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部屋で虫の存在に気付くとテンションが下がるので、正体を調べてやわらげる【わからないから怖い】
なんだか暑くなってきたが、それと同時に虫たちも凄まじい勢いで数を増やしている今日この頃。
我が家の周辺のクモたちが必死にそれらの虫を捕らえてくれているとは思うのだが、やはり一部は部屋に入ってきてしまうものだ。
この前なんて蛾ではないデカい羽虫(約4cm)が室内に入って最悪だった。
……しかしこういうとき大事なのは、それがなんなのかを調べることだ。
要するにこれは、”わからないから怖い”というやつである。
正体がわかれば恐怖も薄まり、嫌悪感も落ち着く……気がする。
ということで少し調べてみると、この蛾ではない何かはヒゲナガカワトビケラということが判明し、長野県民(の一部)が食べているざざむしのひとつだとわかった。
こうやって正体がわかるとなんだか多少マシになるし、「ここが長野じゃなくて良かったな」という謎の感情を抱くくらいの余裕が出てきた自分がいる。
やはり正体を調べるのは大事なのだ。
ざざむしの話はともかくとして、自分は就寝時はマットレスで横になり、同じくMacBookAirを横倒しにして動画を流しながら寝る人間なわけだが、
最近画面の明かりに引き寄せられてやってくる羽アリをやけに見ることに気づいた。
しかも1度や2度ならまだしも、もう3日続けてなのでこれはよろしくない。
なにより、家に出る羽アリというのはちょっと問題な場合があるのだ。
その羽アリが、実は『シロアリ』だったりする可能性があるから。
家を崩壊させるというシロアリ。
そんなものが湧いているなら一大事ということで、しっかりと正体を掴んでおくとしよう。
そんなわけで、部屋を真っ暗にしてライトをつけて、就寝時の状況を再現したところ、速攻で1匹やってきた。
申し訳ないが観察のためマステで捕獲させてもらう。
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ふむ……なんだかめっちゃ弱そうなアリだ。
そしてこの観察の時点でもうシロアリの線は消えたと思っていい。
シロアリは寸胴な体なので、こんなくびれは存在しないのだ。
……では、この画像をGoogleレンズにかけてみよう。
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すると触角の黒さからして、オオハリアリのオスであるっぽい事がわかった。
オオハリアリはちょうど6月から9月にかけて結婚飛行を行っているようなので、外出から戻った際に服についたまま連れ込んでしまったのかもだ。
そしてどうやら、彼らはむしろシロアリを捕食するとのこと。
(ま、まさかの味方だった?)
いや、オオハリアリは人を刺す上に微妙に毒もあるそうなので、あまり一緒に居たいものではないか……。
(なおオオハリアリのオスは、アリの中でもトップクラスで過酷な運命が待ち受けているらしい)
さて、見事正体が判明したことで変な恐怖感は消滅したとはいえ、家の中で女王アリと出会って大繁殖されても困る。
今後は適切な対応を取らせてもらうとしよう。
我が家には魚もいないので、プシュッとやることで一部屋にいきわたる系の薬剤が使えるのだ。
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でもこれ、なんか自分にもダメージが入る気がするのは気のせいなのだろうか?(なんだか呼吸器系に明らかに影響があるような…)
それでも強い味方ではあるので、虫に悩まされる今後の季節にはこれらに頼るとしよう。
そんなわけで、謎の存在に遭遇したら恐れずにちょっと調べてみることをおすすめする。
もしかしたらそれで恐怖が興味へと変わるかもしれない。
(無理なのもいるけど…)
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