【つながる旅行記#230】福岡市動植物園巡りを満喫!!【植物園は…?】
では前回に引き続き福岡市動植物園を巡っていこう。
いいなあ、ネコ。
すごく飼いたい。
だが自分には動物の世話なんて不可能なことはわかっているので、こうやって動物園や野良猫に頼るしかないのだ。
ネコ成分をこの機会に全力チャージしておかねば……!
なんだか黒い毛玉がいた。
これはビントロングである。
なんだか近くで見ると結構かわいい顔をしている。
ビントロングには臭腺があり、ココナッツやポップコーンの匂いがするとか。
そう言われてみればそんな匂いがするようなしないような……?
そういえばビントロングはジャコウネコ科なのだが、あの有名なコピ・ルアクは、ジャコウネコの体内酵素などによって生み出されるという。
つまりビントロングも高級コーヒー豆を作れるってことか……?(謎)
なんだかすっごい今更ではあるが、動物園ってネコ科が多い気がする。
やはりネコには人間を引き付けるなにかがあるのだろうか。
多摩動物公園に行った際(#220)にコウノトリについての知識は得ていたが、ここの個体は大坂の天王寺動物園から寄贈されたものらしい。
こうやって色々な動物園を巡っていると、動物園同士で連携していることを実感する。
やはり研究と繁殖のための機関でもあるんだな。
アミメキリンの子供は生まれたときから1.6m以上あるらしい。
(母体への負担がすごそう)
そしてこのキリン、すっかりリラックスモードで草をモシャモシャしているのだが、なまじ首が長いので反芻の様子がめちゃくちゃしっかりわかる。
噛んでいたものが胃に向かって落ちていき、3秒くらいしたらまた胃から口の中に”グググッ”と戻っていく。その繰り返し。
なんだか面白くて長いこと見てしまった。
雨で混雑していない動物園だと、こういう自由があっていい。
さて、この何もないスペースには、以前はシロサイの『ロック』がいたとのこと。
シロサイのロックは平成28年に亡くなってしまったそうだ。
動物園を巡っていると、こういう展示を見ることはたまにある。
だがなんと、自分はロックと5年後に会うことになるのだ。
しかも、東京大学で。
いやまさかそんな出会い方があるとは。
人生はなにがどう繋がるかわからないものだなと実感する。
やっぱり色々見ておくのは大事だなって……。
いや色々見ておくのは大事なのはわかったが、動物をじっくり見すぎてもう16時45分である。
いや『植物園』の方を全く見てないんですけど!?
そう、この施設は動物園だけではなく植物園もあるのだ。
速攻で巡るぞっ!!
完全に時間配分間違えたわ……!
一体自分は何度こんなことを繰り返すのだろうか。
サボテンと多肉植物、見たかったのに……!!
……でもまあ、その分動物をいっぱい見れたしいいか。
植物園はまた来たときのためにとっておこう。
そして動物成分を摂取したあとは、福岡の歴史を知りたくなってきた。
行こう。博物館も。
そんなこんなで次回へ続く!