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一歩動けば動けるようになる、たぶん

重い重い腰を上げて家事を済ませました。
少しだけど床を拭いて、洗濯して、洗濯物を畳んで、シーツ類を剥ぎ散らかして洗濯籠に突っ込み、食器を洗いました。あと展示物の梱包もしたし、少しだけど小説も書いた。
なかなかに良い、有意義な一日だったと思います。

腰が重く掃除や片づけを後回しにするのは昔からの癖ですが、今日は何が何でも制服を洗濯して明日までに乾かさないといけなかったので、朝の8時に洗濯機を回したのです。
それが良かったように思います。
とにかく一歩、動いてしまえばあとは「ながら仕事」でできるようになる。
洗濯物の山が気になる…でも床が汚い、だから床を拭く。そしたらソシャゲをポチポチしながら洗濯物を畳む。畳んでしまったらそれはそれで床に足の踏み場がない、だからきちんとしまう。
最近ベッドでできる運動というのをちらほらとやっているので、シーツに染みた汗がふと気になる。ので、これはもう本当に嫌々ながらシーツもカバーも剝いで、今は布団の湿気を飛ばしているところ。シーツ類はあとで新しいのをかけ直すのが本当に手間で嫌いなんですよね…。

そこまでやったら、じゃあ他にもやれることあるじゃんってなってきます。今度参加させていただく企画展の作品を梱包して、部屋に溢れた段ボール箱からちょうどいいサイズのものを探し出し、箱詰めするところまでやってしまいました。企画者さんに今さらながらのメールも出した。


部屋はまだぐちゃぐちゃだし、定規とかハサミとかすぐどっかいっちゃうような有様だけど、とにかく最も気がかりだったものたちがきちんと終わりました。
合間合間に長い休憩を挟んでぼんやりしていたのでもう夕方ですが、満足感があって良い一日だったと思います。連休の最終日にやっと抑鬱から這い出てエンジンがかかるようなスロースターターは明日の仕事については考えないように努めているところ。


家事は、とにかくひとつ始めることが大事。
ゴミをひとつ捨てるとか。
コップをひとつ洗うとか。
そしたら、動けるようになるかもしれない。動けないかもしれないけどゴミはひとつ減ったし、コップはひとつきれいになった。
そういう積み重ねが日々の生活をどうにかしていくんだろうなって思います。

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つかさ
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