いまさら地球防衛軍4.1をやったけどさぁ……!【オブジェクト探訪】
地球防衛軍6が一段落し、封印をした。
まだまだゲームとしてはやることは山ほどあるが、それをやっていたら時間がいくらあっても足りないからである。
地球防衛軍は高難易度攻略になると、一瞬のミスで全てがやり直しになるストレスゲーと化してしまうので、精神衛生上もよろしくない。
封印は妥当な選択だった。
しかしなぜだろう。
自分は今、地球防衛軍をプレイしている。
しかも5ですらなく、”4.1”を。
なんか昔安売りの時に買ってたらしくて……へへへ。
意志の弱さに震える。
ところで「4.1ってなんだよ」と思う人もいると思う。
シリーズものでそんなわけのわからん数字はまず聞かないからだ。
地球防衛軍4.1は、4に少し改変を加えて出したナンバリングである。
「PS4用に、過去作の4を色々調整して生まれ変わらせました!」
……と言えば聞こえはいいが、はっきり言ってアップデートでどうにかなりそうな内容をフルプライスで売るための方便だったともいえる。
地球防衛軍6が「こんなもん5.1だ!!」と叩かれたのもこれに由来する。
そして実際プレイして思う。
これは今プレイするのはきつい。
あれほど修正点を挙げた地球防衛軍6が神ゲーに思えてくる。
4.1はダッシュもできないわ、アイテム集めの苦痛さは100倍増しだわ、アーマー成長の遅さも変わってないわで酷いものだ。
洞窟ステージなんて暗すぎて何も見えない。
4.1でこれなら、もう自分はシンプルシリーズの頃のような不便極まる地球防衛軍はできないな……なんてことを思う。
こうして見ると、6は順当にプレイしやすくなっていたのだ。
歴史を知ると現代を見る目が変わる。
COTEN RADIOでもそんなことを言っていた気がする。
ここでその表現を使うのが正しいのかはわからないけども。
プレイの快適さはともかくとして、4.1はグラフィック探訪記事を作った5や6とは世界観が違うので、フィールドは今見ると新鮮味を感じる。
河川敷に大きな橋が架かっていて花畑があったり、ベンチがあったりなんかして、「オープンワールドゲームだったらNPCがのんびりしてそうだなぁ」なんて妄想もできる。
そういう意味では楽しい。
なんだか見覚えのない敵がやけにいるような気がする。
そうか、自分がやったのは「4」であって、「4.1」の追加要素は全然見ていなかったのだ。なんだか楽しくなってきた。
いや、やっぱり各要素がアレすぎて難易度easyしか耐えられない。
自分も貧弱になったものだ。
フィールドには、5や6にはなかった中学校や校庭、イオンみたいなスーパーもあったりと、町を巡るのも新鮮な気持ちで楽しめる。
こんな落書きなんかも過去作では建物の壁にあったらしい。
あまり記憶にはないので、昔は今ほどゲーム内のオブジェクトに興味がなかったのかも知れない。
こんな風にポスターもいろいろあったようだ。
さっちゃんのポスターもあった。
5や6では露出は少なめだったが、こんなにしっかりしたポスターが……
いやちょっとまて。
なんだこの既視感は……?
まさか、まさか……!!
……調査を開始する。
ワーオ。
めっちゃ最近見た店ばっかりである。
※参考↓
いやいや……
5どころか、この時代のものを6に使いまわしてたんかい!!
おいおいこれはその……マジ……?
思った以上に6って手抜かれてない……?
思いもよらぬところで悲しい気持ちになってしまった。
もちろんオブジェクトの使いまわしは大事なことだ。
製作費だって製作期間だって制限があるのである。
(そして別にこのゲームはオブジェクトを楽しむゲームじゃない)
でも……そっかぁ。
ちなみに4.1はミッション数は89だった。
6は140を越えているので、そういう面ではまあ良いかも。
いやしかし、6は5からの使いまわしステージがあったか……。
さて、全部のミッションもeasyではあるがクリアしたし、
4.1はこれにて封印。
高難易度で武器の収集は……しない。
・・・
まあその……