良い感じの風景をAI画像生成の力で具現化したい
「midjourney」や「stable diffusion」で今ホットな話題のAI画像生成、みなさんはどう捉えておりますでしょうか。
私はこれまでの記事やプロフィールで公言する通り、ムーブメントも含めて楽しんでいます。
今回はタイトルと見出しの通り、AI画像生成を主にした記事です。
midjourneyによって、「脳内映像の具体化」を試みます。
テーマ:「錬金術師の素敵な本棚」
私は「ハリー・ポッター」シリーズの世界観が好きなヒトです。
魔法や魔法的な生物が存在する幻想(ファンタジー)。
現実にあってもはた迷惑かもしれませんが、幻想である限りは素敵なものだと思います。
今回はハリポタ世界のようなファンタジー観を参考にしつつ、見出しのテーマでprompt(構文)から画像を生成してみたいと思います。
とりあえず考えてみた基本の構文
今回のテーマを直接書き出しつつ、私の脳内の「薬液の香り漂う錬金術師の実験場、書斎」をイメージしたpromptです。
とりあえずこれで出力してみます。
最初としてはいい感じ。
ただこれだと「小道具」の写真であり、「素敵な本棚」の風景とは言い難い。
アングルなどについて指定したりする必要があるかもしれません。
本棚を含めた「全体」を映したい
ということで「全体図」というワードを追加してみます。
おまけに「ドラマティックライティング」も。
個人的に好きな「呪文」なので追加してみます。
ライティングによる空気感はマル。
でもまだ「部屋」を反映してくれてはいません。工夫が必要そうです。
続けて3回目にも挑戦してみます。
もっとヒキの絵が欲しい!
ここで気がついたのは、道具について細かく指定しているから、そこにAIが「注目」している可能性。
なので足し算だけでなく引き算も試してみます。
そして構文は不細工になりそうですがカメラワークの用語も足してみます。
英語のニュアンスが意図と正しいかどうかは適宜検索して見てはいますが、不安。
ヒキの絵にはなりました。
でも「夢・ワクワクを感じさせるごちゃごちゃっ」が足りない!
それに私の理想からすると、もうちょっと古びた内装であってほしい!
もっと子供部屋のような「一見無駄なモノの多さ」を感じたい……。
工夫を凝らしていきます。
!? 急に理想にグンと近づきました!
やはり「ハイファンタジー」、「サイバーパンク」など、世界観を説明する呪文は画面に強い影響を与えるようです。
さらに言えば「16世紀」、「中世」など、時代に触れたのもホコリっぽい空気感の演出に一役買ってくれている可能性があります。
完成しろ! 我が憧憬!
仕上げに入ります。
書斎なのに「本」が少ないので本棚というワードを追加。
そして私調べのメモにあるイイ感じの絵師を召喚します。
出でよ! 「ギュスターヴ・ロドルフ・クラランス・ブーランジェ」!
やりました! ほぼ理想形!
さらにさらに、ここに我が秘蔵の呪文を追加すると!
……あれ? なんか打率下がった?
やはりというかなんというか、盛れば良いってものでもないらしいです。
最後に:完成した画像のギャラリー