ!)
【aosagi流ウォシュレットの使い方】
まず自分のウォシュレットの使い方について語っていこう。
知りたくもないわ(尻だけに)という人は飛ばしてほしい。
流れを箇条書きにするとこんな感じである。↓
誰に教えられたわけでもなく、自分は自然とこういう使い方をしていた。
見てわかるように、これだとペーパーで拭く工程が2回もあるので、どう考えても巷で言われている「ウォシュレットが紙の消費を減らす」という結果にはならない。
なぜ自分がこの使用法になったかといえば、「一度拭いてからじゃないと、ウォシュレットの水流で汚物が撒き散らされるから」という考えからだ。
出したあとのファースト拭き拭きの際には、必ず汚れがペーパーに付いてくるものだが、そんな尻にいきなりウォシュレットなんてしようものなら、それらが尻や便器に飛び散りまくるのは自明の理である。
故に自分は一度拭いて汚れを落とし、ウォシュレットで仕上げ洗いをするという結論に至った。
うむ、どう考えても正しい。(資源の消費量はともかくとして)
【世間のウォシュレットの使い方】
だが世間で正しいとされるウォシュレットの使い方はどうも違うらしい。
正しい使い方を調べたところ、こんな感じである。↓
そう、自分が懸念していた飛び散りなんてものともせず、ウォシュレットに最初から汚物清掃を任せるのが正しい使い方だというのだ。
(正気か……?)
いやまあこれなら確かにペーパーの消費は減りそうな気はする。
でもやっぱり飛び散りがどうにも気になってさ……。
なにせ便器の中で行われている洗浄工程は、自分たちが確認できないブラックボックスなのだ。
上手いこと飛び散らずに奇跡的に肛門だけ綺麗になっていると信じたいところではあるが、おそらく盛大に飛び散っていることだろう。
本当に正しいのかこれ……?
そしてなにやら解説サイトでは、「紙で拭くなんて汚物を肌に擦り付ける危険な行為です!」なんてことを言っているものすらあった。
(その論理はテルソリウムや籌木や縄で汚物を除去してきた人類の歴史を全否定してないか……?)
……まあいい、とにかく正しい使用法はわかった。
自分がそれを許容できるかはともかく、知っておくことは大事だ。
ではここで、医者から見たウォシュレットについてもおまけで語っておこう。
【医者から見たウォシュレット】
『日本の技術力は最強!海外でも拍手喝采!!』というときに挙げられることもあるウォシュレット。(生まれはアメリカだが)
だが今回調べてみると、一部の医者はウォシュレットに対してわりと否定的だったりするようなのだ。
理由としては、お湯で長時間肛門を洗浄することによる、肛門周辺のバリア機能の破壊が挙げられる。
お湯によって皮膚の油分や常在菌が盛大に洗い流され、ヤバい菌が付いたらアウトな状態になってしまうというわけだ。
そのため、「ウォシュレットを使用するなら、せめて3~5秒くらいにしておけ」というのが医者側の意見らしい。
だが世間には数分どころか数十分もウォシュレットを使う人が存在するという。
というか自分もイオンのトイレに入った際、(隣の人、永遠にウォシュレット使ってんな…)みたいな体験をしたことはあるので、実際にそういう人が居るのは確かだ。
「風呂に入ったときにシャワーで洗いすぎるのはダメだよ」なんて話を聞いたことがあったが、ウォシュレットの場合はシャワーより頻度が多いので、問題になりやすいのだろう。
そしてこれは男の自分には全く関係ないのだが、どうにもウォシュレットは女性の膀胱炎に関わっているという話もある。
自分が独自のウォシュレット使用方法をしていたように、女性の中には排尿後にもウォシュレットを使うという人が一部いるようで、その場合は膀胱炎の再発リスクが4倍になったという。(計24例のデータだけど)
これは「水流による尿道口への雑菌の押し込み」で起きているんじゃないかという話だ。
思えば自分も最近体験した尿道カテーテルを入れる際には、雑菌を意地でも入れないための清潔操作が求められていた。
それを思えば、水を直接尿道に当てるのはよろしくないのはわかる気がする。
まあ男がウォシュレットで尿道口を洗うことはほぼ確実にありえない話なんだけど……。
いや、イタリアのビデを使った場合は男性もその限りではない……!?
※このタイプのビデは男性でも使うらしい
そんなわけで、またトイレの話をしてしまった。
入院中なので実生活でのネタ元が限られるとはいえ、他になんかないのかよとは自分でも思う。
でも、こんな風になんとなくで使っているものはたくさんあると思うのだ。
それが原因でなにか問題を起こさないように、気がついたときに使い方を検索してみるのって大事だよねというそんな感じである。
(そういうことにすればなんだか価値がある記事のように思える)
ウォシュレット、ほどほどに使っていこう……!!