東京ゲームショーへ行ってきた(VRで)【TGS2022】
東京ゲームショー、略してTGSはゲームの祭典だ。
かつて一度だけTGSのために幕張メッセへ行った事があるが、上野の花見よりヤバい人混みで速攻気分が悪くなり、まさかの数時間で帰ることになった。悲しい思い出である。
そんなTGSにリベンジだ。
そう、VRで。
今回のTGSは現実の幕張メッセでやる以外に、VR版もある。
もちろんコンテンツの量は現実のほうが圧倒的だけど。
ちなみに期限はまさかの9月18日までだったので、今日必死に回った。
こういう制限時間ギリギリになることがあまりにも多い人生である。
ちなみにVRと言っても、PCの画面上でも楽しめる。
自分は臨場感が欲しくてQuest2で楽しむことにしたが、コンテンツを見るだけならPCでも全然問題はない。
チュートリアルを抜けると……。
TGSのVR会場に到着!
この立体感は二次元の画像ではお伝えできないのがもどかしい。
このVtuber(おめがシスターズ)の動画のおかげでTGS VRの存在をギリギリで知ることが出来た。
いやはや危ないところだった。
ホームから別のエリアへ移動してみよう。
!?
!?
!?
謎のイケメン軍団がそこには居た。
明らかにこの世界観の中では異質な解像度を感じる。
これは他よりも相当多いポリゴン数だろう。
ファンにはたまらない。
しかしFF7リメイクは5年以内に次のバージョンが出てくれるのだろうか…
こういう作品を見ると、やっぱりVRで美術館はありだなと思う。
ズームも出来るし細部まで楽しめる。
人の混雑とかを消し去ることもできそうだし。
(現実の美術館は都心の展覧会ともなると全然まともに見れないから……)
こちらはMyDearestの最新作のコーナー。
VRで精力的にコンテンツを出している日本メーカーだ。
東京クロノスとアルトデウスはプレイしたので、最新作も買うと思う。
ただ、3部作らしいので全部出たらにするかもしれない。
次はコナミのブースへ。
カードに触るとそのカードのモンスターが召喚されるギミックもある。
まさにVRという感じ。
お次はCOVERのhololive ERRORコーナー。
勢いが止まらないホロライブだが、ゲーム化もどんどん増えてきた。
COVERは自社で仮想世界ゲームを作ろうとしているようなので、メタバース方面でも今後かなりの存在感を見せつける可能性がありそうだ。
他のキャラクターと違って、このときのそらちゃんは3Dモデルで「アハハハハ!!」と笑ってくるので普通に怖い。
スポンサーらしく、エリアのあちこちで見かけるZONE。
このマスコットキャラクターは近所のドンキでもよく見かけた。
目元でわかるが、先程のMyDearest作品でもおなじみのLAM氏の絵柄だ。
そしてなぜか環境省。
そしてPOLO。
そういえばとアバターの靴を見るとPOLOだった。
スポンサーだったようだ。なんだか意外。
UCCもあった。
つながる旅行記の神戸回でUCCを紹介できるのは何年後になるのだろうか。
お次はコーエーテクモブース。
最近のアトリエシリーズを人気作に押し上げたライザちゃんがお出迎え。
なんだか良い感じのリラックス空間が広がっていた。
もうこの部屋の時点で自分の部屋より広い。
更に奥へ進むと錬金ルームが。
こりゃいい仕事場だわ……。
天井も高いし、開放感に溢れている。
こんなところで仕事できたら最高だろうな……。
更に進むと仲間との団らんを楽しんでそうなスペース。
この部屋も自分の部屋より広くて震える。
そして実はまだ部屋がある。
いやどんだけだよと思いつつ、VRだったらいくらでも部屋作れるんだよなと気付き、将来的にみんなバーチャルで過ごしてそうだなと思えてきた。
最後の部屋は、しいて言えば勉強部屋だろうか。
ああ、ヤバい。住みたい。
なぜ自分は狭い部屋でPCの熱気に当てられながら記事を書いているのか。
そんなことを思いつつアトリエを出る。
そんなアトリエシリーズは25周年を迎えた。
数多のゲームが消えていった中、25年続いているというのは素直に尊敬できることだ。
さあ、次のエリアへ行こうか。
いやどんだけライザいるんだよと。
次はコジマプロダクションブース。
茶色い岩の空間からの突然の白い空間を進むと……
迎えてくれたのは『ルーデンス』。
コジマプロダクションのキャラクターだ。
最初聞いたときは、あまりにも斬新な会社のキャラに衝撃を受けたのを覚えている。ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)が由来らしい。
「今後は遊ぶことが人間の仕事だ!」なんて話も聞こえてくるようになった世の中だが、さっさとそうなってほしいもんである。
こちらも先程のFFに負けず劣らずのポリゴン数を誇っていそうだ。
先へ進むとデス・ストランディングでおなじみの部屋とアイテムが並ぶ。
自分はメタルギアソリッドシリーズはプレイしてこなかったが、デス・ストランディングで小島秀夫氏の作るゲームの世界観にすっかりハマってしまった。
次回作もきっと購入することだろう。
さて、かなりのコンテンツを見てきたわけだが、
まあその、正直に言おうと思う。
マジで気持ち悪い。(体調的な意味で)
そう、VR酔いである。
実はコジマプロダクションを見ていた段階であくびが止まらなかった。
これは酔っているということである。
VRにはいろいろな体験の方法があるが、今回のこのTGS VRでは、自分はスティック操作で動くという方式を選択した。
ワープ方式などとは違い、まさに自分で移動している感が強い方式なので、世界は臨場感たっぷりに楽しめるのだが、自分はこの方式だとかなり酔う。
「視覚情報では動いてるはずなのに、”内臓の移動”などの変化がないので違和感が発生し、気持ち悪くなる」とかいう話を聞いたような気がする。
そしてそれを知っていた自分は、酔う方式をただ選ぶなんてことはしない。
実は一計を案じていたのだ。
そう、ステッパーである。
これを使ってまるで歩いているかのように演出すれば、
「ああ、内蔵動いてるしOKやな!」と体が認識して、酔うことはないはず!
そう思っていたのだが……。
どうやらこの結果を見るに、駄目だったようだ。
あとマジで危ないのでおすすめしない。2回バランスを崩した。
VRゴーグルつけながらやるもんじゃない。
そんなこんなで吐きそうになりながら地下へ潜ってファミ通の歴史を見ていく。
初代ポケモンが出た頃のファミ通。
レアすぎる。
歴史ある雑誌だったんだなあ。
創刊号は1986年。
そしてファミ通がファミコン通信の略だったことをここで初めて知る。
なんだか人々が積み上げてきた歴史の重さを感じた。
ゲームの今後にも期待だな!!
ウップ……
あと酔わないバーチャル体験の研究もどうかお願いしたい。