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Youtube要約機能を使ってみる【YouTube Summary with ChatGPT】

2023年も変わらず世間を賑わすChatGPT

マイクロソフトはついにbingにChatGPTを融合させた

Googleも緊急事態だとばかりに会話型AIサービス『Bard』を発表。

「バードてw なんで鳥ww 弱そうwww」

ここぞとばかりに草を生やしまくった自分だったが、
バード(鳥)の綴りは”bird”である。『Bard』は吟遊詩人を表す単語だ。


自分の英語力に震えが止まらない。


自分の英語力はともかくとして、ChatGPTはそりゃもう既にいろんな活用がされている。

その中の一つが、Youtube要約ツールである。

正確には、ブラウザの拡張機能として提供されている。

この拡張機能を使うと、動画の内容を要約してくれる

正確には、動画の文字起こしデータをChatGPTに飛ばして、要約するよう命令するという手順をワンクリックでやってくれる感じだろうか。

試しに以下の動画で使用してみよう。

左上のマークを押せばいいだけ

動画のサムネイルの左上にあるマークを押すと、ChatGPTに飛ばされて処理が開始される。

こんな感じで↓

ろくに改行もされていないので読めたもんじゃないが、最終的にこの内容の要約を返してくれるのでまあいい。

で、要約したものがこちら↓

なるほど。ヤンという人が日本に強制送還されたらしい。


……いやどんな理由で?

なんか一番大事なとこ抜けてない?

そう思ってよく見ると、文字数制限で全文を載せられていなかったようだ。

途中で終わってた

考えてみれば13分延々喋っている動画なのだ。
文字数にしたら相当なものになるだろう。

こういう長尺の動画には向かないのかもしれない。


まあでもこの拡張機能の凄いところは、
文字起こしが速攻で見れることにある。

拡張機能を入れていると、【Transcript & Summary】という項目がYoutube画面内に出現するのだ。

ここをクリックすると……

……こんな感じで動画の内容を文字起こししたものが表示される。

読みにくいのは相変わらずだが、2倍速で見るよりも読んだほうが早い。

で、これを読んでみると、

そもそもパスポートの期限が切れていたのだが、ウクライナ関係の特例措置でその期限を伸ばしてもらっており、その記載方法が怪しまれたのではないか?
あるいは、観光ビザで就労しに来てんじゃないかと疑われたのではないか?等々、思い浮かぶ理由はいくつかあれど、結局よくわからないようだ。

まあよくわからないなら、ChatGPTの回答で十分だったとも言える。

普通に見てたら13分かかる動画だ。
これだったら数分で動画内容が把握できる!

(まあ出演者の顔や声が目当てな場合はまず使わないだろうが)


まさかの倍速厨から要約厨になってしまいそうなこの機能。

世界はあらゆる方法で時間短縮をしようとしているのかもしれない。

もちろん今回のように向いていない動画もあるし、日本語文字起こしが完璧とは言い難いのは事実で、たまに出力に失敗することもある。

だがこれもそのうち良くなっていくことだろう。

そしてこれは英語の動画だろうと関係ない(むしろ英語の方がいい)ので、これが広まっていくと日本人が英語の動画をどんどん消費するようになるのかも……?

世界の動きの速さにビビりまくりではあるが、上手いこと利用していこう。

短いレビュー動画とかなら相性がいいかもしれない。


しかし本当にここ数年の変化はすごいな……!


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