【テザリング】入院している人間が消費するデータ使用量はどの程度かを大公開!【n=1】
新年も相変わらず入院中のaosagiです。
今回は病院の通信環境について語ろうと思う。
病院によってはいまやフリーWi-Fiが存在するところもあるようだが、自分が経験した2つの病院では患者用に開放されたWiFiなんてものは一切存在しなかった。
なので入院患者がインターネットを使用したいなら、自分のスマートフォンやポケットWi-Fiの存在が生命線となる。
そうなると、日々どれくらいのデータ容量を使ってしまうんだろうと恐怖する人もいることだろう。
例えばドコモのahamoで行えるデータ通信量は、現在だと30GB(月額2980円)ないし、110GB(月額4950円)となっている。
(これじゃ足りるわけないだろうなというのが正直な自分の意見だが…)
ではさっそく、入院中に自分が使用した12月のデータ利用量を公開しよう。
なおリハビリ時間以外は基本的にPCやスマホを使用していたので、おそらくはなかなかヘビーな使い方をしている人間だとは思う。
そんな自分の1ヶ月のデータ使用量はこんな感じである!!↓
……というわけで、結果は『329GB』だった。
つまりは一日あたり約10GB使っているわけなので、ahamoだったら3日でアウトである。
(やはりネット中毒者は無制限プランじゃないと入院は無理そう)
もちろんこれはYoutubeやらAmazonの映画を見まくったらそりゃそうなるよねという感じなので、例えば「本を読んだりする時間が長い人」はこんなことにはならないと思う。
ちなみに自分のスマホは、au系の格安SIMであるpovoの『1週間使い放題トッピング×12回分』を使用している。
※(データ使い放題で1ヶ月3700円くらい。詳しくは過去記事へ)↓
過去記事を見てみると、楽天モバイルでテザリングしていたときは20日で100GBの使用だったみたいだが、なにせ楽天モバイルはブチブチ接続が切れまくりだった。
12月に関しては完全にpovoでの通信しかしていないので、かなり安定して通信できたことにより湯水のようにデータ通信をしたことがわかる。
安定性はやっぱり大事だ。
なんだかここまで読んだ感じでは、「月額3700円で安定した無制限通信とか、povo最強じゃん!!」と思ってしまう人がいるかもしれないので一応追記しておくと、povoの回線速度はお察しなので注意が必要だ。(この地域では)
今の病院の環境でいえば、ダウンロード速度はまあまあなのだが、アップロード速度が2Mbpsを切るのでなかなか酷いことになっている。
……いや、ダウンロード速度もわりと酷いか。
お昼や夕方の混み合う時間なんかだと、「みんなのフォトギャラリー」の画像がまともに表示されるまでにもめちゃくちゃ時間がかかっている状態だし。(屋内だと繋がりもしない楽天モバイルより全然マシではあるが)
……そして実は、過去に試した「家のデスクトップPCをリモート起動して、重い処理をやらせる」ということをpovoのテザリングでも試してみたのだが、リモートが遅延地獄でストレスフルすぎて、とても使えたものではなかったりした。
これがうまく行っていれば非常に助かったのだが……。
※(過去の実験はこちら)↓
もちろんこんな速度になる原因は今いる病院が高台にあるからという理由があるのだが、わりとこれまでの実生活でもpovoのつながりが微妙な場面はあった気がするので、格安SIMの弱みはやはりあるようだ。
とはいえドコモの無制限プランである『5Gギガホプレミア』が月額7315円であることを思えば、かなり安く済んで助かっているのもまた事実。
それに自分の地域の回線速度について知れる『みんなのネット回線速度』を見た限りでは、自分の住む地域はドコモに変えてもアップロード速度はさほど良くならなそうなのだ。
都会だとスマホの5GテザリングだけでPCやらなんやらの全てが賄えるなんて話もあるが、そこは本当に羨ましい部分だなと思う。
そんなわけで、あらためて入院中に無制限に使えるSIMがあって良かったなというお話。
こんな使い方でも制限されている感じが今のところないので感謝しかない。
なおpovoはその都度必要なデータ容量を選んで購入できるので、退院したらすぐに1ヶ月1GB等の低料金運用に戻すことが出来るのも良いところだ。
……うん。やはりこの柔軟性はかなり魅力がある。
なんだかんだで今後もメインはpovoで行くかもしれないな……!
えっ?
「私の居る病院はスマホの電波が全然入らないんですけど…」って?
・・・
が、頑張って耐えよう……!!
(自分はネット環境無しの入院は絶対無理だっただろうな…)
テレビを見ることも有料な入院生活。
SIM選びも大事だが、病院選びも大事だなと思う自分なのだった。