【つながる旅行記#90】はじめての釧路湿原☆Part.2 建築家☆毛綱毅曠(もづなきこう)
前回は北斗遺跡と再現された住居群を見た。
古の生活に思いを馳せたあとは、現代的な建物を見に行こう。
ここから湿原展望台まではそんなに距離がある訳ではない。
ゆったり歩いて行く。
えっ
ヒグマが出るらしい。
こんな遊歩道で会ったらどうすればいいんだろう。
しかも出たのはあおさぎ広場付近。シナジーを感じる。
まあ平成24年の話なので随分前のことではあるが、北海道はこれがあるから恐ろしい。
本州のツキノワグマも怖いといえばそりゃ怖いが、ヒグマはその比ではない大きさだから……。
そんなヒグマへの恐怖を感じつつ、展望台へ到着。
なんだかオシャレな建物だ。
早速中に入ろう。
中に入ると釧路湿原紹介のコーナーもある。
この「やちぼうず」は写真を撮ってたような気がする。
変な物体だと思ったから撮影したんだろうけど、
まさか30年以上かけて作っていたとは思わなかった。
展示を見ていたら、まさかの釧路湿原が巨大な潟湖だったことが判明。
時の流れは凄いことをするなあ。
そして建築家アピールゾーンがあった。
建築家の名は、毛綱 毅曠(もづな きこう)。
一時期は毛綱モン太と名乗っていたらしい。
彼の作ったこの展望台は、先程のやちぼうずをモチーフにしているそうだ。
内部は「湿原の種子」・「胎内くぐり」をイメージしたという……深いな。
(わからん)
そしてなんと、釧路にある「釧路フィッシャーマンズワーフ」もこの人が建築したらしい。
中はお土産屋と飲み屋みたいな感じだったと思うが、なかなか大きい建物で釧路ではかなり目立つ。これも毛綱作品だとは。
そしてそして、画像はブレブレだが、まさかの「幣舞(ぬさまい)中学校」もこの人の建築物だった。この建物は釧路博物館に行くときに目立っていたのでよく覚えている。
釧路の子供達はアートな建物で学んでいるのだ。
7つのアーチは虹をモチーフにしているらしい。
当初は12本予定だったらしいが、建設費でもめてこうなったという。
12本じゃ虹じゃないだろというツッコミがあるかもしれないが、
虹の色の数は国や文化によって違うからね。
……まあここ日本だけど。
そしてまさかの釧路博物館もこの人の建築物である。
どんだけ釧路の建物作っとんねんという話だ。
自分の生まれた場所にこれだけたくさんの建築物を残せたら、もう思い残すことはないだろう。
さて、ではいよいよ釧路湿原を高みから見ていこう……!
あれは100満ボルト!?
そしてその右にある特徴的な建物は釧路公立大学である。
そう、これもまた毛綱氏による建築物だ。作りまくりである。
いや市街地じゃなく湿原を見ろという話だ。
ふむ……。
よし!
ごはん食べるか!!
(やっぱりまた来る季節を間違えてんじゃないのか……?)
(いやでも仕事の都合だしな……)
そんな事を考えつつイモを食べる。
なんだこの昼ごはん。
よくわからない昼ごはんを食べたところで、次回へ続く…!