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【修理】崩壊していたヘッドホンをどうにかする【MDR-100ABN】

自分は5年前に買ったノイズキャンセリングヘッドホンを未だに家で使っている。

元々は新幹線などの長距離移動の際に動画や音楽を楽しみたくて買ったものだが、ノイズキャンセリングは家での洗い物のときにも最高だと気づいてからは普段遣いでも活躍中だ。


……でもあるとき気づいた。


「謎の緑の欠片」がばらまかれていると。


ボロボロ…
ボロボロ…

そう、5年の歳月はしっかり素材を劣化させていたのだ

そのせいで装着のたびに緑の欠片が剥がれ落ち、耳やら頭に付くのである。


さすがにこのまま緑の欠片に悩まされる生活は問題だ。

ここは大人しく交換しよう。


そういうわけでアリエク(AliExpress)でカメラの液晶と一緒にヘッドホンの交換部品を頼んでおいたのだった。

もちろん純正ではないのだが、その分安い。

価格はヘッドパッドとイヤーパッドを合わせて1200円くらい。

Amazonだったらイヤーパッドだけで1500円以上かかるので、やはりAliExpressは安いなと実感する。

とはいえ見比べるとちょっとだけ色が違うなどの違いもしっかりある。

まあそこまで気にならないレベルではあるけど。


なんにせよ緑の欠片だらけになる今の状態よりはマシなので良しとしよう。



そんなわけでさっさと取り外していく。

交換を前提にしている設計なのか、すごく簡単に外れた。

画像ではわからないと思うが、やはり純正品と互換品では違いがある。

触ってみると純正のほうが明らかに弾力があって分厚いのだ。

……まあ実際使っているときには気にならないのでいいんだけど。

交換完了。

それでは頭が当たる部分もこんな感じでささっと交換してしまおう。


頭の部分は3Mテープで貼り付け。

まあ使うときには常に頭で押さえている場所だし、それでいいのか。

剥がしていくとコードが見えた。


そして『12/1』らしきペン書きも発見。

よく中国製ガジェットの分解でこんなふうに記載があるのを見るが、このヘッドホンはマレーシア製である。

ソニー製品はわりとマレーシア製が多いそうだが、マレーシアもこうやって見えないところにペン書きをする文化があるのだろうか。

そしてこのパーツ、明らかに互換品とはモノが違う。

純正品は逆側に反っているのだ。

……ちょっとバラしてみよう。

純正品にはプラスチックの板が入っていた。

互換品はただのスポンジだけなので、やはりちょっと違うらしい。


……まあでも例によって自分の感覚ではさほど気にならないのでOKだ。

~修理完了~



というわけで実質新品みたいになったノイズキャンセリングヘッドホン。

自分は耳栓タイプのイヤホンが駄目なので、ノイズキャンセリングしたいとなるとヘッドホンしか選択肢がない。

なのでこのヘッドホンにはこれからも活躍してもらおう。


しかし5年前に購入したとはいえ、未だに十分すぎるほどバッテリーはもつようで、なかなか優秀だ。

そしてこの前のカメラの液晶交換もそうだが、こうやって自分で修理できるのも良いなと思う。

AliExpressという強い味方(?)も出来たことだし、これからは簡単に捨てたりせずに、直せるものは直して長く使っていきたい。


人に頼るのも大事なことだが、自分でどうにかできることもまた大事だ。

あれこれ試していかねば……!


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