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KindleOasisを使ってみたよ!!【風呂読書】

以前、Kindleの端末が多すぎる問題について記事を書いた。

まったく、この端末の多さは本当に勘弁してほしいものだ。

長い時間をかけて調査した結果、KindleOasis(第3世代)という端末が良いだろうという流れになったのだが、この端末は2019年に発売したもの。

残念ながら性能や端子、ストレージの容量を考えると、最終的な結論は『新型機を待ったほうが良い』ということになった。

KindleOasisの位置づけはハイエンドモデルだが、4年前のハイエンドなんてもはやハイエンドとは呼べないのである。

てなわけで、今年新型が出ることを祈るとしよう……。


・・・




負けました。(物欲に)


KindleOasis(第3世代)、購入。

いやほら、あんな長い記事を書いてる時点で、
買う気が9割の状態なんだよね。

なんだかもう毎日Kindleのことが頭の片隅にあるのだ。(恋?)

……さて、「新型を待て」とか前の記事で言っちゃった手前、
買ったら何言われるかわからないと思った人間が思いついた言い訳は……

「中古なら許されるんじゃないかな……?」


……である。


ちなみに怪しい通販サイトでガチの詐欺に遭いそうになったので、みなさんは安易に値段表記に騙されず、まともなショップを選ぼう。

とはいえ今の世の中は一見すると大手ストアに見えるが実は詐欺サイトという恐ろしいものが溢れているので、細心の注意が必要だ。

明らかに他のサイトと比較して安すぎたら、疑った方がいい。


……ではさっそく開封していく。

いやまあ中古なので思いっきり開封済みなのだが。

おぉ……!


これが人間工学に基づいたデザイン!!

実際に持ってみるとたしかに引っかかりが良い感じだ。


はっ……!!


画面を見て、あることに気付く。

おいおい……これはまさか……!!

”保護フィルムが貼ってある”だと……!?


中古最高!!


(これで1000円浮いた)


起動してみたところ、残りバッテリーは8%

初期化についてはしっかり行われているようだ。

じゃあ充電していこう。

MicroUSB端子で。


そこがほんとになぁ……と思いつつ、PCにつなげて充電してみる。

フォルダが表示されたので、自前のデータを追加したりも出来そうだ。

12月23日に初期化したのだろうか
空きは27GB 

1時間PCに繋げておいたら、バッテリーが44%になっていた。
最初が8%だったので、1時間で36%回復

バッテリーはそこそこ補充できたので、
WIFIにつなげてあれこれ設定を始めることにする。

すると……!

まさかのKindle Unlimited 3ヶ月無料が使えた。

中古でもこれが適用されるとは!

これはKindle端末を買った人は無料でもらえる特典ではあるのだが、中古じゃ無理だろうと考えていたので「3000円貰えた」のと同じ気分だ。

とはいえ、やはり画面表示はスマホやタブレットとは大きく劣るな……。

鮮やかさからは程遠い。

あと色々なアップデートも必要なようだ。
初期化してあるから仕方ない。

一つ一つこなしていこう。

それが終わったら持っている本をどんどん本体にダウンロードしていく。

そしてめっっっっっちゃ操作性にイライラする。

最初に文字入力をした時点では、「意外とサクサク反映されるぞ!」なんて思っていたが、ドラッグ操作に関してはもう褒めようがない

この操作性で本を探して購入ってのはしんどいぞ……。

どうやら購入はスマホやPCで行って、それをKindle専用端末にダウンロードするというのが無難そうだ。

キミまだ電子化してないよね?


また、一部コンテンツが使用できないこともあった。

まあ正直意味がわからないが、仕方ないので諦めよう。

(読書専用端末とは一体……?)

そんな感じでひたすらダウンロードをしていたら、
バッテリーがえげつない減り方をしていた。(44%→14%)

しかしこれは電子ペーパーの省電力性能とは関係がない。
これだけの量をダウンロードすれば、電池は減って当然なのだ。


……。


さて、今何をしているかというと、端末を再起動している

なぜかというとフリーズしたから

ダウンロードしまくりの最中に本を読んだせいで固まってしまったのかもしれない。

この端末に過剰なマルチタスクをさせるのは控えたほうが良さそうだ。


そういえば使っていて驚いたのは、Wikipediaが見れたことだ。

見れるの!?

もともとスマホ等のKindleアプリには、オフライン辞書Wikipediaへ飛ばす機能が備わっているのだが、ブラウザ機能がないであろうこの端末ではwikipediaへのアクセスは出来ないものだと思っていた。

まあなんかちょっと表示がおかしいし、文字も読みやすいとは言い難いが……。

そしてバッテリーが10%になり、警告が出てきた。

めっちゃでかい表示でアピールしてくる。

なんとなくマイライブラリに戻ってみると……

11%

バッテリーが回復した!?


そして回復したせいでまた表示が出てくる!!

(いやがらせか?)

素直に充電しよう。

今度はPCじゃなく、ちゃんと充電器経由で。

充電器だと30分で65%になった。つまり55%回復。

電池消費は電子ペーパーなのでかなり少ないらしいし、充電速度はこれだけあれば十分かもしれない。

さあ、いよいよ風呂読書だ!!!


ちょっと怖いから一応マステを……

準備完了。


ジップロックにスマホを包む生活
はもう終了!!


~入浴中~


というわけで、風呂読書をしてきた。

まさかの2時間。


追い焚きなんて存在しない賃貸の風呂なので、お湯も冷めた

びしょびしょ

こ、こんな扱いしちゃって本当に大丈夫なのだろうか……?

でも中古だから雑に扱うことに抵抗がなくてむしろ良かったかもしれない。


使い心地に関しては、やはり物理ボタンがあるのは最高だった。
そして右手と左手どっちでも使えるのも非常に便利。

やはりよく考えて作っている製品だ。

バッテリー消費は……2時間で14%……?

け、結構減るねぇ……?


いや、裏でなにか通信してたとか、
中古でバッテリーがヘタっている可能性もある。

これは今後使用していく中で結論を出そう……。


最後に、スマホとの表示の比較をしておこう。

左:KindleOasis、右:スマホアプリ
KindleOasis
スマホアプリ

単純に、Kindle端末は色が薄め。

貼られている保護フィルムがノングレアっぽいのでその影響もあるのだろうが、スマホでの表示を知っているとちょっと違和感がある。

これが目に優しい効果を生んでいるんだと言われたら「それならいっか…」となるのが自分ではあるが。

KindleOasis
スマホアプリ

まあでも全然読めるし、画面切り替え時の暗転も許容出来る範囲かも。


だがカラーに関しては、もちろんKindle端末には厳しい。というか無理

画集などの閲覧用途には完全に不向きだ。

左:KindleOasis、右:スマホアプリ
KindleOasis
スマホアプリ

そして使っている中で思ったのは、やはりサクサクした挙動とは程遠いということ。

これは電子ペーパーの表示速度がどうとかじゃなく、
単純に本体性能由来の問題だと思う。

普通に本を開くだけで、「本を開いています…」という表示が出て、1~3秒後くらいにやっと読めるようになるという挙動はちょっときついものがある。(もちろんスマホアプリなら即座に表示される)


……ふむ。


これはつまり……


「新型を待て」ということでは……?



過去の自分の慧眼に震える。

一体自分はなにをやっているのだろうか。

誘惑に負けた末路がこれである。


いやしかし、Kindle Unlimitedの3ヶ月無料特典は手に入ったし、
この32GB・広告なしのKindleOasisなら2万くらいでまた売れるのでは……?

それにこの端末での風呂読書の気軽さが素晴らしいのは確かだ。

スマホの読書では本に出てきた事柄を即座にYoutubeで検索し、その後ずっと動画を見るなんてことばかりだったが、Kindle端末はそれが出来ないので本に集中できる

(まあ湯船にお湯を張ること自体が稀ではあるが)

あと、寝室にスマホを持ち込まず、これで読書をすることで睡眠導入も良い感じになるかもしれないというのもある。

結論を出すのはまだ早いかもしれない……!


この記事を見て皆さんがどう思ったか、これからどうするかは個々人で決めていただきたい。

続報は追って報告する……!



・・・


しないかもしれない……!!



【追加報告】


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