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『インカコーラ』が飲みたくて…(あとルートビア)

孤独のグルメを読んでいる。

最近新しく電子版になったようで、ちょうどいいから買ってみたのだ。

なんでおっさんがご飯食べてるだけなのにこんなに面白いんだろう……。


もちろんこの作品との最初の出会いは、ネットミームの「モノを食べる時はね…」「それ以上いけない」のシーンである。

呉さんバッジ


今では孤独のグルメのドラマ版も驚愕のシーズン10まで続いているし、すごいコンテンツだ。

で、読んでたら漫画の中に出てきたのである。

『インカコーラ』が。


インカコーラ……?

聞いたことがない。

一体どんなコーラなんだ……?

インカコーラは黄色…いや、金色のコーラらしい。

水の代わりに飲むのか……


へえ。


おもちゃっぽい味がするらしい。

……いやもう気になって仕方がない。


さっそく検索したところ、輸入食品の店に置いてあるようだ。

近くのイオンにはカルディが入っている。向かおう。


・・・

無かった。


がーんだな…出鼻をくじかれた。


仕方がないので、お高めのもう一つの輸入食品の店へ。


あった。


これは完全に漫画の中に出てきたのと同じ缶だ。

さて、どんなもんかな……!


すまない。

ラーメンが食べたかったので作ってしまった。

職業訓練校時代の思い出の味、「喜多方ラーメン坂内」の冷凍食品が発売したので大量に買い込んでいるのだ。

べらぼうに美味いかというとそんなことはまったくないのだが、毎日食べられる味って感じで当時は通っていた。

この冷凍食品バージョンはめちゃくちゃ簡単に作れるし、普通に店の味がするので、もはや店に行く必要がないんじゃないかと思えるこの商品だが、イオンからすぐに消えてしまった。

もうこのラーメンの補充はできない。悲しい。


……いやそんなことよりインカコーラだ。

注いでいこう。

これは確かに……金色だ。

では味をチェックしよう。


(ゴクッ…)


・・・


ほう……?


甘い……? いや、でもさっと消える甘さだろうか。

後味に確かにおもちゃっぽさというか、ドクペのような風味を感じなくもない。

炭酸に関してはコーラよりかなり薄めだ。
自分は炭酸が強いのは嫌いなので、こっちのほうが良いかもしれない。

ん? なんかちょっとだけ酸っぱさもあるか……?


……だめだ。ソムリエじゃないのでうまく言語化が出来ない。

まあでも一つ言えることは、ペルーに行って水代わりにこれを飲むことになっても問題はなさそうだなということだ。

コーラとインカコーラのどちらを水代わりにするかと言ったら、インカコーラを選ぶ気がする。

インカコーラ、良いじゃないか。



さて、せっかく輸入食品の店に行ったので別のあれこれも買ってきている。

その一つがルートビアである。

沖縄に行くと飲めるらしいこのルートビア

世間では「湿布の匂いと味」「クソまずい(直球)」なんて言われているルートビアだが、実際に自分で飲んでみなければわからない。

今年はできれば沖縄にも行きたいのだ。
いざ沖縄で現地民との食事になった際、ルートビアを飲む可能性だってある。

事前にルートビア耐性を知っておくのは大事なことだ。

コップに注いだ感じでは、コーラみたいな見た目をしている。

そして確かに香ってくる湿布臭


さあ、味はどうだろうか……


(ゴクリ…)


・・・


ふむ……。


飲める。


炭酸はインカコーラよりも強い。
そして甘さは……普通?

湿布臭に関しては、もちろんしっかりと感じられる。
しかし正直なところ、「クソまずい」なんて言うレベルでは全然ないように思う。

……ああそうだ、
これはルイボスティーの別バージョンみたいなものなんじゃないか……?

自分はラーメン屋の一風堂に行ったときに出てくるルイボスティーがあんまり好きではない。あの香りがどうにも苦手なのだ。(飲むけど)

なんだかルートビアはルイボスティーと同じような、飲み物としての違和感のようなものを香りから感じる。(ルイボスティー好きの方に喧嘩を売るつもりはないよ!?)

でも先述したようにルートビアは飲めるレベルではある。

やっぱり世間のレビュアーは過剰に言って注目を浴びたいだけなのか…?
(あるいは自分の味覚が死んでいるのか)


まあでもこれなら沖縄に行ったときにルートビアに遭遇してしまっても、特に問題はなさそうだ。

それにこの湿布のような香りも、暑い地域においては清涼感を増す要素として機能しているのかもしれない。

やっぱり自分で経験してみないとわからないものだ。特に味覚は。



漫画をきっかけに新たな体験が出来た。
こういう行動力を生み出してくれるのが漫画のもつ力だ。

そしてnoteのように発表できる場所があると、それは更に加速する。

経済を考えたら、SNSの存在は相当貢献していることを今更実感した。


というわけで、皆さんも是非一度ご賞味あれ。


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aosagi
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