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オタクとシンプルライフの親和性のなさ

に、ようやく気付いてきたところ。
こんにちは、物多き女です。

オタクといっても色々ありますね。
わたしはマンガとソシャゲと衣類とアナログ絵のオタクです。
わりと蒐集癖があります。


紙で買ってきた本は紙のまま完結まで揃えたい。
ミュージカルや映画の円盤は買いたい。
推しのグッズは(厳選するけど)欲しい。
ゲームをしたいからテレビとPS4は手放せない。
アナログ絵を描いているのでスキャナーは捨てられない。
上記と同じ理由で壊れたプリンターも買い換えたい。
大好きな同人誌はいつでも読み返したい。
服はいろんなコーデを楽しみたい。


部屋がシンプルになる道理がありませんでした。
いえ、もちろんオタクでもシンプルに美しく暮らしている人たちを知っています。わたしがそれに当てはまらないというだけ。
大量に衣類を持っていますが、いわゆる「存在を忘れてしまっている服」というのはほぼありません。どれもこれも、着られる時を待っている服として頭に入っています。
だから一層捨てられないのです。気に入りばかり買ってきたから。
ただオタクグッズに関しては段ボールにしまいこんだままのものが多くあって、でも好きだから処分するには偲びなくてどうしようもない気持ちになっているところ。

マンガとグッズと服と着物に囲まれて、シンプルにはなれなくてもこれはこれで幸せです。
では問題は何か。

部屋が片付いていないこと。それだけです。

何度も何度も自分に言い聞かせてきました。

■床にものを置くな
■テーブルにチラシや広報を置きっぱなしにするな
■ちょっとしか着てない服は所定の場所に置け
■出したものはしまえ
■買ってきたものを放置するな
■テーブルに固定で置きっぱなしのものをどうにかして
■画材や梱包材や絵、グッズの在庫は置き場所を決めて
■潰した段ボールは早めに捨てて
■廊下は物置じゃないよ!!!(大声)

でもわたしは毎日チラシをテーブルに放置し、クッションの上に服を放り出し、冷蔵庫に入れる必要のないものはそこらへんに置きっぱなしにしているんです。
いくらメンタルを病んでしまったからといって、悠々と暮らせるはずのひとり暮らしが実家にいたころより汚いのは耐えられません。実家でも部屋はごちゃごちゃしていたけど、たぶん今よりマシでした。
ひとりになって、グッズの類を買うのに躊躇いがなくなったのも大きいかもしれません。飾る場所があるって最高です(和箪笥の上が祭壇)。でも増えすぎても困るのでこれでも厳選してるんです。本当なんです。


実は「毎日使うもの、すぐ使いたいものはテーブルの端に並べて置く」という自分ルールがあって、薬や病院の領収書を入れたファイル、ハンドクリーム、サプリメント、手帳、シールや筆記用具、ティッシュボックス、ノートPCなどがテーブルに出しっぱなしになっています。
その隙間で食事をしている。
なまじテーブルが広いのでこんな有様なのですが、しまいこんでしまうと薬は飲むのを忘れるし、文具をいちいち取りに行くのが面倒すぎるのでこうなってしまったんです。いつも使うものは手を伸ばして取れるところにあってほしい。
最近そこに絵を飾り始めました。
またテーブルが狭くなった。

これをどう片付けましょう。
極度の面倒くさがりでズボラなわたしの精神をどうしましょう。


とりあえず今考えているのは家具の買い替えです。
ワイドカラーボックスは通常の縦長カラーボックスに、もうひとつの3段のカラーボックスは引き出し付きの棚に買い替えること。
横に長い和箪笥はどうしようもないので、本棚代わりのカラーボックスを縦型にしてスペースを作ろうという目論見です。そして部屋の構造上どうしてもできる隙間にお客さん用の布団を突っ込んでしまう。
本や同人誌、DVDをカラーボックスに収納して、梱包材もひとつの箱につめこんで、自作グッズや自作絵もその周辺に集めます。
できれば見えない収納を目指したいけれど、扉が付いたタイプのカラボは奥行きが狭くなるので同人誌などの規格外サイズが入らなくなってしまうんですよね。
迷うところです。
紙で手に入れた同人誌は、いくらwebに再録されても紙で持っていたい。
だってデータっていつ消えてしまうか分からないでしょう?

オタクの蒐集癖とシンプルな部屋って、とんでもなく相反するもの。
それでもできる限りきれいにしてみたい。
「物が多いけれど片付いている部屋」にしてみたい。
うーーーんまずは床にモノを置くのをやめたい。やめたいんです。
今、昨日買ってきた紅茶やビスケットがショップの袋に入ったまま床に置かれています。これも集めるだけ集めて満足してしまう性質のものです。可愛い缶とか。そういうのをやめたいんです。
買い込んだ同人誌やスケッチブックがクッションに積まれて、クッションが使えないという状況をなんとかしたい。
絵を描くための道具がごちゃごちゃと取り出しにくい状態をどうにかしたい。
やる気というのは待っていても湧いてきません。行動を始めてからようやく出てくるものです。まずは動かなければ意味がない。

でも休日は休日なんだからダラダラした休日がしたい。


ああー…もう…(頭を抱える絵文字)
毎週3日の休日があったら中1日くらいは片付けに使えるかもしれません…


こんな記事を書いたのだから、せめて今日は何か捨てます。
捨てましょう。
「プリンターとか入ってた箱って要る?捨てていいんじゃない?」って、片付けの専門家が書いているのを見かけました。箱、捨ててもいいかもしれません。邪魔だし。
スキャナーもプリンターも使うから箱にしまうこともないし。
PS4も出しっぱなしだし。
捨てましょう。そうしましょう。
今日の片づけは「家電の箱を潰して捨てる」に決定です。
あと掃除もしたい。床を拭くのとトイレ掃除。


オタクは物が多くなりがちです。
映画を観てはグッズを買い、舞台を観てはグッズを買い、クローゼットに入らないほど服を買い、着物を買い、紙の本を買います。紙の本が本当に大好きです。
だったらせめて「きれいに収納された状態」にしたいではありませんか。


頑張りましょう。
がんばります。

とりあえず、スキャナーとPS4の箱を潰しました。


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つかさ
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