女の怨念か?まちぶせて「待つわ」
「待つわ」あみん 1982年
この曲に関することを徒然なるままに書こうと思う。
この曲を作ったのは、岡村孝子さん。
YAMAHAの「第23回ポピュラーソングコンテスト」のグランプリ曲です。
1982年の年間オリコンチャート、シングル部門1位。
その年のNHK紅白歌合戦にも出場しましたよね。
ポプコンでグランプリを獲るぐらいの曲ですから、
本当に計算されています。
私が特に上手いなあ、、と感じるのは、
Aメロが終わった後の歌詞、心情を語った後に、
「青く広いこの空 誰のものでもないわ」と、
大きな景色に場面転換しつつも心も語っているところです。
心の中をずっと語っていると詞はメリハリがなくなりますが、
ここで少し目線を変えるのが素晴らしい詞ですね。
お二人のハモリも綺麗で、ハモリ女子が多かった記憶もあります。
昭和歌謡の代表曲と言えるでしょう。
さて、石川ひとみ「まちぶせ」という曲がありました。
ユーミンの作詞作曲で、1981年ヒットしたので記憶にある人も多いでしょう。
私の勝手な予想なんですが、
「待つわ」はこの「まちぶせ」をヒントに作ったのではないかと思うのです。
しかし、「まちぶせ」ってタイトル、攻めてますね。
今ならストーカーです。
2番の歌詞にこんなフレーズが出てきます。
待つわ、出てきましたね。きっとヒントにしたと思うな。
曲調もどことなく似た感じだし。
こういう曲の作り方も大いにアリだと思う。
ある曲のアンサーソング的な感じ。
YAMAHAのプロデューサーはよくやるんじゃないかな?
小坂明子「あなた」もポプコングランプリで世界歌謡祭もグランプリだったけど、シナトラの「マイウェイ」とそっくりだったもの。
まあ、そんな勘ぐりは抜きにしても、
この2曲は名曲だと思うし、私も大好きな曲です。
昭和歌謡 素晴らしいー。
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