【つながる旅行記#70】はじめてのワクワク…?江の島巡り part.3 ~恋人たち~
Part.2↓
前回は岩屋でまさかの役小角との遭遇をしたり、珍しい狛犬を見たりと盛りだくさんだったが、今回はいよいよ恋人たちのスポットへ向かう。
龍恋の鐘。
前回を見た人なら察しがつくだろう。
そう、龍とは江の島誕生の伝説で出てきた五頭龍である。
うわすっごい。
こういうのにはもはや寛容になったと思っていた自分だったが、
これは相当な幸せオーラを感じる。
映画の舞台にもなっているようだ。
もちろん恋愛映画など見るわけがないので自分は存じ上げない。
しかしこれらの南京錠も1年で撤去されるのである。
いやでも4月時点でこの量って……。
いつ撤去してるのかは知らないけれども。
そしてこれが龍恋の鐘だ。
恋人たちが打ち鳴らしていく音が時々聞こえる。
しかし凄まじい量だ。
南京錠業者は大儲けである。
こんな景色を見ていると、世の中は本当に少子化なのかと思えてくる。
本当は世の中は愛に溢れているのでは?
自分がそういうものに触れられない環境にいるだけで……。
結局人間は環境に大きく左右されるのかもしれない。
思えば自分も実家に帰ったときは「結婚しなきゃな」という気分にはなっていた。
親が周りの結婚話をしまくるせいかもしれないが。
だが仕事に戻ると「一人最高!!」モードになるので意味は無いのだった。
さすがに恋人たちの幸せ空間に居続けるのはいたたまれなくなってきた。
こんなときは海を見るに限る。
人間は古来より、こうして心を鎮めてきたのだろう。
まあ自分は海の見えないド田舎出身だけど。
海に漁船や仕掛けが見える。
あそこで江の島名物のしらすでも獲っているのだろうか。
ああ、もう桜も葉っぱが混じってきた。
春も過ぎ去っていくのだ。
色々あったが、なんだかんだで楽しさのほうが上回った江の島観光だった。
やはり観光地として人気があるのには理由があるのだ。
島にわたってすぐのところにはちょっとした広場もある。
やはりいい場所だ。
島をあとにして、次の目的地へと向かう
水族館は……また今度でいいか。
(いつ来れるかはわからないが)
まだ時刻は昼である。
さて次は……鎌倉駅だな。
もちろん、聖地巡礼も兼ねて。
次回へ続く…