【つながる旅行記#223】東京都レンジャーと高尾山もぐもぐ下山記
前回は高尾山のふもとの店を満喫しつつ、6号路のシャガがすごかった。
では山頂にも着いたことだし、ビジターセンターへ寄ってみよう。
中に入ると『東京都レンジャー』がお出迎え。
レンジャーといっても戦隊モノではなく、自然環境を守る真面目なレンジャーである。
大都会として名高い東京都だが、多摩地区や小笠原等も含まれるため、実は面積の36%が自然公園に指定されている。
なので比率でいえば、東京は滋賀県に次いで2番目に自然公園が多いのだ。
(大都会なのに自然まであるだと……!?)
なおその比率を増やしている多摩地区の編入の歴史に関しては、長くなりそうなので今は語らない。
……と思ったけど東京都庁公式noteで普通に説明してたので貼っておく。
読もう!!
東京都レンジャーのザックには倒木などを切るためのノコギリや、要救助者のための救急キット、自分用とは別の水筒1Lなど多岐にわたる。
結構な重さ!!
そんな東京都レンジャーは小笠原地区のレンジャーを募集中とのことなので、興味がある方は応募してみよう!!
さて、高尾山知識をあれこれ入手したところで、大見晴台にでも行こう。
天気はあんまり良くないけど。
ここからは富士山も見えるらしいのだが……やはり今日は見えないか。
というか今まで3回ほど高尾山に来ているが、なぜか自分はここで富士山を探してこなかった気がする。
富士山は大好きなはずなのだが……不思議だ。
なお、Xにて良い感じの富士山画像があったので載せておこう。
晴れていればこんなふうに見える↓
そしてダイヤモンド富士も見えるらしい。
それでは山頂も楽しんだし、下山しよう。
下山道には、あえて舗装された1号路を選んでみる。
いやー、歩きやすいこと!!
最初に苦労しておいて、帰りにこうやって楽な道で下山するのも良いな。
登りで1号路を使用した場合には、「早く山頂へ行かないと!」と焦ってしまっている自分が居た気がするが、下山の1号路はなんだか寄り道をする余裕に満ちている気がする。
そして余裕のあまり、今までスルーしてたサル園にも寄っちゃうのだった。
なお、高尾山にもかつては野生のサルが居たらしいが、それは明治くらいまでの話で、このサル園のサルたちは島根県から一群をそのまま移植したものだという。
サルも山からいなくなっちゃうことがあるんだな……。
とか思ってなんとなく調べたら、ヤマップの登山記録で「高尾山にサルが居ました!」と写真つきで紹介されてたりするのでもうわからん。
あくまでもいなくなったのは群れだけで、群れてないサルは普通にいるということなのか……?
身を寄せ合うサルたち。
毛がもふもふしていて非常によい。
……さて、サル園には野草園も併設されているので歩いてみよう。
なんだか見たこともない植物がいっぱい生えている。
こういうのが普段山を歩いていても全然目に入って来ないのは、知識不足だからというのもあるのかもしれない。
知識をしっかり入れた上で山に入れば発見も多そうだ。
高尾山からはスカイツリーも見えるらしい。
今日の天気でもいけるか……?
もぐもぐむしゃむしゃ……
1号路での下山、最高かも……!
余裕のあまり食欲が開放されたらしく、そこら中の店で買い食いを始める自分がいた。
なんかもう確実に登山で消費した以上のカロリーを摂取しているが、そこは気にしてはならない。
そんなわけで久々の高尾山登山は、圧倒的エンジョイ勢で終わった。
やはり高尾山は良い山だな!!
なお、雨でぬかるんだ道を歩いた泥まみれの登山靴も、靴洗い場のおかげでなんの問題もない。
こりゃ都会の人らがリピートするわけだよ……!
そんなわけで、東京観光はこれで終了。
久々の大都会東京だったがとても満足のいく旅行になったと思う。
まあ気づけば大都会以外の部分を満喫していた気がしないでもないが……?
ここは「新しい体験」と「経験済みの体験の掘り下げ」の両方が達成出来たからOKということしよう。
一度行った場所も、改めて訪れるとなにかしら発見があるものなのだ。
こんな感じでずっと旅が出来ればいいなあと思いつつ、次回へ続く……!!