大手キャリアは契約するな
※ここでいう大手キャリアとはau、ドコモ、ソフトバンクのことを指す。
まずはじめに、去年の契約内訳が紹介されたページを載せることとする。
先のページを見ても分かるように、携帯料金プランについて大半は大手キャリアを契約している。しかし、そのプランはほぼぼったくりの内容となっており、1G程度の使用でも数千円かかるほどの料金設定なので少量しか使っていないのであれば確実に搾取の対象になる。
月に数百GB使用しているのであれば意味はある。大手は使い放題プランを品質が高い状態で提供しているので、快適な環境で多く利用するという意味でも優秀になる。でも数GB程度の使用であれば無駄に高い金銭を大手キャリアに貢いでいることと同じになる。少量だと損するように設定されているのでぼったくりそのものとなる。加えてカードやら2年返却購入やらの抱き合わせ商法で他社に逃さないようにするための囲い込みを行うので始末に負えない。
月の支払いの平均が載ったページも紹介する。
これを見ると大手キャリアでの契約をしている人ほど非常に高額な料金を支払わされていて、中には1万越えの料金に達している場合もある。
一方で、平均使用量では平均で数GB程度となっている。
平均利用料金と平均使用容量の2つを照らし合わせてみると、明らかにキャリアが提供する料金プランと容量が悪い意味で噛み合っておらず、とても割高なのがはっきりと分かる。大容量使用している人の割合は10パーセント前後と少なく、大手キャリアの料金プランを契約している人の多くは知らず知らずのうちに相手側に搾取されていることは想像がつく。
大手キャリアでの平均となる月1万程度の支払いとすると、年間10000×12=120000となり、12万円の支出となる。一方で格安simの場合だと平均で4000円前後とのことなので、4000×12=48000で年間48000円の支出となる。この算定額を前提として、大手キャリアから格安simへ乗り換えたとすると、
12万円-4.8万円=7.2万円
となり、明らかに大きな額の削減となり、双方の支払い料金に大きな開きが出ていることが分かるだろう。10年だと72000×10=720000となり、格安sim契約だと
72万円の貯金が10年で達成できる
計算となる。
日常生活においては携帯料金は必要性や格安系の知名度の低さ、大手プランの複雑さが重なり搾取の対象となりやすく、知識があるのとないのとでは大きな差がつきやすく、年数が経過すればするほどその差は更に広がっていく。家庭を持っている方であれば特に見逃すことはできず、知っているか否かで収支面で大きな差を生むことにつながるため、まず一度でも携帯料金の見直しを行うことをおすすめする。
ここまで見てみると、改めて大手キャリアの極悪さが分かってくるはず。無知は養分にされるということを教えてくれているのである。