【つながる旅行記#316】まずは観光案内所で高知の情報収集!!【龍馬伝】
前回は長い移動時間を終えて高知駅にたどり着いた。
始めての高知にワクワクしつつ、次の日の朝がやってきた……!
さて朝になったは良いものの、実はろくに旅行計画を立てていない。
とりあえず高知に行けば何かあるだろうという算段だったのだ。
というわけで、まずは情報収集である。
観光案内所にGO!!
中に入ると、謎のイケメン集団に紛れ込めるパネルがあった。
どういうことなの……?
どうやら彼らは土佐おもてなし勤王党というらしい。
お城とかでもコスプレをした案内役の人が最近は増えてきたが、そんな感じで彼らも高知のアピールをする人たちなのだろう。
しかもなかなか歴史があるらしい。
(いつの間にか勤王党から海援隊になってる)
それはともかく観光情報である。
この土佐名所立体図会を見ながら高知を知っていこう。
どうやらそれぞれの市で有名なものを立体化してくれているようだ。
なかなか手の込んだ展示で、他では見たことがない気がする。
水曜どうでしょうで盛大にスルーしたことで有名な金剛福寺のある足摺岬。
ここで有名なのはジョン万次郎とのこと。
たしか凄まじい人生を送った人だと聞いた気がするので、なかなか興味がある。
見た瞬間、「あっ紋別で見たやつ!」と思ったのがこの足摺海底館だ。
ここは海の中の様子を建物内から観察できるらしい。
なお、画像を見返したら全然紋別で見たやつじゃなかった。
しかしこうして見ると、それぞれの地域が何かしら独自のものを持っているんだなと思う。
自分の生まれた地域にはこうやって誇れるものってあったかな……?
そして馬路村を発見。
舞鶴でのパンクアクシデント回で飲んでいた馬路村の水だが、馬路村って高地県にあったんだな……!
そしてまさかの再現された家が観光案内所の中にあった。
これは龍馬伝で使われたセットとのこと。
おお……! ジオラマもあるぞ!!
いいねぇ……!!
しかし正直なところ、自分は幕末の歴史は正直詳しくない。
岩崎弥太郎なんかは旅行で触れた日本郵船関連のおかげで少しは知っているものの、幕末は戦国時代と比べたら明らかに勉強不足だと感じている。
……でもなぜだろう、この後藤象二郎に関しては既視感が凄い。
夢の中で逢った、ような……
まあそれはともかく龍馬家のセットを拝見するとしよう。
自分は人がかつて住んでいた家を見るのが好きなので、こういう再現されたセットを見るのも楽しいのだ。
中には様々な龍馬エピソードが学べる展示もある。
思えば幕末知識が欠けている自分としても、高知といえば坂本龍馬だった。
こういうセットって、歴史考証もしながら作らなきゃいけないから相当手間がかかってるんだろうな……。
制作した人たちの大変さを思う。
展示を見ていたら、まさかの龍馬のブーツがあった。
えっ、あの時代の人ってブーツ履いてたの……?
なにせ日清戦争の頃もわらじを履いていたというのを知っているので、幕末時点でブーツを履いていた龍馬には驚きだ。
彼は進んだ価値観を持っていたんだなぁ。
そんなわけで、観光情報というか龍馬伝情報をしっかり手に入れた。
……うん、ちょっと追加で博物館に行こうか!!
まあ新しい場所に来たら博物館に行くのは自分の旅行では鉄板である。
今回の旅でもあれこれ学んでいくとしよう。
「土佐勤王党結成150年」を記念して建てられたという3志士像に見送られつつ、高知の街へと繰り出す。
いったいどんな旅になるのだろうか……!!
……なお、この銅像が発泡スチロールで作られているレプリカだと知るのは、まだまだ先のお話である。
次回へ続く……!